One Engine Inoperation-Multiengine Training #3,4,5,6
4/14/10
Type of A/C: BE95A
Duration of FLT:1.5hrs
Route of FLT: PHNL-PHJR-PHNL
Normal T/O:5
Normal LDG:5
Maneuvering: Power Off Stall, Vmc DEMO
4/16/10
Type of A/C: BE95A
Duration of FLT:1.5hrs
Route of FLT: PHNL-PHJR-PHNL
Normal T/O:6
Normal LDG:6
Instrument Approach:ILSRWY4R(HNL)x1(OEI)
Maneuvering: OEI
4/17/10
Type of A/C: BE95A
Duration of FLT:1.8hrs
Route of FLT: PHNL-PHJR-PHNL
Normal T/O:8
Normal LDG:8
Instrument Approach:ILSRWY4R(HNL)x1(OEI)
Maneuvering: OEI, ENG Restart
4/18/10
Type of A/C: BE95A
Duration of FLT:1.4hrs
Route of FLT: PHNL-PHJR-PHNL
Normal T/O:5
Normal LDG:5
Maneuvering: Steep turn, Vmc DEMO, Short field T/O
ここのところ、連続で飛んでいる。
ここ3本のFLTで集中的にやっていることはOne Engine Inoperating(OEI)だ。
それ以前の3本のFLTでやったことというのは、機体に慣れるためのトレーニングと言ってもよかったと思う。上昇、降下、レベル、T/O、LDGといったホントに基本の操作かた、Steep Turn、Power OffとPower OnのStallといったマニューバ、やっていることはC172、つまりシングルエンジンと変わらない。
イントラのMr.Jによるグラウンドでのインストラクション、そしてFLTを通じて、今感じていることは「OEIがマルチの肝」だということだ。そしてコレは簡単ではないらしい。
その理由の1つは、ENGが機軸から離れて、翼に各1つ取り付けられているためだ。そしてBE95Aの場合、双方のプロップは両方ともコックピットから見て時計回りに回っている。
まずはシンプルに考えて見る。
右のENGが止まった場合、左のENGの推力のみが有効となるから、放っておくと機体は右に旋回しながら上昇しようとし、そのまま上下反転しようとする。
逆に、左のENGが止まった場合、右のENGの推力のみが有効となるから、放っておくと機体は左に旋回しながら上昇しようとし、そのまま上限反転しようとする。
ただし、その度合いは、左ENGが止まった場合のほうが影響が大きい。
それにはいくつかの要素がある。
①Pファクターとアーム
左右のプロペラが回転することによって推力を生じさせるが、機体がハイピッチやハイAOAになれば、プロペラが下向きに回転するとき(コックピットから見てプロペラ回転半径の右半分)の推力が上向きのそれよりも大きくなる。
では機体を上から見たとき、機軸から左右両方のプロペラの下向き回転面までの距離(アーム)を見た場合、右の方が左よりも長い。このため左プロペラよりも強いモーメントが発生し、結果的に左向きのヨーが発生する。実際、BE95で離陸するときは、C172同様に右ラダーを踏み込んで上がっている。
②推力によるスリップストリーム
プロペラから生成される空気の流れが翼にあたることで揚力が発生するが、Pファクターの影響を受けているときは、この揚力もプロペラ回転半径の右半分で最も多く生成され、なおかつ機軸からのアームも左右で異なる。結果的に右翼の揚力が左翼のそれよりも大きくなり、左へのロールが発生する。
③スパイラル・スリップストリーム
左プロペラからの空気の流れは垂直尾翼にあたり、仮に右ENGがOUTになった場合は垂直尾翼にあたった空気の流れが機体の左に行こうとする傾向を押さえてくれるが、左ENGがOUTの場合は右プロペラからの空気の流れは垂直尾翼にあたらない。このため、左に行こうとする傾向を止める力が発生しない。
④プロペラ・トルク
プロペラが時計回りなら、期待には反時計回りのトルクが掛かっている。右ENGがOUTなら、このトルクが右に回ろうとする動きを減らすことになるが、左ENGがOUTならトルクは左にまわろうとする動きを助長することにある。
