2012-08-23 18:47:38

竹島密約考 前編

テーマ:政治(外交)


三宅久之オフィシャルブログ「三宅久之の小言幸兵衛」Powered by Ameba-竹島切手 1


日韓基本条約締結時(1965年)、竹島(独島)の取り扱いに困った両国政府が、竹島を事実上棚上げする密約を結んだが、韓国側が一方的にこれを破ったことにより、今日の混乱が生じている。当時の事情をいささか知る者として、経緯をはっきりさせておきたい。

 

竹島は1951年9月、日本がサンフランシスコ平和条約で独立した時、日本が韓国に返還すべき領土とはされていなかった。そこで、これを不満とする反日の李承晩大統領は李ラインと称する国境線を勝手に引き、その中に竹島を入れたことから領有権争いが始まった。1950年代には、毎日のように日本漁船が領海を侵犯したとして、韓国側に拿捕され、死傷者も続出したものである。

 

しかし韓国側では1961年5月、軍事クーデターによって政権を掌握した朴正熙氏が大統領に就任すると、韓国の近代化のために、日韓関係の正常化と日本からの資金の導入を急いだ。これを受けて日本側交渉の窓口は大野伴睦自民党副総裁、韓国側は朴氏の側近、金鐘秘中央情報部長が当たり、日本では交渉経過は逐一外務省に報告され、1962年には大平正芳外相と金氏との間で「大平・金合意メモ」が作成された。ところが間もなく韓国側では金氏が失脚、日本側でも大野氏が死去(1964年5月)、交渉は事実上中断した。

 

 そこで、池田勇人首相は河野一郎国務相に大野氏の後を引き継ぐよう要請、河野氏はこれを引き受けたものの実質的な交渉役として、元秘書の衆院議員宇野宗佑氏(後首相)を指名、韓国側は金氏の兄の金鐘珞氏(韓一銀行常務)が窓口となって交渉、詰めを急いだ。

 

 経済協力は総額5億ドル(無償3億ドル、有償2億ドル)で妥結したが、竹島(独島)の領有権問題は両国の主張が平行線で対立、最後まで残った。そこで宇野、金鐘珞両氏は最終的に竹島問題を棚上げすることで合意、「両国は相互に領有権の主張を認め合い、互いに反論する場合には異議を唱えない」との密約を交わし、この密約内容を日本側は河野国務相を経て佐藤栄作首相(池田首相が病気のため64年の東京オリンピック後退陣、同年11月佐藤内閣が発足)に、韓国側は丁一権国務総理を経て朴大統領に報告され、それぞれ了承を得たという。

 

 日韓基本条約は1965年6月22日に調印されたが、宇野氏は後に私との雑談の中で、当時の苦労話を披露。条約締結後、韓国政府からその労を多として高位の勲章(韓国の修好勲章の一つである光化勲章か?筆者注)を贈られたと自慢気に語った。~後編に続く(24日投稿予定)

*画像は平成16年1月 竹島切手初日カバー

 

 

 

コメント

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9 ■無題

三宅先生のお話は正しい歴史認識のもとに行われているので、とてもよく理解できます。
続きを早く読んで、すっきりとした観点で日本の未来を守りたいです。

10 ■正しい歴史認識

我我の日本政府が教えた教育に
ただ一点の曇りはない
年寄りを敬い
若者を引き上げ
仲間で共存し
女を守ること

一点の曇りはない

新聞・メディア・政府
是が是が国民であり

是は法律
是は憲法
である

11 ■金慶珠さんのこと

初めまして。
宮城県涌谷町の中野 亮と申します。
三宅先生のブログ拝見しています。
領土問題できな臭い昨今、タイムリーな記事で後編拝読を楽しみにしています。

タイトルの金慶珠さんは何なのでしょうか。
田島陽子さんは笑って済ませられますが、金慶珠さんは目に余るものがあります。

レベルの低い事で恐縮ですが、雷親父を知る世代にて三宅先生の見解をお聞きいたしたく、コメントさせていただきます。

12 ■無題

軍事費削減している場合では無いですよね。
棚上げは棚上げ!何の政治的解決でもなくツケが後世に回されただけ。
日本が平和ボケしている間にアジア近隣国は虎視眈眈と準備し機会を待っていただけなのでは!そして今回も無償援助させられ国内ではそれらを政治的解決等と煙に巻く。
日本人は生きていく為に一体、幾ら絞り盗られるのでしょうか?
一部の人間の為に国民の大半はギリギリの暮らしを強いられていく。
ジワリジワリ血の一滴まで搾られる。

13 ■楽しみにしています♪

まだまだ暑い日が続きそうですが
くれぐれもご自愛下さい!

