学校だより「あすなろ」 |
05/10/14 更新
3月24日 40号 (3/24up)
校長先生の卒業式 〜温かで厳かな校長先生の卒業式が行われる〜
校長先生。ありがとう。そして38年間お疲れ様でした。
3月8日(火)4校時,全校生徒により,水越和夫校長先生の卒業式が行われました。このことは全く校長先生には知らされず,密かに3年生を中心に準備がされていました。会場の体育館は,紅白幕,赤いじゅうたん,ステージには看板,くす玉。案内されて大きな拍手で出迎えられた校長先生も,さすがに驚きと感激の表情が隠せませんでした。
生徒会長の鈴木麻莉さんから「校長先生は父親のようにいや親父のように私達をまさに叱咤激励でご指導下さいました。校長先生に勇気づけられ安心して様々なことに取り組むことができました。」と祝辞が贈られ続いて「教職員としての全課程を修了する」と卒業証書を手渡された校長先生。きっと嬉しさと,誇らしさと,そして,様々な思いが巡ったことでしょう。この卒業証書は3年生の尾田亜由美さんが毛筆で書き,卒業記念品としていただいた,172名の卒業生全員の名前の印鑑で下館中学校の校章がかたどられており,まさに世界に1枚だけの卒業証書。花束を贈呈,くす玉が割られ,校長先生に全校生徒がメッセージを手渡しました。そのメッセージには校長先生がしっかりと生きていくためにいつも見ていてくれたこと,そして下館中生徒を誇りに思って下さっていることに対する,感謝の気持ちがあふれていました。校長先生はメッセージを受けとりながら「ありがとう」「頑張ってね」などと言葉を掛け,一人一人に握手をして下さいました。
校長先生は3年間,下館中学校の生徒が健康な心,感謝の心,相手を思いやる心など,人としての心の有り様を働くことで実感し,そして力強く生きていけるようご指導下さいました。校長先生のご指導は,中学校時代だけではなく,卒業してからも大切なことばかり。それは,生徒一人一人の幸せを誰よりも願っているからこそ。
509名の生徒と握手を交わし,退場する校長先生のやわらかな眼差しは,教員としての使命を全うされたご自身のこれまでの幸せと,509名のこれからの幸せを願う気持ちがにじみ出ていました。
平成16年度 修了式
下館中学校のより一層の飛躍を願って 校長 水越 和夫
私は3月8日(火)に,本校生徒会主催による「校長先生の卒業式」を実施していただきました。生徒一同と書かれた卒業証書には,「教職員としての全課程を修了したことを証する」としるされており,生徒会長の鈴木さんから卒業証書を受けとる時,温かい心遣いができる生徒達の姿に接し,感無量の思いでした。
「学校は,人としての心を磨く道場」と考える私は,自らの意志で朝のボランティア清掃を行い,働くことで規範意識を高め,基本的生活習慣を確立することで学力の向上を図ろうと考え,しっかりとした清掃態度や,身だしなみを全校生徒に厳しく求めました。
そんな校長を,生徒たちがどのように受けとめているか気になっていた私に,この卒業式は万感胸に迫るものがありました。その後,生徒一人一人から手紙をいただきました。その中の代表的な意見を紹介します。
@ 私達に厳しく「中学生」というものを教えていただきありがとうございました。
A 校長先生は厳しくていい先生でした。先生が退職されても朝ボラを頑張っていきます。
B 毎日厳しい指導をありがとうございました。お陰で規則正しい生活ができるようになりました。
C 清掃や挨拶など,生活態度の細かいところまで指導いただき,先生の話を聞くといつも納得することが多かったです。
これらの内容から,生徒達は私の思いをしかりと受け止め「すがすがしい中学生」になろうと努力してくれたことがわかります。
このことから,大人である教師や親は,良いことはよい,ダメなことはダメと根拠を持って指導することが大切だとわかります。
「今の子は」という前に,大人である私達が襟を正して必要な指導をしていきましょう。大人のその姿勢がこれからもよりよい下中生を育てることにつながります。今,問われているのは,子どもではなく,きちんと指導しない大人なのです。
最後になりましたが
素晴しく成長した生徒達,時間を気にせず働いてくれた先生方,物心両面から支えて下さった教育後援会やPTAの皆様,本当にお世話になりました。お陰で私の思っていた下館中学校になりました。とても満足な気持ちで退職できます。
本当に,本当に,ありがとうございました。
美味しくなった中身 第2学年主任 櫻井 千洋
昨年の4月,最初の学年集会で「サンドウィッチは中身で決まる。美味しい中身なるように1年間頑張ろう。」と話して,早いもので1年が経とうとしています。とかく,中弛みといわれる2年生ですが,本学年の生徒178名は様々な行事を通して,素晴しい中身がつくれたと思います。
特に「立志の集い」では,参観者を感動させる学年合唱を披露し,また,一人一人が参加することにより,働くことの大切さや人に受け入れられる喜びを学び,全員が成長できました。また,3年生が卒業した後,先輩達が作り上げてきた朝のボランティア活動,昇降口の雑巾がけなど,下館中学校の伝統をきちんと引き継ぐことができました。
