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エジプト大統領出身母体襲われ、1人死亡

TBS系(JNN) 11月26日(月)12時41分配信

 エジプトのモルシ大統領が自らの権限を大幅に強化する暫定憲法令を出したことに対する反発が強まっています。25日には大統領の出身母体である「ムスリム同胞団」が襲われ、メンバー1人が死亡しました。

 エジプトではモルシ大統領が22日、「いかなる個人や組織・機関も大統領が出す決定に異議を唱えない」などとする暫定憲法令を発して以来、これに反発するデモが各地で続いています。首都カイロではデモ隊と治安部隊の衝突で、これまでにおよそ260人が負傷しました。

 こうした中、北部ダマンフールで25日、モルシ大統領の出身母体であるモスリム同胞団の事務所が襲撃され、メンバー1人が死亡、およそ60人が負傷しました。暫定憲法令は前ムバラク政権の影響力が残る司法界からも反発が強く、モルシ大統領は26日、司法界の代表らと面会し収拾に努めるとしています。(26日11:28)

最終更新:11月26日(月)16時42分

TBS News i

 
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