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<フィギュア>「まぐれではない」世界歴代最高得点の羽生

毎日新聞 11月23日(金)20時57分配信

<フィギュア>「まぐれではない」世界歴代最高得点の羽生
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男子SPで1位となった羽生結弦の演技=宮城県利府町の宮城セキスイハイムスーパーアリーナで2012年11月23日、山本晋撮影

 ◇フィギュアスケートNHK杯(23日)

 「ホーム」の宮城で、大歓声の期待に応えた。羽生が男子SPで、GP2試合連続の世界歴代最高得点をたたき出した。「まぐれではなく、2回連続で(最高得点の)演技ができたのがすごくうれしい」と、出来栄え評価で審判が全く減点しない演技に、自ら拍手をして喜んだ。

【羽生の演技を写真で】フィギュアGP第6戦 NHK杯

 試合前は大きな期待の渦にのまれ、平常心を失っているようにも見えた。だが、慎重に踏み切った冒頭の4回転トーループは鮮やかに成功。出場選手中一人だけ演技後半に二つ組み込んだジャンプをいずれも決め、ボーナス点を大きく稼いだ。

 「一番の鬼門」という3回転ルッツを無事に下りると羽生の動きに躍動感が戻り、しなやかな体を生かした伸びのあるステップで表現力もアピール。高橋に分があるプログラム構成点でも、0.11点差まで迫った。

 「フリーは自信をもってできたらいい」と羽生。「世界最高」SPから、フリーが大崩れしたスケートアメリカの雪辱を目指す。【芳賀竜也】

 ○…2位につけた高橋は、苦笑混じりで演技を振り返った、最初の4回転トーループで片手を着いたほか、スピンでもややミスがあって、総要素点が伸びず、羽生には8点近い大差をつけられた。「ジャンプは、緊張からか、タイミングが合わなかった」と言いつつも、大失敗した中国杯に比べると「演技としては、楽しめた」と自信は取り戻したようだ。フリーに向けては「(8点差は)正直厳しいが、人のことより、自分がどんな演技ができるかを考えてやりたい」と自分に言い聞かせるように話した。

最終更新:11月24日(土)0時0分

毎日新聞

 

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