力学的な部分は苦手なところでもあるので説明に間違いがあるかもしれないが、簡単に言えば、右ENGよりも左ENGがOUTになった場合の飛行機のコントロールに影響を及ぼす度合いが大きい。
もう1つ、頭に入れておかなければならないことがある。ENGが2つあることによるパフォーマンスだ。
例えばENGが2つついている機体、180PS×2として、その機体である高度、ある速度でLEVEL FLTするのに150PS必要だったとする。ENGが2つとも生きているうちは、まだ210PSのマージン
がある。しかhし片方が死んだら、もう片方をフルパワーにしたとしても30PSのマージンしかない。この30PSという数字も、Density Altitudeや気温等々で変化する。場合によってはフルパワーにしたって上昇はおろLEVELさえ保てない場合でだってある。
さて、OEIの手順だが、以下のようになっている。
(・Maintain Current HDG)→手順には載ってないけど、ENGが片方死ねば、死んだほうに機体がロールしながら上昇しようとするから、まずそれを止める。
・Mixture:Full Rich
・Prop: Full FWD
・Throttle: Full Power
(ここまでがパフォーマンスを最大に発揮するためのセッティング)
・Flaps:UP
・Gears:UP(アプローチ中でFAFを越えた後は降ろしたまんま)
(ここまででDragを最小限に抑える)
ここまでを暗記しておいて瞬時にやる。
次にやるのがどっちのENGが死んでいるのかの特定。DEAD FOOTという方法をとる。
最初にMaitain Current Headingのところで生きているENGの方に3~5°バンクし、ラダーも踏み込むので、「ラダーを踏んでいない方のENGがDEAD」ということになる。
以降、
・Inop ENG:Throttle Idle
・Inop Prop: Fether
・Inop Mixture: Idle Cut Off
・Inop Magneto:Off
・Inop Alternator:Off
・Inop Fuel Pump: Off
・Inop Cowl Flap: Closed
・Ops Fuel Pupm ON
・Ops Cowl flap:Open
という流れでDEAD ENGをCUTし、動いているENGを少しでも労わる(?)手当てをする。
さて、まだ慣れてないからかもしれないが、結構この操作は腕力が要る。3~5°のバンクと言ってもLEVELからshallow Turnに持ち込んでいるわけではなく、生きているENGからの回ろうとする力を押さえつけながら、バランスを保つためのバンクだ。そしてラダー、結構な踏力が必要になる。理想はBallを半分生きているENG側にズラす感じだが、相当踏み込まないとボールは半分外側にこない。
ここから先は、Vyseの102ktを維持する。可能であればPowerを絞っても構わない。上昇、効果、LEVELにかかわらず、102ktを維持する。
これがどうやって練習されるかというと、普通に飛んでいるときにMr.Jが片方のスロットルをアイドルにするのだ。
すかさずMixture Full Rich、Prop FUll FWD、Full Power、Flap Up、Gear Upとなる。そこからHDGを維持するために若干の格闘状態になる。まだHDGが安定せず、回ってしまう。もっと積極的にラダーを踏む必要があるようだ。
このOEIをスムーズにこなすこと、CHK LISTは暗記して、あたかもCHK LISTを使っているようにやって見せることが今の自分なりの課題だ。
アト、これまでにやったのは、Vmcデモと実際にENGを片方切ってのOEIとRestart。
Vmcデモは、Vmc80MPHをOEIの状態でデモするというもの。mcはMinimum contorolt。
手順は、
・Vyse+10ktまで減速後、右ENGをFUllPWR、左ENGをIdleに設定して、HDGを一定にする。
・ピッチを上げていって8°~10°くらいを維持、1秒に1MPH程度の割合でVmcまで減速する。
・ピッチアップにつれてPファクターが強くなり、どんどんと左に期待が持ってかれるので、ラダーをさらに踏み込んでいく。
・80MPH近辺(場合によりそれ以下)までそのまま維持していると、ストール・ホーンが鳴るか、Lost Directional Controlとなるかどちらかで、ノーズダウン+右ENGのパワーを抜く。
・Vyseまで回復したらパワーとピッチ、バンクを調整してLEVELに持ち込む。
