2012年11月26日 12:36
欧米でのヴァンパイア人気は相当なものですが、ときどき現れたとか襲われたといったニュースも報道されています。
真実かどうかはさておき、吸血鬼に対抗するには、十字架や太陽の光、そしてニンニクなどが知られています。
セルビアで吸血鬼が逃亡中との噂が広がり、ただいまニンニクの売上げが急上昇中とのことです。
ニンニクは健康食品で、体の免疫システムを向上させることから売れることは大変好ましいことではあります。
とは言え、その理由が吸血鬼に対抗するためというのが、セルビアらしい(ドラキュラ伝説の国ルーマニアの隣国)のですが、以前から吸血鬼の棲み家であると噂されていた荒廃した水車が最近になって崩壊したそうです。
そこには悪名高き吸血鬼Sava Savanovicが棲んでいて、穀物を求めて水車に近づく人間の血を吸っていると言い伝えられてきました。
水車は地元の村人が所有していたものの、恐ろしくて利用出来ていなかったそうで、ただし観光地として宣伝したところ人気スポットになっていたそうです。
これまであまり人が近づかず、所有者は吸血鬼の怒りを買うのを恐れて全く修復作業を行ってなかったようで、崩れるのも時間の問題ではありました。
崩壊後、地域ではホームレスになった吸血鬼の噂が一気に広まり、市長も人々が不安に陥っていることを認めています。
この地域では吸血鬼の存在を信じていない人はいないと言い、地方自治体からもニンニクを買ってドアや窓につけるよう忠告を行っているとのこと。
吸血鬼が新しい家を見つけるまでは、しばらくニンニクの売上げはうなぎのぼりとなりそうですね。
Vampire on the loose fears boosts garlic sales in Serbia