アパレル・ファッション

伊勢丹新宿店（「足成」より）(Business Journal)

冬のセールで三越伊勢丹とアパレル各社が全面戦争？

　三越伊勢丹ホールディングスの大西洋社長がアパレル各社と対立し、孤立を深めている。事の発端は、大西社長は冬物バーゲンの後倒（あとだお）しを主張。これに対しアパレル各社は、夏物バーゲンについては大西社長の意向に沿ったが、冬物についてはノーを突きつけた。結果、年明け早々の1月2日からバーゲンに突入する。(Business Journal)
[記事全文]

◇セール後ろ倒しの理由
・三越伊勢丹主導でセール後ろ倒し期待と不安が錯綜するアパレル業界 - アパレルメーカー側の事情も。ダイヤモンド・オンライン(3月26日)
・百貨店、冬のバーゲン「後ろ倒し」は三越伊勢丹だけ？ - 三越伊勢丹HDは、「季節にあった商品をその時期に提供していくことが百貨店の本来あるべき姿だと考えています」。J-CASTニュース(10月13日)

◇効果はあったのか？
・バーゲン「後ろ倒し」は成功か - 全文読むには会員登録が必要。日経ビジネスオンライン(8月3日)

◇「単なるバーゲン時期の問題ではない」
・百貨店とアパレルに突きつけられた命題。 - VOICE OF FASHION(5月24日)

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業界動向

「学情ナビ」によると、ここ数年は中国などでの安価な衣料の大量生産と高級ファッション離れが相まり、ファストファッションがアパレル市場を席巻している。国内ブランドでは、ファーストリテイリングやしまむらが好調。また「H&M」「Forever21」といった海外のファストファッションが日本に進出し話題に。総合アパレルでは、百貨店・駅ビルなどに向けてSPA業態（商品企画・デザインから店舗展開まで垂直統合した製造小売）を展開、合理化を図る動き。

繊維・アパレル産業について調べるには - 最近の市場・業界の動向。国立国会図書館「リサーチナビ」
アパレル産業全体像 - 「アパレル産業全体図」。アパレルウェブ

ファストファッション

ファストフードのように低価格で、かつ流行を採り入れたファッションブランド全般を指す言葉。現在日本にあるファストファッションのブランド店としては、ユニクロ、H&M、ZARA、Forever21などがある。

銀座争奪戦！なぜファストファッションは銀座なのか？ - 次々に銀座に進出するファストファッション。All About(2012年3月30日)

百貨店への出店も相次ぐ

ユニクロが百貨店に出店　高所得者取り込む狙い - J-CASTニュース(2009年7月24日)
近鉄百貨店　若い女性の取り込み急ぐ - 産経ニュースWEST(2011年12月12日)
東武百、大型テナント導入加速　９月にラオックス入居、ユニクロは最大級増床へ - 産経新聞(2011年8月1日)
[意識調査]百貨店のテナントビル化、54％が「望まない」 - クリックリサーチ

各ブランドについて

ZARA

スペイン生まれのファストファッションブランド。日本では約50店舗を展開。

ZARA発！旬の異素材ミックス - ZARAのアイテムをミックスする。All About(2012年11月6日)
ZARAで見つけた！この秋大注目の「黒」 - 銀座店が2012年9月にリニューアル。All About(2012年9月6日)

H&M

「H&M」は自社ブランドのコンセプトの中に、「ハイファッション」という言葉を明記している。「ハイファッション」とは、高価ではなく、最先端という意味を含む。商品はNYやパリで発表された最新ファッションにも引けをとらない。さらに圧倒的な価格の安さと新商品の回転の速さは、消費者を魅了する。（All About「日本上陸迫る！「H&M」の新作どれ買う？」（2008年7月16日）より）