14 ■無題

今、日本人の領土問題の関心のなさには驚きます
領土が奪われることよりも韓流ドラマだのなんだのが奪われる方が大切なんですかね?
今、日本が中国、韓国に対してちゃんとした態度をとらないと後々大変な事になるかもしれないという実感はないのでしょうか

後半更新楽しみに待っています

15 ■日韓基本条約に関する内情を教えていただきありがとうございます。

日韓基本条約の前後にはそのようなエピソードが、あったとは初耳です。後半も拝見させていただきます。

16 ■竹島密約考 前編

親書の返送は宣戦布告、断交を

意味すると思います。


日本政府はぼやくばかりで、日本の国益を

放棄しているようです。


日韓スワップ破棄、韓国国債を買わない、国際

司法裁判所へ提訴、韓国人ビサ復活 等


可能な事を粛々としていけばいいと思います。


竹島密約考 後編が楽しみです。

17 ■無題

なんだかやりきれない気持ちです。
なぜ、当時の政府が毅然とした態度をとられなかったのか? 目の前の大人の事情なのか・・ 
でも、今となっても、悔やまれます・

18 ■色々と勉強になりました。

後編が気になりました。

竹島問題で日本側の国際裁判提訴は韓国側にとって想定内であり、問題視はしていない。

日本は韓国に対して経済的措置をすべきだと思います。

国際裁判提訴も妥当だと思うが韓国に対して経済的措置も妥当だと思う。

19 ■毅然と

三宅先生こんばんは。僕は今報道されている領土問題は2つが原因だと考えています。
1つめは日本が今まで毅然とした態度で自国の領土だと主張してこなかった事。
2つめは鳩山首相の普天間問題で日米間のこじれが世界に流れてしまった事。
これでは日本がなめられて当然だと思うんです。
正しい歴史観と大局に立ち先見性を持って問題を見れる人が必要だと思います。
偉そうな意見を長々と失礼しました。

20 ■勉強になります

1951年サンフランシスコ講和条約と李承晩ライン,1965年日韓基本条約の事は知っていましたが、そこまで細かく人の入れ替わりがあった事は知りませんでした。
後編が待ち遠しいです。

21 ■無題

宇野元首相も、立派な仕事をされていたのですね。

僕が、アメリカで仕事中に、急に総理を退陣し、

当時は驚いたものでした。

領土問題は、中国の登小平とも、先延ばしの、

話をしていますね。

それが今頃、吹き出したのでしょうか。

日本政府は、地下資源開発の着手を、

なぜ、急いで行わないのでしょうか。

それとも、出来ないのでしょうか。

お教えください。

22 ■マシューです

初めまして
その問題ってロシアに対しても言える事だけど、
日本人が北方領土に訪れる事が出来るからロシアには反論しないのかと思います
韓国は大統領の支持が低くなったからといって、日本の特別な時期を狙ってアピールしている感じに思えます
中国(台湾も含む)も同じ想いだと思いますけど、他国が狙っている時期の後に日本に対して問題を起こしています
三宅さん他国の行動をどう思いますか?

23 ■無題

先生。

本当の歴史を教えてください。

24 ■こんばんは

先生、猛暑が続いていますが
お元気なご様子で、嬉しいです。

国の経済が弱体化すれば、浮上する問題だと思いました。わが国は軍隊を持ちませんし、あくまで防衛の国ですし、普天間に米国が控えてるとは言え、領土問題は他人事ですし

普天間の問題も・・・・・
地図を見れば、あの地に英軍基地が必要なことは防衛のわが国としては一目瞭然です。
からと言って
米軍基地を撤収したところで
数では到底叶わない中国相手にわが国が軍隊を持つには、今の10倍の税金が必要になってきますし・・・韓国の軍隊と言ってもあくまで、38度線用の軍隊ですけど軍は軍ですし
中韓露、3国相手に
戦争なんて、ありえないし
勝ち目ないです。
軍を持てない国としては・・・・・・
経済大国であり続けるしかないのだと感じます。
他国は
軍と経済で外交しています。
その現実を国民が理解できていない
実効支配されていても、騒がず、裏外交で進めるるしかないのだと思いました。
武力だけが戦争ではない時代になっています。
米軍も自国で軍持てるなら
いつでも普天間、撤収しますよー
そんな感じします。
韓国の大統領は、歴史に残ることがしたかっただけのように見えます。
でも、経済が弱体してなければ、行動しなかったようにも思うのです。

