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橋下代行 みんなの党に合流呼び掛け「選挙区はじゃんけんでも」

 日本維新の会の橋下徹代表代行は23日、みんなの党の渡辺喜美代表に対し、衆院選に向け日本維新に吸収合併する形での合流を要請した。これに対し渡辺氏は、日本維新の政策に「原発ゼロ」が反映されていないことを理由に合流を否定した。みんなの党の解党についても拒否した。

 橋下氏は東京都知事選告示日の29日までの決着を目指すが、民主、自民の二大政党に代わる、第三極勢力全体の結集は困難さを増している。

 橋下氏は23日昼のテレビ朝日の報道番組で「国のことを思うなら、自分たちの勢力、ポジションに関係なく、一緒になろう。一つのグループになるよう大英断を下してほしい」と、渡辺氏にかけた電話の内容を紹介。「みんなの党の皆さんに新しい日本維新の会に入ってほしい」と伝えたことを明らかにした。

 日本維新の会とみんなの党は23日現在、8都道府県18選挙区で競合している。橋下氏は「選挙区調整は、最後はじゃんけんで決めていい。一つのグループになるなら意地でもやる。僕も代表代行の立場にこだわっていない」とも、呼び掛けたという。

 これに対し、渡辺氏は都内で記者団に「日本維新の政策に原発ゼロなどが反映されていない。基本的に合流しようと言われてものめる話ではない」と指摘。「(太陽の党との)結婚を解消してもらわないと先には進まない」と述べ、石原慎太郎代表を除く太陽の党メンバーとの決別が合流協議の条件となるとの考えを示した。

 これに先立ち、遊説先の大分県中津市では「みんなの党が解党することはあり得ない」と明言した。

 橋下氏は番組で「国民の生活が第一」の小沢一郎代表との連携については、「ない」と、あらためて語った。

[ 2012年11月23日 19:26 ]

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