「OEIで飛ばせるようになること」が、マルチで飛べるようになるための条件の70%以上を占めるのではないかと思う。それくらい機体のコントロールに影響を与えているし、パフォーマンスとマージンのことも頭においておく必要がある。
それからHigh Performance(BE95は360HP)とComplex(GearsはRetractive)ということも新しい分野でもあるが、速い故に早くプランニングし、Down wind、Base、Finalでの3StagesでのGears DWN CHKを忘れなければ、それほど難しくない。
その他のことは、C172の延長線上にある、そう思う。
とは言っても、まだ自分で「手足のごとく操る」感覚には到達していない。
ただ流して飛ぶだけなら大分慣れてきたけど、OEIとVmcデモを自信をもってできるようにならないといけない。
まだまだトレーニングが必要だ。
これまでの飛行時間:224.9Hrs
Type of A/C: BE95A
Duration of FLT:1.5hrs
Route of FLT: PHNL-PHJR-PHNL
Normal T/O:5
Normal LDG:5
Maneuvering: Power Off Stall, Vmc DEMO
4/16/10
Type of A/C: BE95A
Duration of FLT:1.5hrs
Route of FLT: PHNL-PHJR-PHNL
Normal T/O:6
Normal LDG:6
Instrument Approach:ILSRWY4R(HNL)x1(OEI)
Maneuvering: OEI
4/17/10
Type of A/C: BE95A
Duration of FLT:1.8hrs
Route of FLT: PHNL-PHJR-PHNL
Normal T/O:8
Normal LDG:8
Instrument Approach:ILSRWY4R(HNL)x1(OEI)
Maneuvering: OEI, ENG Restart
4/18/10
Type of A/C: BE95A
Duration of FLT:1.4hrs
Route of FLT: PHNL-PHJR-PHNL
Normal T/O:5
Normal LDG:5
Maneuvering: Steep turn, Vmc DEMO, Short field T/O
ここのところ、連続で飛んでいる。
ここ3本のFLTで集中的にやっていることはOne Engine Inoperating(OEI)だ。
それ以前の3本のFLTでやったことというのは、機体に慣れるためのトレーニングと言ってもよかったと思う。上昇、降下、レベル、T/O、LDGといったホントに基本の操作かた、Steep Turn、Power OffとPower OnのStallといったマニューバ、やっていることはC172、つまりシングルエンジンと変わらない。
イントラのMr.Jによるグラウンドでのインストラクション、そしてFLTを通じて、今感じていることは「OEIがマルチの肝」だということだ。そしてコレは簡単ではないらしい。
その理由の1つは、ENGが機軸から離れて、翼に各1つ取り付けられているためだ。そしてBE95Aの場合、双方のプロップは両方ともコックピットから見て時計回りに回っている。
まずはシンプルに考えて見る。
右のENGが止まった場合、左のENGの推力のみが有効となるから、放っておくと機体は右に旋回しながら上昇しようとし、そのまま上下反転しようとする。
逆に、左のENGが止まった場合、右のENGの推力のみが有効となるから、放っておくと機体は左に旋回しながら上昇しようとし、そのまま上限反転しようとする。
ただし、その度合いは、左ENGが止まった場合のほうが影響が大きい。
それにはいくつかの要素がある。
①Pファクターとアーム
左右のプロペラが回転することによって推力を生じさせるが、機体がハイピッチやハイAOAになれば、プロペラが下向きに回転するとき(コックピットから見てプロペラ回転半径の右半分)の推力が上向きのそれよりも大きくなる。
では機体を上から見たとき、機軸から左右両方のプロペラの下向き回転面までの距離(アーム)を見た場合、右の方が左よりも長い。このため左プロペラよりも強いモーメントが発生し、結果的に左向きのヨーが発生する。実際、BE95で離陸するときは、C172同様に右ラダーを踏み込んで上がっている。
②推力によるスリップストリーム