いよいよあと僅かで3年生。更に飛躍することを期待します。
生徒と共に 第1学年主任 坂入 秀範
4月に158名の生徒たちと出会って,はや1年が過ぎようとしています。
この1年,生徒たちとともに様々な経験をすることができました。その経験を通して,生徒達も大きく成長できたと思います。生徒の成長は我々教師の喜びであり,その喜びが毎日の活力になっているといっても過言ではありません。
1つの経験を思い出してみると,5月の遠足が思い浮かびます。初めて生徒たちが立案し,実行した遠足では,実行委員が中心となって,学年・学級目標を決定し,その目標達成のために,一人一人の生徒が精一杯努力し素晴しかったと思います。この成功が学年・クラスの団結を深め,生徒達の自信になったことは,言うまでもありません。この成功があったからこそ,運動会や飛翔祭の大成功につながったのです。様々な成功体験に自信を深めたことで,生徒達は3学期に新たな行事にチャレンジすることができました。それは「Chalenge for the second grade 2年生に向けた挑戦」です。2年生になった時,目標を見失い,“なかだるみ”とならないよう,学級・個人目標を決め2ヶ月間,100%達成を目指してみんなで頑張りました。その姿は,まるで自らを律する「自律」に向けた挑戦でした。しっかりと根を張りながら着実に成長している生徒達。その成長とともに我々教師も一緒に成長できたことを本当に嬉しく思います。
4月からはいよいよ2年生。さあ,どんな2年生に成長するかとても楽しみです。
3月9日 39号 PDFファイル(3/11up)
平成16年度 第39回下館中学校卒業式挙行される。
172名の新しい門出に贈ることば 校長 水越 和夫
校庭の桜のつぼみがふくらんで暖かい春がやってこようとしています。
このよき日に,市教育委員会の広瀬委員様,県議会の新井議員様,市議会の小野沢議長様を始め議員の皆様など,多くのご来賓のご臨席をいただき,平成16年度第39回下館市立下館中学校の卒業式が盛大に挙行できますことを心から感謝申し上げます。
さて,172名の皆さん,ご卒業おめでとうございます。
卒業に当たって,私は皆さんと過ごしたこの下館中学校における3年間を振り返ってみました。
平成14年4月,学校は完全週5日制になり,新たな教育がスタートした年,皆さんは真新しい制服に身を包んで,この伝統ある下館中学校へ入学しました。そして,自ら考え,正しく判断することができる豊かな心と確かな学力をつけるために日々努力を積み重ねてきました。私は本校のめざす姿を「明るい きれいな 楽しい学校」とし,先生方や皆さんと一緒にその実現を目指して取り組んできました。
皆さんが1年生の時に,学力の向上を図るためには,基本的な生活習慣の定着が必要と考え,10項目からなる基本的生活習慣通信表を作成し,以来3年間,毎学期実施してきました。皆さんは本当に中学生らしいさわやかな生徒になりました。
また,部活動単位のボランティア清掃が始まったのも皆さんが1年生の時,木の葉が落ちる秋頃でした。木の葉がなくなった12月以降は生徒会が「きれいにし隊」を結成し,校舎内すべての場所を水拭きして「床の光は心の光」を実践しました。
このように学校をきれいにしようと働いたり,生徒総会で自分たちの生活を改善しようと話し合ったりすることで規範意識も高まり,明るいきれいな学校の実現に向けて動き出しました。
2年生の時には生徒会が学校行事を通して楽しい学校をつくろうと頑張りました。特に運動会や文化祭は休日に行われ,内容も充実して,保護者の参加も大幅に増えました。合わせて皆さんのやる気も膨らみ,これらの行事を通して,学級の団結力を高め,いじめのない居心地のよい学級づくりがされました。
それらの活動を基盤にして,2年生の11月には市の指定研究発表会が全学級全教科で行われました。市内や水戸市教育会の先生方,初任者研修の先生方にも参加いただき,評価規準を入れた全教科全学年の年間指導計画とともに,皆さんの学習への取り組みが高い評価を得ました。
皆さんが最高学年になった今年度は,高い規範意識と一糸乱れぬ見事な団体行動を修学旅行で見せてくれました。
生徒会活動の活性化を推進してきた生徒会は「みんな大好き私の学校」のテーマで開催した,市内4中学校生徒会による「だてっこ大会議」を成功に導き,さらに明るい学校づくりの県報告会でその取り組みや成果について発表しました。
また,茨城教育月間の11月には,下館中学校教育のつどいを行い,300人以上の地域の方々の参加のもと,研究授業での皆さんの学習の様子を見ていただいたり,映像や皆さんの発表から,本校の教育活動を理解していただいたりしました。
さらに,県教育委員会主催の学ぶ楽しさ体験記に,昨年は3点が入賞し学校賞を受けましたが,今年は県で一番多い4点が入賞して,昨年に続いて学校賞を受けました。
その他,皆さんが2年生の時に始まった「走る人になろう」は,10月の県西地区新人陸上大会で男子総合優勝,女子準優勝に輝きました。
卒業生の皆さんが歩んだこの3年間は「力のある人間となれ」の教育目標を目指して「明るい きれいな 楽しい学校」を実現してくれた歩みでもあったのです。
