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宮城テレビ、25分放送中断

2012年11月22日

 番組中に約25分間、放送が中断した宮城テレビ放送のトラブル。同社は放送事故があった21日、番組内やホームページ上などでおわびした。放送機器のトラブルが原因だという。

 同社によると、放送が中断したのは午前10時23分から48分まで。旅行情報番組を放送中だったが、急に画面が暗くなり何も映らなくなった。ワンセグ放送の視聴は可能だったという。

 前夜に放送設備の調整を行っており、正しく動いているか確認しようとしたところ、突然、放送システムがダウンしたという。

 放送再開まで時間がかかった理由について、同社は「原因究明に時間がかかったため」と説明。人為的なミスではなかったといい、詳細な原因を調べている。

 東北総合通信局によると、停波したのは地上デジタル放送。同通信局のテレビでも電波が受信できず、テレビ画面が真っ黒な状態になっていたのを確認したという。放送法で15分以上にわたる停波は「重大事故」とされており、同通信局は宮城テレビに原因と再発防止の報告書の提出を求めた。担当者は「(宮城テレビという)親局から、これだけの時間にわたって停波が続くケースは珍しい。事例が事例だけに、慎重に原因を究明したい」と話した。(向井宏樹、福島慎吾)

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