中国・温州市が金融改革の詳細を発表、公式ルート通じた融資に転換=証券時報

2012年 11月 26日 12:22 JST
 
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 [北京 24日 ロイター] 中国の浙江省温州市は、資金難の中小企業を支援しつつ金融リスクを減らす目的で、非公式の融資を公式ルートを通じた融資に変える計画の詳細を発表した。証券時報が24日、当局者の話として伝えた。

 温州市はこの計画の下、地元企業が主に小規模金融機関など公式機関を通じて民間資金を調達できるようにする。 

 同市のZhang Zhenyu資金局長が証券時報に語ったところでは、これらの金融機関は私募形式の社債発行が認められ、要件を満たした金融機関は地方銀行に転換される可能性がある。

 温州市は起業家の多さと非公式ローンで知られるが、昨年に企業倒産が相次いだことを受け、融資ルートを公式なものにすることが決定された。

 中国国務院は今年3月、金利が100%に達することもある非公式ローン市場の抑制に向け、温州市での金融改革のパイロット計画導入を承認。証券時報によると、同市に基盤を置く複数の企業がすでに国の監督当局に対し、地方銀行や信託会社、保険会社や証券会社の設立申請書を提出した。

 温州市はこのほか、特定資産管理会社の育成、資産の証券化と手形発行を通じた大型プロジェクトの支援も行う。

 証券時報によると、Zhang局長は「監督当局は新たな金融機関の承認に際して非常に厳格になるだろう。金融改革は一夜では終わらない」と語った。

 同局長はまた、温州市が今月中にも地元の借り入れコストの変動を示す指数を発表すると明らかにした。

 今年3月以降、30余りの小規模融資機関が政府に登録。投機資本金は合計80億元(12億8000万ドル)以上にのぼる。

 

 証券時報によると、中国人民銀行現地支店のWu Guolian支店長は、温州市は市民に元建ての海外直接投資を認める計画について国務院からの承認待ちの段階にあると明らかにした。

 このような動きは、中国の資本勘定取引自由化に向けた重要なステップとみられている。これまで中国では、海外投資は海外での起業や資産投資プログラムを通じた証券購入に限られていた。

 
 
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