私は,皆さんが毎朝ボランティア清掃を行い,環境をきれいにして,朝の自習に取り組むといった真摯な努力を積み重ね,学習でも,運動でも,最上級生としての範を示してくれたことを忘れることができません。
この伝統を守り育てて,県下に誇れる中学校として今後とも一層精進していきます。
「お礼のことば」 3学年委員長 大武様
かえりみますと,まだ幼さの残る表情を少し固くして,着なれない制服に身を包み,不安と希望を抱いてこの下館中学校の門をくぐった3年前が昨日の様に思い出されます。
「力のある人間となれ」という校訓の下,教科学習に始まり,人格教育を精魂込めて御指導いただいたこの3年間を思い巡らしますと,改めて感謝の気持ちでいっぱいになります。
人生の中でも心と体の急成長する,そして思春期の難しい時期と言われる3年間に,子どもたちの教育に全力を注いでくださった諸先生方には,並々ならぬご苦労がおありだったと思います。おかげ様を持ちまして,こうして無事卒業式を迎えることができました。語り尽くせぬたくさんの思い出を,この下館中学校の先輩,後輩から,そして先生方から頂きました事を心より感謝致します。
本日172名の子どもたちは伝統ある下館中学校の卒業生である事を誇りにして,一人一人新たな決意を胸に巣立ってまいります。どうぞ先生方には今後とも子どもたちへの温かい御指導を賜りますよう心からお願い申し上げます。
「卒業する君たちへ」 3学年主任 栗本 賢一
いよいよ卒業式か・・・。何となく「卒業式」という言葉を聞くと寂しくなる。
今年の3年生は,すれ違うと必ず元気にあいさつしてくれ,そして微笑んでくれる。そんな生徒たちばかりである。また,朝のボランティア清掃を頑張る生徒が多く,清掃も熱心に行うことができる生徒たちである。
この1年,自分が一番力を入れてきたことは,「働く生徒を作る」ことである。「人のために仕事ができる。こうした心があれば,どんな社会でもやっていける。」よく校長先生がこう,おっしゃっておられた。自分もまさしくそのとおりであると思う。
下館中学校で学んだ,「働く心」を一生忘れずに生活してほしい。そうすることが自分の幸せにつながるのだから・・・。
卒業生のみなさん,ご卒業おめでとうございます。
君たちは,新しい未来への第一歩を今日踏み出しました。しかし,その道は平坦な道ばかりとは限らないでしょう。そんなときはいつでも相談に来てください。
「教育には賞味期限がありません。」(元下館中学校長 田崎光紀先生の言葉)
君たちは,いつまでも私たちの教え子ですし,私たちは,いつまでも君たちの先生なのですから・・・。
3月8日 38号 (3/9 UP) 38号表 38号裏 PDFファイル(3/10up)
1・2年生,3学期末授業参観・懇談会開かれる
3月1日(火),1・2年生の3学期末授業参観並びに懇談会が実施され,多くの保護者の方々が参加されました。全学級で道徳の授業を参観した後,1年生は体育館で「2年生に向けての挑戦」中間発表会と学級懇談会,2年生は各学級で「1年間の生活・学習の反省」や「進路や修学旅行」についての話し合いが熱心に行われました。
1学年 ~充実した2年生に向かって~生徒一人一人が新たな目標を持って前進
〜生徒たちの進行で,「2年生に向かっての挑戦」 中間発表会〜
目標が定まらないまま,漠然と毎日を過ごすのではなく,次年度に向けての志を強くし,日常(学校)生活や学習面においての反省や改善点を考え,目標に向かって努力できる生徒や学級集団を育てたい。こうした想いから,「2年生に向かっての挑戦」がスタートしました。
具体的な活動として,1月24日からチャレンジ週間を位置づけ,「生徒各自の努力目標」「学級の努力目標」に向けて,改善のための実践を続けています。中間発表会では,生徒が進行役を務め,この行事を始めたきっかけや目標,実践経過について係の生徒が中心になって発表が行われました。
2学年 〜心身の成長のあとがみられた1年間〜
進級を前にして,新たな課題を確認
この1年間を振り返り,今年の成果と今後の課題について各学級で熱心な話し合いが行われ,最高学年への進級を前にして,心理的にも不安定になりがちな生徒たちにとって,学校と家庭の連携の強化が大切であることを再度確認しあうことができました。
〈 目 指 す 生 徒 像 〉
○自ら学び,進路の実現を目指して学習する生徒
○きまりを守り,誇りをもって行動できる生徒
○進んで心身を鍛え,充実した生活ができる生徒
第2回学校評議員会
2月28日(月)12:00〜14:00,第2回学校評議員会が開かれました。今回は荒川洋一様,三宅匡様,PTA会長鈴木成基様にご出席いただき,「学校給食の試食」,「生徒の給食参観」そして「協議」が行われました。協議には,校長,教頭,教務主任,生徒指導主事,保健主事が出席し,教務主任の野口規子教諭から「本年度の学校評価について」,その調査結果を報告させていただきました。評議員のお二人からは,「地域からの声やご意見」を出していただき,本校の取り組みの成果や今後の課題について有意義な話し合いが行われました。主なご質問やご意見は次の通りです。
1.部活動を頑張れる生徒は学力面でも成果を上げているか?
