ゆかり&あきひろtoday

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<<   作成日時 : 2012/11/18 20:46   >>

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昨晩から幾らか風邪気味でしたが、あきひろさんに薦められ、菊人形を見に出かけました。

ただ、菊人形は私を行かせるための手段にすぎなかったのです。

本当はハイキングコースの山を一緒に登りたかったらしい(苦笑)

まずは昨年の日記から→http://y-aworld.at.webry.info/201110/article_14.html

いやぁ〜昨年は悲惨でしたよ・・・・菊人形ではなくて、藻でしたからね。

ところが今年は前回が嘘のような見事な菊人形になっていました。

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去年もこの顔ハメに入って写真を撮りました。

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ドレスなのに、なんでこんな顔をするんだろう?

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富士山〜〜

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昨年はまったく咲いてなかったけど、今年は見事にセクシ〜〜{%!?webry%

あきひろさんを真ん中に立たせれば良かったな。

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何かの会合や大会で、偉い人やゲストの方が胸に付けるようなまんまの本物の菊です。

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かき氷みたいでしょう?(笑)

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ここまでは天国でした(笑)


菊会場を見終えて、そこからはあきひろさんが楽しみにしていた「野山を歩く100コース」と言う本の中にある、桐生観音山への道へ。

まずは車を停めて、斜めに作られているコースへ入って行きました。

行きかう人は誰も居ないという事にちょっとした不安はありましたが・・・。

これが思いもよらぬ出来ごとになるとはこの時はまだ予想が付きませんでした。


本には1時間30分と書かれているこのコース。

実際にはこれより短くなる筈だというあきひろさん。


ペットボトルを手に持って、急な斜面を登り続けました。


途中、何度か止まって休憩をとりながら、半分と思われている寝釈迦像まで来ました。

ずっと急な斜面でしたし、ここからは下りになるからね、というあきひろさんの後をついて歩きました。


案内看板を頼りに、ところどころに設置してある「クマよけの鐘」を叩きつつ・・・・。

しかしものすごい風にあおられ、コースを短くしようと言う事になりました。

設置してある看板通りに二人で進んだ筈でしたが、見事に遭難しました・・・(苦笑)

人っ子一人行き合いません。

まだお昼ちょっとすぎだというのに、木々に包まれた山の中は暗くてまるで5時に近いような暗さです。

時折、ガサッガサッの音にびくつきます。

歩いても歩いても、目指す看板が見つからず、ようやく駐車場まで25分と書かれた看板をあてにしてきたのに、代わりに行き止まりの代官山頂上と書かれた場所に出てしまったり、片栗山という看板に出会いってしまったり、寒さと空腹で切なくなりました。

行きが急な斜面で汗をびっしょりかいてしまったせいか、寒くて仕方がありません。

下っているばかりではなく、来た道を引き返したりしたから、またもや汗が出てきます。

そして突風の繰り返し・・・・。

私は「もうしばらくハイキングは行かないからね、一人で行って頂戴ね」と言いました。


あきひろさんは「ちょっと用を足してくる」と言って、すっきりした顔で戻って来ましたが、さすがにそれは私には無理です。

歩いても歩いても駐車場が出てきません。

でも山の中から道路らしきものが見えてきました。

その途端に出る私の最後のパワー

あきひろさんは「ちょっと休憩しよう」と言いましたが、私は早く道路に出たかったので、歩き続けました。

出たぁ〜〜〜道路だぁ〜〜〜〜。

しばらく歩くと一軒家を見つけました。

しかし、その一軒家は廃墟のような感じでした。

私はすでに気力が終わりかけていたので、あきひろさんが道を尋ねに行きました。

するとちょっと風変わりな男性が奥から出て来て、尋ねると来た道を引き返す方が良いと言う事でした。

でも私達二人にはすでにその気力も体力も残されていなかったので、道路を歩いて、コンビニを探してタクシーで駐車場へ戻ろうという事にしました。

しかし、どんなに歩いてもコンビニはありませんでした(苦笑)