今回の領土問題では
野田さん、中国に1番頭にきてそうです。

25 ■日本民族が、国民すべてが知って置くべき貴重な情報を

先生のお元気な記事で活を、入れてくださいませ。

益々のご健勝を祈念しつつコメントしました。

26 ■次の投稿がさらに楽しみです

豪雪地帯北海道岩見沢市の三宅フアンです。

正しい歴史認識を広く日本国民に周知徹底させるためにも、今こそ、三宅先生がメデイアに出て
正しいいきさつを判りやすく日本国民にお話しし、正しく現状を理解する手助けにしていただけるのが、たいへんよろしいことではないかと、思います。このような日本国の大変な事案のときこそ、三宅先生の解説が必要であります。
先生のご健勝をお祈りし、たかじんさんの番組へのご出演を切望いたします。

27 ■マシューです

三宅さんにコメントを送ってもちゃんとこのブログを更新して管理してくれる人達がいるので良いですね
後編の投稿よろしくお願いします

28 ■李明博大統領の本音

北朝鮮から「ねずみ」と馬鹿にされ、アチラにはマトモに言い返せないから
何を言っても抵抗力の弱い日本にその「仕返し」でウップンを晴らしたいだけ。
のように見えます。

三宅先生の仰る「日韓基本条約」はよく分るのですが
その“密約”というのが引っかかりますね。
正式文書として交わしていないから
今日の韓国の暴挙が正当化されているように感じるのですが…
もしくは「完全なる占領」を単に目論んでいるのか…

いずれにしても「話し合い」で解決できる問題ではないですね。
棚上げに持ち込むのか、武力で取り戻すのか?!

29 ■無題

自分現役高校生なのですが、教科書とかにのってないのですごく勉強になります。
なんで竹島の混乱が起こったかよくわかりました。

30 ■無題

 韓国政府は事実を知っているが、韓国国民は事実を知らない。
 自国の一方的な主張を歴史教育で叩き込まれてきたことを国際社会に知らしめられた時、国民はどうするか。考えただけでも恐ろしいだろう。
 「一顧の価値も無い」とはそういうことなのではないでしょうか。
 

31 ■企業の責任

日韓関係をめぐる政治の責任と同時に
経済界の責任は極めて重いと思います。
韓国経済の発展を助けた日本企業は
いまや自らが育てた韓国企業によって
その首を絞められている状況です。
目先の利益に捉われて
長期的な戦略を欠く状況は
政治も企業経営者も全く同じです。
私は、韓国発展に寄与した日本企業は
徹底糾弾されるべきだと思います。

32 ■ありがとうございます。

日本の歴史は明治維新以降が現代に通じる重要な事があるので、ソレを学びたかったですが社会科の授業ではまともに学んだという記憶がないです。(私の勉強不足は棚に上げております)
三宅さんのご説明は大変分かりやすく、勉強になりました。やはり、政治記者として携わっておられたのでその時の息づかいも聞こえてきそうな文面で、疑似体験させて頂いたような感覚です。
後編も楽しみです。お待ちしております。

33 ■戦前は?

竹島は1951年9月、日本がサンフランシスコ平和条約で独立した時、日本が韓国に返還すべき領土とはされていなかった。とありますが、
その前は、日本の領土ではなかったのですか?近代になって、手にいれた島なんですか?
教えて下さい。自分の考えの参考にしたいので。

34 ■ありがたいブログ感謝致します

三宅先生こんばんは。

このような歴史的な事実を教育されなかった私の世代にとって先生のブログは本当にありがたいです。

残念ながらこのような認識を多くの国民は持ち合わせていません。

私の出来ることは先生の体験談を子や孫の世代に伝える事と思います。

35 ■正しい歴史認識

私達は自国の歴史について正しい知識を教育されてこなかった事を本当に不幸に感じています。そして、三宅先生にブログでお話を拝読させていただけることを幸せに感じています。
正しい歴史認識を持って、毅然とした態度で隣国と接して行かなくてはなりませんね。

個人的な希望ですが、従軍慰安婦問題はどこから沸いてきたものなのか?ご教授いただける機会があれば幸いです。
ネットには様々な情報が溢れていますが、何が真実なのか識別するのも困難です。
信頼する三宅先生の解説があれば嬉しいです!

では、次号の掲載心待ちにしております。

36 ■お元気ですか?

大変勉強になる内容でした。後編を楽しみにしています。

このような歴史的な事実を、政治家やマスコミが国民に語って欲しいですね。それも彼等の責任ではないでしょうか。

それでは、お身体ご自愛下さい。またテレビなどで拝見できる日を楽しみにお待ちしています。

37 ■まだ、敗戦国として扱われているのでは?

