真央、Ｖから一夜明けても「残念な気持ち」

　フィギュアスケートＮＨＫ杯で４年ぶり３度目の優勝を飾り、ＧＰファイナル出場を決めた浅田真央(22)＝中京大＝が25日、試合会場のある宮城県利府町で一夜明け会見を行った。

　ジャンプのミスを連発した前日のフリーを振り返り「昨日と気持ちは変わらない。残念な気持ちです」。それでも今季ＧＰ２戦２勝で、14年ソチ五輪と同じ会場で行われるファイナルに進出。「次は大丈夫だと思う。五輪の前に、食べ物とか、周りの環境とかも見てみたい」と、心待ちにしていた。

　男子で地元宮城出身で、初優勝を飾った羽生結弦(17)＝東北高＝は、「ホッとしたっていう一言ですね。地元の舞台で力を出せたことが嬉しい」と、笑顔。ファイナルの期間中に18歳の誕生日を迎えるとあって「ＳＰの日が誕生日です。イエ〜イ！いい誕生日にしたい」と、意気込んだ。