プロペラから生成される空気の流れが翼にあたることで揚力が発生するが、Pファクターの影響を受けているときは、この揚力もプロペラ回転半径の右半分で最も多く生成され、なおかつ機軸からのアームも左右で異なる。結果的に右翼の揚力が左翼のそれよりも大きくなり、左へのロールが発生する。
③スパイラル・スリップストリーム
左プロペラからの空気の流れは垂直尾翼にあたり、仮に右ENGがOUTになった場合は垂直尾翼にあたった空気の流れが機体の左に行こうとする傾向を押さえてくれるが、左ENGがOUTの場合は右プロペラからの空気の流れは垂直尾翼にあたらない。このため、左に行こうとする傾向を止める力が発生しない。
④プロペラ・トルク
プロペラが時計回りなら、期待には反時計回りのトルクが掛かっている。右ENGがOUTなら、このトルクが右に回ろうとする動きを減らすことになるが、左ENGがOUTならトルクは左にまわろうとする動きを助長することにある。
力学的な部分は苦手なところでもあるので説明に間違いがあるかもしれないが、簡単に言えば、右ENGよりも左ENGがOUTになった場合の飛行機のコントロールに影響を及ぼす度合いが大きい。
もう1つ、頭に入れておかなければならないことがある。ENGが2つあることによるパフォーマンスだ。
例えばENGが2つついている機体、180PS×2として、その機体である高度、ある速度でLEVEL FLTするのに150PS必要だったとする。ENGが2つとも生きているうちは、まだ210PSのマージン
がある。しかhし片方が死んだら、もう片方をフルパワーにしたとしても30PSのマージンしかない。この30PSという数字も、Density Altitudeや気温等々で変化する。場合によってはフルパワーにしたって上昇はおろLEVELさえ保てない場合でだってある。
さて、OEIの手順だが、以下のようになっている。
(・Maintain Current HDG)→手順には載ってないけど、ENGが片方死ねば、死んだほうに機体がロールしながら上昇しようとするから、まずそれを止める。
・Mixture:Full Rich
・Prop: Full FWD
・Throttle: Full Power
(ここまでがパフォーマンスを最大に発揮するためのセッティング)
・Flaps:UP
・Gears:UP(アプローチ中でFAFを越えた後は降ろしたまんま)
(ここまででDragを最小限に抑える)
ここまでを暗記しておいて瞬時にやる。
次にやるのがどっちのENGが死んでいるのかの特定。DEAD FOOTという方法をとる。
最初にMaitain Current Headingのところで生きているENGの方に3~5°バンクし、ラダーも踏み込むので、「ラダーを踏んでいない方のENGがDEAD」ということになる。
以降、
・Inop ENG:Throttle Idle
・Inop Prop: Fether
・Inop Mixture: Idle Cut Off
・Inop Magneto:Off
・Inop Alternator:Off
・Inop Fuel Pump: Off
・Inop Cowl Flap: Closed
・Ops Fuel Pupm ON
・Ops Cowl flap:Open
という流れでDEAD ENGをCUTし、動いているENGを少しでも労わる(?)手当てをする。
さて、まだ慣れてないからかもしれないが、結構この操作は腕力が要る。3~5°のバンクと言ってもLEVELからshallow Turnに持ち込んでいるわけではなく、生きているENGからの回ろうとする力を押さえつけながら、バランスを保つためのバンクだ。そしてラダー、結構な踏力が必要になる。理想はBallを半分生きているENG側にズラす感じだが、相当踏み込まないとボールは半分外側にこない。
ここから先は、Vyseの102ktを維持する。可能であればPowerを絞っても構わない。上昇、効果、LEVELにかかわらず、102ktを維持する。
これがどうやって練習されるかというと、普通に飛んでいるときにMr.Jが片方のスロットルをアイドルにするのだ。
すかさずMixture Full Rich、Prop FUll FWD、Full Power、Flap Up、Gear Upとなる。そこからHDGを維持するために若干の格闘状態になる。まだHDGが安定せず、回ってしまう。もっと積極的にラダーを踏む必要があるようだ。
このOEIをスムーズにこなすこと、CHK LISTは暗記して、あたかもCHK LISTを使っているようにやって見せることが今の自分なりの課題だ。
アト、これまでにやったのは、Vmcデモと実際にENGを片方切ってのOEIとRestart。