今回の竹島にしても韓国は独島と言葉と
領有権は存在しないと言っていますが
これは、北方領土と重なって聞こえるのです。

ロシアと韓国と言う国の違いで連合国と言う
共通点で有り、日本を敗戦国としか見ていない
からその様な言葉が出るのでしょうし、
元首が我領土として、訪問している点等
ロシアも韓国も同じ考えしているのでしょう。

兎も角、日本に何が出来るか?
言葉として非常に適切では有りませんが
(時期的にも、言葉としてもです)

嫌がる事をする事しか有りません。
(これを〝いじめ”と言いますが、武力も実力行使も出来ませんから・・) 経済的な事なのでしょうが・・。それこそ、ブームで踊らされていますので・・ まぁ今回、支持率回復とも言えますが
野田総理が韓国外交官を外務省に入れない
と言うアクションは評価出来ますが・・
(これまでの評価にしては微々たるものですが・・)

竹島密約考後編を期待して読ませて頂きます。

38 ■返還すべき?

『竹島は1951年9月、日本がサンフランシスコ平和条約で独立した時、日本が韓国に返還すべき領土とはされていなかった。』と本文にありますが、韓国に返還すべきとは、元々は韓国のものだったのでしょうか?戦争以前はどこの領土だったのでしょうか?
不勉強ですみません。

39 ■読者の方が誤解されている様なので

勝手に注釈。

1905年(明治38年)1月28日、日本政府は島根県隠岐島司の所管の竹島と閣議決定し[3]、以降、竹島は行政区画では島根県隠岐郡隠岐の島町竹島官有無番地であり、正式に日本の領土となった。

日本が放棄する地域に竹島を入れるようにとの連合国への韓国の要求は、かつて朝鮮の一部として取り扱われたことも領有権の主張がなされたことも決してないとして拒否され[3]、サンフランシスコ講和条約発効直前の1952年(昭和27年)1月18日、大韓民国大統領李承晩は李承晩ラインを一方的に設定して竹島を占領した[4]。1965年(昭和40年)の日韓基本条約締結までに韓国により、このラインを越えたことを理由に日本漁船328隻が拿捕、日本人44人が死傷(うち5人が死亡)、3,929人が抑留された[3]。韓国側からの海上保安庁巡視船への銃撃等の事件は15件におよび、16隻が攻撃された[5]。(Wikipediaより抜粋)

いつもたかじんのそこまで言って委員会を楽しく拝見させて頂いております。
ネットの普及や貴番組の影響などもあり、この十年で国民の意識はずいぶん良い方向へ変化してきたと感じておりますが、日本はまだまだ三宅さんを必要としております。
いつまでもお元気でなお一層の御活躍を期待しております。

40 ■ありがとうございます

領土問題は昨今の報道で知ることのできない事を教えていただきあけがとうございます。
後篇が楽しみです。
たかじんの委員会への復帰される時を楽しみにお待ちしております。
できれば毎回コメントをいただきたいです。

41 ■無題

領土問題はテレビで報道されている事しか知らなかったので、とても勉強になりました。ありがとうございました。後編も楽しみにしています。

42 ■出番です。

領土問題、、、小言幸兵衛さんTV  ぜひ出て下さい

43 ■よく理解できました。

後編を楽しみにしています。
時節柄、お身体ご自愛下さい。

44 ■無題

今までの経緯を初めて知りました。 なるほどと思いました。有難うございました。

45 ■初めまして

もらった勲章は一等樹交勲章ではなかったでしょうか?

46 ■無題

日本のことを侵略国家と韓国はつねずね言っていますが。どさくさに紛れて竹島をぬすとする国家が日本を批判することが出来るでしょうか。

47 ■韓国では

正しい歴史認識を持った人もいるのですが、それを言うと売国奴として扱われて韓国内で生活できないようです。本人のみならず、親兄弟親戚までも晒されて売国奴扱いされます。今回李明博大統領が竹島問題を持ち出してきたのも、自身が大統領を辞めたときに、後の大統領から裁判を起こされて、幽閉を
K恐れているためだと思います。韓国大統領引退後はその様なケースが多いですね。
KARAも日本ファンが多いので、記者から
竹島問題を聞かれて、コメントしなかったため、韓国ネットの世界では売国奴扱いされています。

48 ■片山さつき自民党参議院議員ブログより引用

2012年08月23日19:43

今日の自民党部会と超党派領土議連、
「日韓スワップ協定は国民感情を踏まえて(更新しない)検討中。
韓国国債は白紙。都の尖閣上陸支援


省略~~~


日韓スワップ協定については、民主政権が日和る、松下金融担当大臣が慎重論をとなえる、などあったので改めて確認したところ、
拡充分は、10月でやめる(韓国側がいってきたからやったことで、国民感情に背いてやる話ではない)方向のほうです。
韓国国債購入については、具体的に全く準備してないとのこと。
 