数キロ歩いて、よおやく一件の蕎麦屋さんを発見。

疲れ切った私達にはまるで一筋の明かりを見たかのような・・・。

普段なら間違いなく立ち寄らないお店です(失礼)

お爺さんとお婆さんで経営されているようでした。

ここから20分〜30分くらい歩くと駐車場らしいとの事。

お昼はここのお店で頂きました。

あきひろさんは親子丼、私は親子南蛮。

卵でとじているはずだから、黄色かなと思うけど、こういう色でした。

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手打ちうどんと書いてあったけど、すごく柔らかかったです。

でもこのうどんで体が温まりました。

お爺さんが親切すぎるほど、詳しく駐車場までの道順を教えてくれました。

有難かったです。

ようやく停めた場所へ戻れた時は大袈裟ではなく、無事に生還したという気分になりました

もしも夕方になって、暗い中をウロウロしていたらどうしようと思いましたし・・・

1時間で帰れる筈が、2時間ちょい・・・・いや、時間以上に思っていたよりもアップダウンが激しく、真っ暗な道もあったので、精神的に参りました。

いやぁ〜〜疲れた一日でしたよぉ・・・・。しばらくは山登りは勘弁させて頂きます



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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
読んでいてどんな成り行きになるか、ドキドキしました。
最初は、あきひろさんの菊人形・・・いつも素敵です。
だんだんと恐怖映画を観ている感じがしました。
読んでいて熊が出没かなと思いましたが、まさかそんな訳ありませんよね。

一緒に道中を歩いているようでした。

温かいお蕎麦で元気が出て良かったです。
本音の部分も聞けて怖い話ですが、楽しく読ませていただきました。
いつも思うことですが、文章に臨場感があり読ませますね。
K夫妻
2012/11/18 22:42
K夫妻さん>
いやぁ〜昨日は冷や汗かきました。
帰って来た後にあきひろさんが「俺はあの時、本当はものすごく焦ったんだよ、完全に迷ったからね」と言ってました。
どちらかと言えば最後に強かったのは私でした。
下って行けば、どうにかなるさの気持ちがありましたし、道路が下に見えた時は嬉しくて仕方なかったです(す笑)
しかし昨日はよく歩いたせいか、熟睡出来ました。
歩くのは体に良いと言う事は熟知しているのですが、やはり危険の無い場所がいいですね。
人の気配もなく、クマよけの鐘があちこちあるだけですと精神的に参ってしまいます。
その上これからは気候も寒くなりますしね。
この時は荷物をすべて車の中に置いて行ってしまい、写真が撮れなかった事だけが残念です。
あきひろさんの財布だけがあったので、うどんはたべられましたが・・・(笑)
あきひろさんの親子丼の具にはなぜかワカメも一緒にとじられていました(笑)
夫婦で同じようなモノを頼んだので、具も同じだったのかなぁ(笑)
あきひろさんは「俺は最初からふんわりたまごの親子丼は期待していなかったけど〜」と言ってました
ゆかり&あきひろ
2012/11/19 17:39
まさにタイトル通り天国と地獄でしたねっ💦ご無事でなによりです😄お疲れさまでした
あぁちゃん
2012/11/20 00:23
あぁちゃん>
もぉ〜〜あきひろさんが簡単に言うから、付き合ったけど、参りましたよ
人がいない、暗い、クマよけの鐘が所々にある、というだけで、こんなに心細いものなのかと・・・・しかもトイレには行きたくなるし、あきひろさんは「おれが囲ってやるから、そこでやっちゃえば」と、言ったのですが、もしもお尻を出している時にクマがきたらどうしようと思って・・・(笑)
あきひろさんが途方に暮れている時に私はこの「トイレの限界」で無我夢中で歩きました。
やっぱりいざというときは女性の方が強いみたいです(笑)
ようやく蕎麦屋さんでトイレを借りられた時はトイレの有難さを痛感しました(笑)
ただ10キロ近く歩いて、足が痛くならなかったのは不思議です。これだけでも助かりました
ゆかり&あきひろ
2012/11/20 07:59

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