＜フィギュア＞ペアはバザロワ、ラリオノフ組初Ｖ…ＮＨＫ杯

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【フィギュアスケートＮＨＫ杯　エキシビション】手をつないで滑る浅田（左）と羽生＝宮城県利府町のセキスイハイムスーパーアリーナで２０１２年１１月２５日、山本晋撮影

　フィギュアスケートのグランプリ（ＧＰ）シリーズ最終戦、ＮＨＫ杯最終日は２５日、宮城・セキスイハイムスーパーアリーナでペアのフリーを行い、ショートプログラム（ＳＰ）１位のベラ・バザロワ、ユーリ・ラリオノフ（ロシア）組がトップを守り初優勝を果たした。日本勢は当初、高橋成美（木下ク）マービン・トラン（カナダ）組がエントリーしていたが、高橋のケガのため欠場した。

　また、上位選手によるエキシビションも行われ、男子優勝の羽生結弦（はにゅう・ゆづる）＝宮城・東北高＝や同２位の高橋大輔（関大大学院）、女子優勝の浅田真央（中京大）、同２位の鈴木明子（邦和スポーツランド）らが軽快に舞った。

　◇表情豊かにエキシビション

　エキシビションでは、日本勢も表情豊かな演技を披露した。鈴木が水色のドレスでしっとりと舞えば、高橋はアンコールでエキシビションの定番となった躍動感あふれる「マンボ」で観客と一体化。浅田は米ミュージカル映画「メリー・ポピンズ」と今季のＳＰ曲で元気いっぱいにリンクを駆けた。羽生は邦楽「花になれ」に乗り、トリプルアクセル（３回転半ジャンプ）やイナバウアーなどを織り交ぜてラストを飾った。