悩む君5
【無政府主義者さんへの返信あり】
「生きていてもしょうがない」「死にたい、けど死ねない」「どうせ俺はダメ人間」が口癖の人が身近に複数いることは前述べた通り。こんなことを考えるのは、暇だからというのも大きな理由。「いや、俺は忙しくてどうしようもないけど、同じ事考えてるぞ」という方はご容赦下さい。小生のモニター人数が多分まだ少ないということで。以下その当人をBさんとします。
Bさんに「死にたい」と考えさせないためには、何か仕事がなければならない。しかし仕事をしてもらうにも、ある程度生産的でわずかばかりでもお金になるモノでなければ継続できない。そこで某大手チェーンのチラシ配りの仕事に目をつけた。「チラシ配布員急募」の求人に小生が応募したというわけ。その仕事を代わりにやってもらうことに。
これまでの実績から言って、Bさんは突然稼働不能になることが予想された。しかし週に数時間でも成立する仕事なので、仮にBさんが不能になっても、代わりに小生がやればいいだけ。実際最初数ヶ月は小生もやってみたが、一日の分量が一時間で終わってしまう(少なすぎる)。
特にノルマもなく、好きな時に配れば良いというお気楽仕事。放火物件改装中は忙しくて、2か月間連絡無しで放置していた。さすがに「クビかなぁ~」と思いつつ連絡してみると、「いいですよ~、またお願いします。」なんて寛容なんでしょw。
先日その大手チェーンの別の支店から、またまた「チラシ配布員急募」チラシが入っていた。その大手チェーンは、支店毎に別々に配布員を募集しているようだ。これに小生が申し込んで、Bさんに回すことも考えた。しかし小生の名義・責任で仕事を増やして、Bさんが不能になるとしたら、小生もクビが回らず困ってしまう。そこでBさん自身に申し込んでもらうことにした。
だが問題の一つはBさんの住所登録地が小生住所とは別であること。大手チェーンは小生が住んでいるさいたま市のある地域で「チラシ配布員急募」をした。しかしそこになぜ(仮に)越谷市に住んでいるBさんが応募してくるのか、ということになる。越谷市に住んでいて、さいたま市でチラシ配りをやるのか、という疑問。いやそもそも、さいたま市のある地域にしか配られていない筈の「チラシ配布員急募」チラシを、越谷市のBさんが入手したこと自体おかしい。口裏あわせのようなことをしなければならない。
のだ「さいたま市の友達から『こんな仕事があるよ』って紹介受けたことにしましょう。実際そうだし。」
B氏「はい。」
のだ「で、さいたま市の友達の所にはよく行くから、越谷市に住んでいてもちゃんとチラシ配布できますってことにしましょう。」
B氏「はい。」
のだ「当然だけど今までやってきたチラシ配布のことは絶対言わないようにね。」
B氏「はい。」
どこでもそうだと思われるが、チラシ配布契約には「配布する権利を他人に譲渡することは禁止」の旨記載されている。同じ大手チェーン企業の別支店チラシを配っていることがバレルと、最初のチラシ配りも無くなってしまうリスク。本人に申し込みの連絡をしてもらったが…
のだ「なんて説明したの?」
B氏「色々聞かれたんで、今チラシ配ってるって言っちゃいました。」
のだ「え~~~~~~~~~~~~~~~~~~。」
B氏「すいません。」
のだ「どこのチラシだって聞かれなかった?」
B氏「そちらとは競合しないチラシだと思いますって言っておきましたけど…。」
よくよく聞いてみると、その大手チェーン企業が特定できてしまう内容。つまり相手方からすれば「ウチの別支店のチラシ配ってるんじゃないか?」と推測可能な話。
のだ「Bさん、それまずいよ。私がBさんに頼んで配ってもらっていることばれたら、こっちの仕事もクビだよ。そしたら共倒れでどちらも仕事無しだよ。」
B氏「はぁ…」
のだ「で、面接があるんだよね、今度の○日に。」
B氏「はい。」
のだ「どう説明する?」
B氏「…」
のだ「じゃあ今はそのチラシ配りやってなくて、昔やったことがあるって誤魔化しておきましょうか。」
B氏「はい。」
のだ「じゃあ、今からリハーサルやるから、答えてみてね。私が面接官のつもりで。」
B氏「はい。」
面接官のフリをしたのだ「チラシ配りをされていらっしゃると言うことですが、どちらの会社のチラシを配ってらっしゃるのですか?」
B氏「いえ、今は配って無くて、昔配っていたということで…」
