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初優勝の羽生、ソチ五輪は「実感ない」=NHK杯

スポーツナビ 11月25日(日)15時2分配信

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦・NHK杯で優勝した羽生結弦は一夜明けた25日、取材に応じ、今大会の振り返りと今後の展望について語った。

 以下は羽生のコメント。
「まずはしっかりと力が出せたことがうれしいです。(携帯を持っていないので)メールとかはないんですが、地元で滑っていたころの先輩やクラブメートに会えてうれしかったです。ショートはマイナスが少しでしたが、フリーはマイナスが多かった。ここをしっかりと改善していきたいです。とにかく体力を。
(ステップのレベルは『3』狙い?)いえ、『4』狙いです。ステップはシビアなのでしょうがないと思いますが、『4』と『3』ではGOEに響くので、もっともっと点数を上げるにはやっていかないといけないと思います。
(昨晩は)なんだかんだで緊張していたみたいで、終わってみて胃が痛くなって、夜興奮して目が覚めてしまいました。でも、その緊張感の中でもお客さんが背中を押してくれました。

(ファイナルへは?)技術面を1週間ちょっとで直すのは無理なので、精神的な部分をしっかりしていきたいです。五輪と同じ舞台でやれることは価値があります。出られることもうれしいです。しっかりとショートもフリーもそろえて、表彰台に乗る順位に入りたいです。(ファイナルに出場できて)すごくうれしいです。どれだけファイナルに出られたとしてもその感情は薄れないと思います。やっぱり6人というのは難しいですし、その中でしっかりと演技するのは難しいですが、それができたからこそ、しっかりと成長できると思うので、そういう大舞台でも力を発揮できるようにしたいです。

(今季から拠点をカナダに移したが?)カナダに行って良かったです。今までコミュニケーションの壁があったこともありましたが、NHK杯は自分たちでつかみ取った勝利だと思います。
(カナダに求めたのは?)まず4回転です。ハビエル(フェルナンデス)もいるし、ハビエルを教えているのがブライアン・オーサーコーチだったので。自分の中でフェルナンデス選手の存在は大きかったです。今回は失敗してしまいましたが、練習からアップをしないで4回転を跳んだりしているので、刺激を受けたいと思いました。
(手応えは?)スケーティングに関しては全然違うなと思いました。概念が変わったというか、基本に忠実になろうという意識になったので、そこは大きな一歩になりました。海外に行くのは勇気が必要でしたが、みんなで悩んで決めたことなので、そこはみんなを信頼しないといけないし、僕自身も甘えてられないなと思いますし、カナダに行って良かったなと思います。

(ソチ五輪に向けては?)遠いので実感ありませんが、出場したいと思っていますし、今シーズンやっていることを完成させて来シーズンに臨みたいと思います」

最終更新:11月25日(日)15時2分

スポーツナビ

 

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