部活動に一生懸命取り組む生徒は,学習にも集中できる。一つの事に前向きに取り組める生徒は,何事にも頑張ることができる。
2.家庭教育に原因のある事件が多いが,学校として家庭教育をどう改善しようとしているか?
保護者に意識を変えてもらうには,まず,子どもを変えることだと考え,「基本的生活習慣通信票」を発行して活用している。学力も健康もよりよい生活習慣の土台の上に築かれることを子どもが実感して,向上する姿を見て,保護者も家庭教育の在り方を見つめ直すことができればと考えている。学校では,基本的生活習慣通信票で頑張った子に「グッドマナー賞」,「マナーアップ賞」,「ベストマナー賞」等を設けて表彰することで子供の向上心を育てている。
3.最近は生徒の自転車の乗り方も改善されてきたが,まだ時々,「右側通行」や「押しボタン信号が赤でも行ってしまう」生徒を見る。下校時の気のゆるみが,「おしゃべり運転」や「並進」等に表れている。ライトをつけて乗ってほしい。
4.学校の対応がきめ細かで感謝したい。
5.学校だよりが頻繁に出されていて,学校の様子がよくわかる。今後もこれまで同様,学校の情報を地域に知らせてほしい。
3月3日(木)茨城県立高等学校入学試験
3月7日茨城県立高校入試を終えて(学年主任のひとり言)
前日夜雪がちらついた。なかなか天気が心配で眠れず。結局1時頃外を見て,雪が降っていないのを確認し,床についた。朝5時前,セットしていた目覚ましが鳴る前に目が覚める。すぐさま外にでて天気を確認する。よっし・・・
6:30に駅に着く。水戸方面や結城方面に出かけた生徒達を見送り,学校に戻る。
学校では,自分以外の3年部職員はすべて引率に出かけており,無事生徒達が試験会場に入室することを祈る。
8:00を過ぎると次々と「生徒がそろいました。」の連絡が入る。8:30すべての生徒が受験会場に入ったことを確認。これで一安心。「生徒達が全力を出せますように」と祈る。
午後4時前,すべての試験会場で生徒全員が無事受験が終わったことを確認。とりあえずこれで一段落。後は7日の栃木公立入試だ。
3月4日(金)卒業生を送る会
13:30から体育館において,2年生の実行委員会の進行で「卒業生を送る会」が行われました。内容は,1・2年生それぞれに「卒業生へのメッセージ」と「学年全員による合唱」の発表,転出された先生方からの「ビデオレター」,そして「お囃子」の発表でした。学年全員合唱では,1・2年生共にステージ前に並び,一生懸命歌うことができました。精一杯の発表で3年生を送ろうとする1・2年生と熱心に発表を聴く3年生,本校生徒の学年間のあたたかい交流が実現していることを感じます。
2月25日 36号表 36号裏 PDFファイル (3/7修正・3/5UP)
授業改善の取り組み
本校では,教師の指導力向上を目指し,年間を通し全教科,領域の研究授業を進めてきました。2月17日(木)には,下館市教育委員会指導主事,赤木信之先生をお迎えし,最後の授業研究(国語科)を行いました。本号では,1年生の国語及び道徳の授業改善の取り組みを紹介します。
国語 2月17日(木) 1年4組 主題名「わたしの国語学習」
(インタビューをしよう・身近な題材で書こう)
「身近な人の仕事についてインタビューし,聞き書き交換会をしよう」
〈取り組みのおもなねらい〉
・ 自己評価や相互評価を取り入れながら自分課題意識をもたせる。
・ TTによる指導形態を生かして支援する。
・ 意図的な相互交流の場を設け,伝え合う力の向上を図る。
授業の成果
◎ インタビューする際の話し方や聞き方について,技術やマナーの向上が見られた。
◎ グループによる相互交流の場を設けることで,自分のインタビューの課題を明確にすることができた。
道徳 1月25日(火)1年3組 主題名「生命の尊重」 資料「へその緒」
担任と養護教諭そして,3歳の子どもの母親でもある先生とのティームティーチングによる授業の工夫
授業の成果
◎ 指導者それぞれの役割分担が生かされ,感動的な授業が展開された。
◎ 生徒たちも素直な気持ちで自他の生命尊重について考えることができた。
2月23日(水)1年生学年道徳
主題名「あなたは食べ物を粗末にできますか」 資料「ハゲワシと少女」
パワーポイントを活用し,対話形式を多く取り入れた授業の工夫
授業の成果
◎ これからは給食を残さずに,できるだけ食べなければいけないと考えることができた。
◎ 誰でもできる身近なボランティアを考えることができた。
第2回学校保健委員会
2月18日(金)13:30〜14:30 第2回学校保健委員会が開かれました。今回は,「体力テストの結果」,「保健室利用状況・欠席状況」,「平成17年度学校保健安全年間計画(案)」についての研究協議を行いました。後半の講義では,本校栄養士 日向壽美子が「給食の実態」について発表し,改めて食事の大切さを考えるよい機会となりました。
2年生 第3回地域ボランティア活動
2月17日(木)13:00〜15:15の間,2年生179名がボランティア活動を下館小・竹島小・伊讃小の3ヶ所で行いました。
