暴力団組員であることを隠し、生活保護費約280万円をだまし取ったとして38歳の男が逮捕されました。

 詐欺の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団山口組系の組員・若松惇一容疑者です。警視庁によりますと、若松容疑者は去年1月、暴力団組員であることを隠したうえで、「アルバイトで生活に困っている」と嘘を言って東京都内の区役所で生活保護費を申し込みました。そして去年の2月から今年の8月までの間に、現金約280万円をだまし取った疑いが持たれています。警視庁の調べに対し、若松容疑者は「親分からの呼びかけがあった時に駆けつけるため、金が必要だった」などと容疑を認めているということです。

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