面接官のフリをしたのだ「え?電話ではウチのチラシと競合しないっていう話だったじゃないですか?」
B氏「え、、」
面接官のフリをしたのだ「競合しないっていうのはウチのチラシと違うモノを今配ってらっしゃるのかと思ったのですが、どちらの会社のモノでしたか?」
B氏「…」
orz orz orz
ここで「そんなこと言ってませんよ」とか「勘違いしてました」とか言ってくれればいいのだが、Bさんはウソがつけない性格。
のだ「もうしょうがないから、私がやっているその大手チェーン別支店のチラシをちょっとだけ手伝ったことがあるってことにしましょう。」
B氏「はい。」
のだ「2日くらい手伝ったってことにしましょう。枚数で100枚ずつ、合計200枚くらい。ちょっとだけですって誤魔化して下さい。」
B氏「はい。」
大丈夫なんだろうか…という不安を抱えつつ、そのまま面接へ行ってもらった。
結果は…
「チラシ大丈夫でした。」とBさんからメールが来た。
のだ「チラシ配り仕事取れてよかったね。」
B氏「はい。」
のだ「で、結局、どういう風に説明したの?」
B氏「あの~、ありのままに全部話しちゃいました。」
メ(゚∀゚)ノアヒャ
B氏「野田さんの代わりに配ってることもそのまま話しました。」
アヒャヒャヒャ(゚∀゚)ヒャヒャ( ゚∀)ヒャヒャヒャ( ゚)ヒャヒャ( )ヒャヒャ(゚ )ヒャヒャ(∀゚ )ヒャ
B氏「その担当者も野田さんの所の担当者のこと良く知ってるって言ってましたけど、知らないことにするって言うことで採用です。何かチラシ配る人が全然足りないみたいでした。」
名前出せないけどその大手チェーン企業、良い会社だなぁぁぁ~~~
。・゚・(ノД`)・゚・。
無政府主義者さんへ、何か弁解のような記事になっちゃったけど、つい最近あったことです。「仕事が見つかって良かったね」をやるのが小生の仕事の一つ。
ついでなので無政府主義者さんへの返信です。
コメントを読み返しましたが、「月3万で生活」という無記名コメントも無政府主義者さんですよね。だとするならば、貴殿はある意味私が目指すところの先駆者とも言えます。みどりの家族行動計画にもある通り、都市部での仕事ではなく田舎で農業で質素倹約の生活をされているからです。
ただ単純作業云々を馬鹿にするなという点については、土にまみえる単純作業と車の製造ライン単純作業などは全く違うと思います。土にまみえる農作業は、それを意識・認識できているかは別として、大地の恩恵を受けているということです。この点は前の記事「悩んでいる君4」の趣旨の通り、「能書き読むより実践」という内容なので、長くは語りませんが、例えば木々のそよめきは人を癒すがモーター音はストレスになる、というようなことです。その点を考慮に入れなければならないと思います。
みどりの家族計画では、ホームレスに農業をしてもらって…というのが第二段階予定でした。現状ではそこは全くうまくいっておりません。実はこのBさんにも農業研修を申し込んでもらいましたが、事情でアウトでした。仕方なくチラシ配りです。私も今千葉の銚子に近い森に半ば囲まれた出張先物件で、「こんなクソど田舎で誰が住むねん」などと商業ベース思考で内装をやっているわけでして(大地の恩恵を無視して)。
繰り返しますが、脱都会生活の田舎で農作業従事、質素倹約、しかも「日本人は贅沢、いざとなれば生活保護があるから大丈夫」という思考は、みどりの家族計画で想定したものと近いものです。戦争有事含めた非常時に対応できる勝ち組(という思考は余りよくないのですが…)の選択肢。
見解の違いがあるとすれば、上記に述べたとおり単純作業の分類でしょうか。人類は車がなくとも生きていけますが、土にまみえるという作業を省けば生存していくことは不可能です。勘違い取り違えがあるなら失礼しますが、偉大な先駆者として頑張ってください。
それから投稿IDが#l.rsoaagさんも同じく土に田舎で土にまみれている方で、ある意味先駆者のような方です。ひょっとしたらお隣さんかもしれませんから、お気を悪くなさらず、ご自身の体験に基づいたコメントなどまた投稿いただければと思います。できればハンドルネームは同じにして頂いた方が、私含め閲覧者には分かりやすいですが、気まずいようでしたら別HNでどうぞ。
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