2月15日 35号表 35号裏 jpgファイル(2/20 3/17up) ※今号は,容量の関係でjpgファイルとなります。
くわしくは,立志の集いページへ
下館中の伝統を築いた立志の集い 校長 水越 和夫
「想い 〜意志を貫き 未来へはばたけ〜」のテーマのもと,2年生は生徒と先生が一体になって,立志の集いに向け,昨年の暮れから母校の小学校でボランティア活動をするなどして,本校の最高学年になる心の準備をしてきました。
そんな生徒たちと先生方を,私は校長として誇りに思います。それは,「立志の集い」を始めて今年で3回目になりますが,自立に向けて実践することで,本校の生徒たちは大きな変容を遂げてきたからです。
1回目(今の高1)の学年は,校舎内すべてを水拭きして「床の光は心の光り」を実践しました。特に昇降口のコンクリートまで雑巾をかけるようになり,それが今では本校の伝統になりました。
2回目(今の3年生)の学年は,「床の光は心の光り」を継続するとともに,授業開始1分前着席を実践し,時間を守って生活するという態度を身に付け,それが現在も続いています。
このように,立志の集いは回を重ねるごとによい伝統を築き,更には進化させるという役割を果たしています。
今回の立志の集いを機に,「力のある人間となれ」の本校教育目標をみんなで考え実践していきましょう。
保護者,地域の皆様のご指導とご協力を今後ともお願いいたします。
内 容 第1部 「立志の誓い」
1 テーマ発表
2 決意文表明
3 ボランティア実践発表
43年生から2年生へ贈る言葉
第2部「講演会」
・青森山田高校野球部コーチ 美斎津 忠也氏
第3部「親と子の集い」
1 詩の朗読
2 手紙交換
立志の集いを終えて今,思うこと 第2学年主任 櫻井 千洋
2月6日,本校体育館で「立志の集い」が行なわれました。「立志の集い」を終えて一番印象に残っているのは,集いを終えて下校するときの2年生の顔がいつもと違って晴れ晴れとして,達成感に満ち溢れていたことです。
本年度は,一昨年の「立志週間」,昨年の「立志月間」を延長して「立志学期」として,昨年の12月から地域ボランティアを3月まで行なう計画を立て,実践してきました。このボランティアでは,母校である下館小学校,竹島小学校,伊讃小学校,下館中学校の他,夏休みの職業体験でお世話になった福祉センター,羽黒神社の清掃活動に取り組んできました。始めは,面倒くさがっていた生徒たちも,回を重ねるたびに,働くことの喜びやボランティアの大切さを感じ,今では意欲的に参加するようになってきました。また,地域の方々から温かい励ましの言葉をいただき,生徒たちも地域と連携して活動していくことの大切さを学ぶことができました。
また,「立志の集い」の第2部で行なわれた講演会では,本校卒業生で,現在青森山田高校の野球部コーチである美齋津忠也先生から「野球の前の野球」というテーマでお話をいただき,何事もそれを行なう前の心構え(挨拶,清掃,時間,授業に集中すること)が大切であるという話は,本校が掲げている基本的生活習慣の徹底と内容が似ており,生徒たちの心に深く残った感じがします。
2年生もあと1ヶ月で,下館中学校の最高学年として本校を引っ張っていかなくてはなりません。生徒一人一人の決意は違っていますが,今回立てた決意が実現できることを願っています。そして,先輩たちが築き上げた良き伝統を引き継ぎ,更に下館中学校を発展させていってほしいと思います。
想い 〜意志をつらぬき 未来へはばたけ〜 実行委員長 2年 N.Hさん
僕は実行委員長に推薦をいただいた時,学級委員長を務めた経験があったため,「大丈夫,できるだろう。」と,気持ちに幾分余裕がありました。しかし,活動を開始してみると,予想通りには行かず,最初の仕事であるテーマ決めからたくさんの難題にぶつかってしまいました。それぞれのクラスから挙がった意見がなかなかまとまらず,気持ちのゆとりもどこかに消え,あせりさえ感じるようになっていました。「何とかしなければいけない。」そんな気持ちで実行委員の仲間たちと意見を出し合いました。時間はかかりましたが,テーマ「想い 〜意志をつらぬき未来へはばたけ〜」を決定することができました。
テーマ発表の練習も,なかなか暗記できず苦しかったです。しかし,猛練習をして本番に間に合わせることができました。自分なりの満足感を味わうことができました。
本番当日は,合唱から式が始まり,テーマ発表,ボランティア活動の実践発表,最後の手紙交換まで,練習の成果が表れました。
僕はこの立志の集いを通して多くのことを学びました。2年生全員が一生懸命歌うことでみんなの気持ちが一つになったこと。苦しい練習を積み重ねた結果,発表の成功を得たこと。そして,手紙交換では,普段口にできない想いを親子で伝え合ったこと。努力することで,大きな充実感を得ることができました。実行委員長として活動できたことは,これからの人生にとても貴重な経験となりました。
2月4日 34号 PDFファイル(2/10up)