あとは、既存の日本から韓国への貸し付けの残債をどうするか、などさらにできることをご徹底的にあらいましょう。
今日は、技術士の韓国からの訪問をこのまま名古屋に受け入れていいのか、というご意見もいただきました。

午後行われた超党派の領土議連には、尖閣に言ってきた自民、民主の5人の議員が参加し、
ビデオを見た後、それぞれの思いをのべられ,意見交換を行いました。
当日の天候は私の知る限り、ありえないようなベタ凪の海で、神のご加護があったのでしょうか。
これなら倒れる人もなかったろうと安心しました。
 
省略~~~


片山さつき自民党参議院議員ブログより

(※コメント欄フリーです)

49 ■無題

詳しい解説ありがとうございます

後編もたのしみにしています

50 ■無題

いつも楽しみに拝見させていただいてます。
しかし、そんな密約があったなんて …
国際的に認められた自国の領土なのに
逃げ腰外交の弊害が今日まで続いているんですね。

お身体ご自愛下さい。
後編も楽しみにお待ちしてます

51 ■サンフランシスコ平和条約における竹島の扱い

1.1951(昭和26)年9月に署名されたサンフランシスコ平和条約は、日本による朝鮮の独立承認を規定するとともに、日本が放棄すべき地域として「済州島、巨文島及び鬱陵島を含む朝鮮」と規定しました。
2.この部分に関する米英両国による草案内容を承知した韓国は、同年7月、梁(ヤン)駐米韓国大使からアチソン米国務長官宛の書簡を提出しました。その内容は、「我が政府は、第2条a項の『放棄する』という語を『(日本国が)朝鮮並びに済州島、巨文島、鬱陵島、独島及びパラン島を含む日本による朝鮮の併合前に朝鮮の一部であった島々に対するすべての権利、権原及び請求権を1945年8月9日に放棄したことを確認する。』に置き換えることを要望する。」というものでした。
3.この韓国側の意見書に対し、米国は、同年8月、ラスク極東担当国務次官補から梁大使への書簡をもって以下のとおり回答し、韓国側の主張を明確に否定しました。
 「・・・合衆国政府は、1945年8月9日の日本によるポツダム宣言受諾が同宣言で取り扱われた地域に対する日本の正式ないし最終的な主権放棄を構成するという理論を(サンフランシスコ平和)条約がとるべきだとは思わない。ドク島、または竹島ないしリアンクール岩として知られる島に関しては、この通常無人である岩島は、我々の情報によれば朝鮮の一部として取り扱われたことが決してなく、1905年頃から日本の島根県隠岐島支庁の管轄下にある。この島は、かつて朝鮮によって領有権の主張がなされたとは見られない。・・・・」
 これらのやり取りを踏まえれば、竹島は我が国の領土であるということが肯定されていることは明らかです。
4.また、ヴァン・フリート大使の帰国報告にも、竹島は日本の領土であり、サンフランシスコ平和条約で放棄した島々には含まれていないというのが米国の結論であると記されています。

以上、外務省

52 ■竹島

いや~凄く分かり易く、勉強になります。

後編が待ち遠しいです!

53 ■無題

三宅さん、お体を大切にして、どんどん有益な情報の発信をお願いします。

54 ■無題

とても分かりやすく理解できました。
感謝します。

55 ■無題

先生のお話とても分かりやすく為になります。歴史的事実に基づいた大変勉強になるお話をありがとうございます。

56 ■質問です

国境もわからない無知な者ですが、最初の方に竹島は日本が韓国に返還する領土に含まれていなかったと記されてるという事は、竹島は元々は韓国側の領土だったという事なんですか?

57 ■無題

三宅先生のブログを見つけてとても嬉しくなりました。たかじんから卒業されてとても寂しく思っておりました。どうぞ、お元気でブログでわたしたちをすっきりさせてください。お体を大切になさってくださいませ。

58 ■大事なお願い。

先生のご活躍をずーと見ていました。田島さんとのバトルは番組の目玉で楽しみでした。テレビで早く元気な顔を見せてください。
先生に一つお願いが有ります。次は自公連立が政権を取ると思いますが安部さんにどうしても「スパイ防止法」を制定するよう勧めて頂きたいのです。
これを政策の看板にするだけでも自民党は大飛躍しますし単独政権も夢で無く特に今の日本には絶対必要です。お願いします。

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