暴力団組員であること隠し生活保護費を不正受給の疑い 男逮捕
暴力団組員の男が、組員であることを隠して生活保護費を不正に受給していたとして、警視庁に逮捕された。
詐欺の疑いで逮捕された指定暴力団山口組傘下の組員・若松淳一容疑者(38)は、2011年1月、暴力団構成員が生活保護費を受給できないことを知りながら、身分を隠して東京・豊島区役所に生活保護を申請し、2012年8月までの1年半の間、およそ280万円の生活保護費をだまし取った疑いが持たれている。
警視庁の調べに対し、若松容疑者は「抗争などが起きた際にいつでも駆けつけられるように、仕事をしたくなかった」と容疑を認めているという。