「立志の集い」いよいよ開催
「立志の集い」が2月6日(日)に行われます。今年度は「想い 〜意志をつらぬき,未来へはばたけ〜」というテーマのもと,日常生活面や学習面での改善を図ろうと新たな試みをいくつか行いました。
2学期末から始めた「地域ボランティア活動」については,32号,33号で取り上げお知らせしてきましたが,地域の方々から,多くの感謝や激励の言葉が寄せられました。その反響の大きさに,生徒たちは勤労の喜びを肌で感じ,地域に貢献しようとする意欲をさらに高めています。また,「生徒一人一人が生活・学習の努力目標」を掲げ,さらに学級が一つになって努力すべきことについて話し合いました。それが次の「学級の決意」です。
1組 他人を思いやる気持ちを持ち,明るく協力し合えること
2組 無言清掃を徹底すること,そして,授業に集中して取り組むこと
3組 責任を持って行動し,清掃や授業に一生懸命取り組むこと
4組 一分前着席を守り,自分から進んで学習に取り組むこと
5組 話を目で聴き,授業に集中して取り組むこと
今年度の「立志の集い」は,第1部で「テーマ発表」,「決意表明」,「ボランティアについての発表」,そして「3年生から2年生へ贈る言葉」,第2部では,本校卒業生で青森山田高等学校野球部コーチの美齊津忠也氏に「野球の前の野球」という演題で講演を行っていただきます。第3部では,「親子の手紙交換」,「親子詩の朗読」が行われます。
学校給食に地場産食材 「下館食の日」1月27日(木)
学校給食に関する標語応募作
1月24日 33号 PDFファイル(1/25・2/10up)
自立した生徒の育成を目指して
本校では,昨年度から基本的生活習慣通信票の評価をもとに,基本的生活習慣がよりよく身に付いた生徒を表彰しています。この制度は,自立した生徒(自分のことは自分でできる生徒)の育成を目指して実施しているものです。義務教育の最終段階としての中学校が目指す究極の目標は,自立した人間の育成です。このことは,子どもたちがこれからさき生きていくうえで,基盤ともなる大切なことであり,まさに「生きる力」そのものです。こうした基盤がしっかりしていなければ,すべては砂上の楼閣となってしまいます。
最近,学力低下が問題となっていますが,自立した生活ができれば,学力は自ずから向上していくものです。同様に体力の向上も積極的に取り組むたくましさも身につけることができます。
このような考えから,学校ではこの表彰制度を設けることで,自立した生徒の育成を推進して参ります。この趣旨をご理解いただくとともに,ご家庭でも次のような点についてご協力をお願いいたします。
@
雨天などにおける車での送迎は控える。(子どもが自らの足で歩くことで,強くたくましい心を育てる。)
A 安易に忘れ物を届けない。(不自由することで忘れない工夫をさせる)
B 家庭の一員としての役割を果たさせる。(手伝い,身の回りの始末)
基本的生活習慣の表彰
立派な2年生になるために 〜1年生の新たな挑戦〜(2/10up)
1年間でいちばん短い学期が3学期ですが,この3学期をいかに過ごすかがとても大切です。 3年生は卒業後の進路に向けて,2年生は「立志の集い」に向けて頑張っていますが,今まで1年生は主だった行事がありませんでした。そこで,2年生に進級してからの,「なかだるみ」を防止するために,以下のような願いのもと,総勢158名の1年生が3学期,新たな挑戦をします。
テーマは,「Challenge for the second grade ―かけがえのないきみだからー」
です。具体的な活動は以下の3点です。
(個人目標の設定) 自分が最も変えなければいけないことはどんなことなのかを考え,決意文に表し,改善にむけて頑張る。
(学級目標の設定) 学級目標を考え,クラス全員が一丸となり100%達成に向けて努力する。
(1年後の私へ手紙を書く) 1年後の自分の姿を描き,「立志式」で受けとることを想定して自分に手紙を書く。
「私はこの1年間,○○○を頑張りたい」という意欲が高まるよう,生徒・職員は一丸となって,この新たな行事に挑戦していきたいと考えます。充実した次年度が過ごせるかどうかのわかれ目の時期です。生徒に変容が見られるよう,ご家庭でも行事に前向きに取り組んでいる生徒を励まして下さい。ご協力の程,宜しくお願いいたします。
3年生対象に租税教室
1・17 阪神淡路大震災の教訓を生かして第3回 避難訓練
1月11日 32号 PDFファイル(1/25up)
「3学期のスタートに当たって」 校長 水越和夫
全員が元気に新年を迎え,3学期のスタートが切れることを本当にうれしく思います。
1年生は新入生を迎えて見本となる2年生に進級する準備を,2年生は本気で「立志の集い」を成功させて伝統ある下館中学校の最高学年になる準備を,3年生はこれまでに考え努力してきた自己の進路を実現させるよう,それぞれ頑張ってください。
