ここから本文です
[PR] 

<フィギュア>終盤ミス連発も…羽生、耐えて初V NHK杯

毎日新聞 11月24日(土)21時28分配信

<フィギュア>終盤ミス連発も…羽生、耐えて初V NHK杯
拡大写真
【フィギュアスケートNHK杯 男子フリー】優勝した羽生結弦の演技=宮城県利府町のセキスイハイムスーパーアリーナで2012年11月24日、山本晋撮影

 羽生は、耐えた。GP2試合連続でSP世界歴代最高得点をマークしたが、前戦のスケートアメリカ(10月)ではフリーで大崩れ。だが、この日は2種類の4回転ジャンプに挑戦し、中盤でも大技の連続ジャンプを決めた。さすがに終盤は疲れでミスが重なり、終了直後は両手で顔を覆って悔しさをにじませたが、優勝が決まると両目を閉じ、「地元だから力を出せた。背中を押してもらった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

【写真】演技にミスがあり…頭をかきながら苦笑する羽生

 前半は、前戦の借りをしっかりと返した。冒頭の4回転トーループを軽々と決め、続く4回転サルコウはステップアウトしたものの転倒せずにこらえた。中盤の3回転半−3回転トーループは、ため息が出るような演技。圧勝を予感させた。

 だが、課題のスタミナ不足が徐々に羽生を襲った。最後に跳んだ3回転ルッツで転倒。続くスピンでもバランスを崩し、尻餅をつきかけた。「疲れて体が動かなかった」と羽生。しかしSPでの貯金も多く、自己ベストの合計点で優勝した。

 「体力不足は自覚しているが、今日は集中力が切れなかった」と羽生。体力強化のための通し練習を多くこなした「自信」が、極限状態にあった羽生の精神を支えた。【芳賀竜也】

最終更新:11月24日(土)21時35分

毎日新聞

 

主なニュースサイトで 羽生結弦 の記事を読む

この記事を読んでいる人はこんな記事も読んでいます

前の記事:
<フィギュア>高橋、伸びず2位…NHK杯写真毎日新聞) 24日(土)21時31分
次の記事:
田中が優勝=柔道・青島大会時事通信) 24日(土)21時28分

PR

carview愛車無料査定
PR
ブログパーツ

スポーツトピックス

注目の情報


Yahoo!ニュース公式「スポーツ」Twitter
PR