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２５分間放送中断　東北通信局、「重大事故」報告要請

　宮城テレビ放送（仙台市）の地上デジタル放送が２１日午前、２５分間にわたって中断し、宮城県内全域の約９２万８０００世帯で受信できなくなるトラブルがあった。東北総合通信局は「重大事故」に当たるとして、放送法に基づく報告書の提出を求める方針だ。
　宮城テレビによると、中断したのは午前１０時２３分から同４８分まで。宮城野区の本社にある主調整室の地デジ用機器が故障し、映像と音声を流せなくなった。詳しい原因は調査中。携帯電話などで視聴できるワンセグ放送への影響はなかった。
　同社は「視聴者の皆さんに迷惑をお掛けし深くおわびする。早急に原因を特定し再発防止に努めたい」と陳謝した。視聴者から約１７０件の問い合わせがあったという。
　東北通信局は、放送法に基づき同社への立ち入り検査もする予定。放送課は「２５分間もの放送中断は全国的にも珍しい。早急に経緯と改善策を求めたい」としている。

2012年11月22日木曜日

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