3学期の抱負をNさん(1年),Mさん(2年),Sさん(3年)の3人に述べてもらいました。学習も生活も運動も「よし,やるぞ」という意欲に溢れていて,聞いている者にその気持ちの強さが伝わってきました。2学期最後の「あすなろ」に書きましたが,「よし,やるぞ」という意欲は自立への第1歩につながります。
この3学期は,一人一人が自分を一層磨くために,「自分でできることは自分でしよう」の目標を目指して頑張りましょう。ご家庭でもご協力下さるようお願いいたします。
最後に,職員一同一致協力して,今学期も頑張ります。お子さんのことで気になることがありましたら,どんなことでもご相談下さい。学校としてできることは精一杯努力して参ります。
立志の集いを迎える2年生 地域ボランティア活動を開始
第3回シンパシー講座は「聴く」レッスン
12月24日 31号 PDFファイル(1/27up)
充実した2学期を振り返り思うこと
昨年度の1学期,本校生徒会の取り組みが注目され,県西地区の中学校が集まった,「明るい学校づくり」の場で発表しました。今年度の2学期は,市内4中学校の生徒会が夏休みに,「みんな大好き私の学校」のテーマで実施した,“だてっこ大会議”の取り組みを県の,「明るい学校づくり」の場で発表する機会を得ました。
また,県教育委員会が力を入れている,「学ぶ楽しさ体験記」には,昨年よりも1点多い4点の作品が県教育長賞に輝き,今年度も昨年度に引き続き学校賞をいただきました。
このように,生徒会が,「明るい,きれいな楽しい学校」を目指して,学習に生活に主体的に取り組んでいる下館中学校は,県内の多くの学校から注目されています。
11月6日に開催した,「下館中学校教育のつどい」には,地域の方にたくさん参加いただき,本校生徒の日々の暮らしや先生方の学習指導の様子について,映像と生徒の説明で紹介し,学校生活全般について理解することができたと地域の皆様から大好評を得ました。
運動面でも2学期は大活躍をしました。まず,県西新人陸上は,男子が総合優勝,女子が総合2位というすばらしい結果を残しました。続いて行われた部活動の新人戦では女子バレーが県大会で3位に,男子テニス部が県西大会で準優勝に,男女バスケット部はどちらもあと一歩で県大会出場という頑張りを見せてくれました。
継続は力なり,毎朝行っている,「走る人になろう」は参加者が増え,その成果が県の駅伝大会出場という形で実を結びました。
それ以外にも各種作文や絵画コンクールでの入賞,インタラクティブフォーラムの県知事賞や県吹奏楽コンクールの金賞など本当に一人一人の生徒の皆さんが,自分のもてる力を十分に発揮してくれました。
これは先生と生徒が運動会や飛翔祭といった学校行事に学級の全ての力を結集して取り組んだ結果,居心地の良い安心して暮らせる人間関係が学級の中にでき,何事にも本気で取り組める環境が整ってきたからだと考えます。
その意味で,下館中学校の生徒会活動は本当に充実し,頭でわかっていてもできなかった,「あたりまえのことをあたりまえにやる」実行力のある生徒会になりました。
最後に残された本校生徒会の課題は何でしょうか。それは1つきりありません。「自分でできることは自分でやろう」ということです。
忘れ物を届けてもらう,雨の日に車で送迎してもらう甘えの心を,生徒会が中心になってみんなで改め,真にたくましい自立した中学生を目指して頑張りましょう。
この課題を克服した時,本校の教育目標である,「知・徳・体」を高い次元で実現した,「力のある人間」になることができると考えます。
「学ぶ楽しさ体験記」 本年度も学校賞を受賞
12月13日 29号 PDFファイル(1/25up)
2学期末授業参観・懇談会開かれる
12月3日(金)2学期末の授業参観並びに懇談会が実施されました。学級担任の授業を参観した後,1学年は学級懇談,2学年と3学年は学年懇談を行いました。
主な懇談内容は「2学期の生活や学習について」,「冬休みの過ごし方」,その他に,2学年は「立志の集い」,3学年は「進路,卒業までの見通し」で,各学年とも熱心な話し合いが行われました。本号では,各学年で話し合われた内容の要旨をまとめてお知らせします。
「みんなでつくる明るい学校づくり報告会」に参加して
11月26日 28号 PDFファイル(1/25up)
県中学校新人体育大会では,女子バレーボール部が第3位入賞,その他の運動部も各種大会で活躍,そして,県中学校駅伝では選手の走力の向上が著しい等,本校のスポーツ面の充実が見られます。文化面では下館市小中学校音楽会で,3年生91名による合唱や吹奏楽部の演奏が好評を得ました。そこで本号では,最近のスポーツ・文化両面の活躍を取り上げました。
運動部各種大会結果
・女子ソフトボール部 11月13日(土)県西地区新人交流女子ソフトボール大会 準優勝
・柔道部 11月14日(日)明野近隣柔道大会 男子準優勝 女子第3位
・野球部 11月14日(日)三和大会 優勝
・卓球部 11月21日(日)結城市民卓球大会1年の部 U.F さん 優勝
S.Mさん 準優勝
・サッカー部 11月23日(火)関城町長杯新人中学校サッカー大会 第3位
・茨城県中学校駅伝競走大会 男子24位 女子26位
11月16日 27号(1/27up)
9月24日 22号 (9/27up)
がんばった「県西新人陸上競技会」 男子総合優勝,女子総合準優勝
9月17日(金)に実施された県西新人陸上競技会において,本校は,みごと男子総合優勝,女子総合準優勝に輝きました。「走る人になろう」のテーマで,生徒達が自主的に朝のランニングを始めてから1年3ヶ月が経ちました。前年度の結果から大きく飛躍した6月の県西総体陸上競技会の成績(女子総合6位,男子総合10位)をさらに上回り,みごとな結果を勝ち取りました。「継続は力なり」が実証されたことで,私達教職員も,生徒達も,自ら取り組むことのすばらしさや毎日の努力こそが向上につながることを確信することができました。選手のみなさん本当におめでとうございました。
9月16日 21号 (9/16up)
本年度の運動会の特徴 校長 水越和夫
本年度の運動会を終えて,昨年までの運動会と比較して変化した点を,保護者や地域の方,職員・生徒の声もまじえて紹介します。
@ 何度でもできるまでやるという練習から,本気で集中力を高め1回で目標を達成するという練習になった。
A その結果,どの種目も練習の時からしっかりできていた。
B 生徒会の提案で,一人一人の旗がつくられ,万国旗のように掲揚され,会場の雰囲気や生徒の意識を高めるのに効果があった。
C これまでもそうだったのだが,今年は一段と顕著に,学級担任の先生と学級の生徒が一致団結して,一つ一つの種目に取り組み,最後の最後まで学級のために全力をつくす姿が見られた。
私は,35年以上も前の,まだ本県の中学校に荒れが見られなかった時代の,先生と生徒の関係を見た思いがして,胸に熱いものを感じました。保護者の方々からも同様な声が寄せられました。
最後に,毎年本校の運動会を見てくださっている,接客をビジネスにしている社長さんから「年々生徒の表情がよくなっている,目の光に力がある,行進をはじめとして,だらしない行動が見られなくなった。服装も髪型もすがすがしさを感じる」との感想をお寄せいただきました。地域や保護者の皆様の期待に沿えるよう,今後とも職員・生徒が一体になって,よりよい学校をつくって参ります。本当にご声援ありがとうございました。
9月10日 20号 (9/16up)
2学期の少人数指導について 校長 水越和夫
学校では,生徒の学力を高めるために,本県が推進している少人数指導で,どうすれば効果が上がるか工夫しています。
少人数指導には,1学級を2人の教師で指導するTT方式と,例えば2学級を3つに分けて3人の教師で指導する分割方式の2つがあります。いずれの方法も,教師1人当たりの生徒数が少なくなり,目が行き届くので,少人数指導と呼ばれています。
本校には,少人数指導のための教師が2人配置され,これまでは,英語,国語,数学の教科をTT方式で行ってきました。TT方式は,1学級を2人の教師で指導するので,目が行き届き有効な方法なのですが,週3時間の教科を全時間TTで実施できない悩みがあります。下館中の16学級に対して配置された2人の教師を,どう有効に活用するか検討した結果,2学期は分割方式で少人数指導を実施することにしました。
1年生は1学級の人数が40人と多いので,分割方式で,英語と国語の2教科で少人数指導を実施します。
2年生は系統性の強い数学を週1回,TT方式で少人数指導を実施します。
3年生は受験を控えているので,英語を分割方式で実施するほか,国語を週1回TT方式で行う少人数指導を実施します。
分割方式をとり入れる1年生と3年生は,2学級を3つに分け,その内の2つは完全習得コース,1つは充実発展コースとし,生徒の希望を聞いてコースを決定します。
学校としましては,生徒が学力をつけ,「力のある人間」となるよう,これからも学習形態や指導方法を工夫するとともに,日々の指導を反省し,年間指導計画を改善するなど,生徒がわかる楽しい授業づくりに努めて参ります。
保護者の皆様の御理解と御協力をお願い致します。
9月1日 19号 (9/5 up)
2学期を迎えて 校長 水越和夫
本当に暑かった夏休みが終わりました。全校生徒が元気に,2学期を迎えることができて嬉しく思います。
2学期は,運動会,文化祭と2つの大きな行事があります。この出来がどうかで今年の下館中学校の力が問われます。先輩達は,毎年確実に改善を加えて,保護者の皆さんや地域の方々から高い評価をいただくと同時に,これらの行事を通して学級の団結を高め,みんなで助け合って学習や生活に取り組んできました。まずは,みんなで運動会の成功に向けてがんばりましょう。
9月1日 18号(9/4up)
学校をつくる主役は生徒
去る8月12日(木)市民会館を会場にして,市内4つの中学校生徒会の交流会,「だてっこ大会議」が初めて行われました。
各中学校の生徒会役員が,それぞれの活動状況を発表し,その後の全体会では,参加者の中から多くの質問や感想が出され,有意義な交流の場となりました。