Vmcデモは、Vmc80MPHをOEIの状態でデモするというもの。mcはMinimum contorolt。
手順は、
・Vyse+10ktまで減速後、右ENGをFUllPWR、左ENGをIdleに設定して、HDGを一定にする。
・ピッチを上げていって8°~10°くらいを維持、1秒に1MPH程度の割合でVmcまで減速する。
・ピッチアップにつれてPファクターが強くなり、どんどんと左に期待が持ってかれるので、ラダーをさらに踏み込んでいく。
・80MPH近辺(場合によりそれ以下)までそのまま維持していると、ストール・ホーンが鳴るか、Lost Directional Controlとなるかどちらかで、ノーズダウン+右ENGのパワーを抜く。
・Vyseまで回復したらパワーとピッチ、バンクを調整してLEVELに持ち込む。
「OEIで飛ばせるようになること」が、マルチで飛べるようになるための条件の70%以上を占めるのではないかと思う。それくらい機体のコントロールに影響を与えているし、パフォーマンスとマージンのことも頭においておく必要がある。
それからHigh Performance(BE95は360HP)とComplex(GearsはRetractive)ということも新しい分野でもあるが、速い故に早くプランニングし、Down wind、Base、Finalでの3StagesでのGears DWN CHKを忘れなければ、それほど難しくない。
その他のことは、C172の延長線上にある、そう思う。
とは言っても、まだ自分で「手足のごとく操る」感覚には到達していない。
ただ流して飛ぶだけなら大分慣れてきたけど、OEIとVmcデモを自信をもってできるようにならないといけない。
まだまだトレーニングが必要だ。
これまでの飛行時間:224.9Hrs
"3 counts, 10 degrees"-Multiengine Training #2
4/12/10
Type of A/C: BE95A
Duration of FLT:1.4hrs
Route of FLT: PHNL-PHJR-PHNL
Normal T/O:6
Normal LDG:6
Maneuvering: Power Off Stall, Steep Turn
Multiの2日目。
スクールに入ると、クラブオーナーのMr.M、ディスパッチのMr.NとMr.C、そしてイントラのMr.Jがなにやら話していた。どうやらProp PitchとManiholdの関係についてらしい。
Mr.Cが話しかけてきて、
「マルチはどう?」
「イイねえー。複雑さはあるけど楽しいよ。LDGなんかPiperよりも簡単かも」
「Beachの飛行機って全部LDGがしやすいと思うよ。Travel Air、Balon、Bonanza、どれも扱いやすいしLDGは難しくない。」
なるほど、どうりで初めてなのにソコソコのLDGができたハズだ。
今日は前回のメニューである、STEEP TURN、 POWER OFF STALLに加えて、POWER ON STALLもやることになった。
マニューバもそうだけど、機体に早く慣れたいという気持ちのほうが強い。まだLDG CHK LISTがスムーズにできない。
基本的にはGUMPでOKだ。ただし、若干のオマケガ付いてくる。
・GAS:FuelSelector Main,Fuel Booster Pump ON
・Undercarriage:Gears Down、Green light、one in the mirror、one in the dog house
・Mixture:Full Rich
・Prop:Full FWD
このGear関連のCHK、Green lightは説明不要と思うが、残り2つは初めて知った。
Mirrorとは、左ENGの内側、つまり左席から見えるENGのカウルに魚眼レンズのようなミラー(交差点で見かける婉曲タイプのアレ、それの手の平サイズ)が付いていて、そこにNose Gearが映っている。ミラーでvisual CHKすることが可能というわけだ。
Dog Houseとは、コックピットの真ん中の下の方に四角いBOXがあって、実はそいつがGearのインジケーターになっている。機械的なもので3つすべてのGearが降りないとDN表示にならないらしい。その形状が犬小屋に似ているから、Dog Houseとクラブオーナーが名付けたそうだ。
ここで出てくるスイッチはFuel Boosterだけだが、実はこのスイッチがこんな配置になっている。

慣れないと、どのスイッチなのか一瞬戸惑ってしまう。
それでも、プリフライト、ENG Start、タキシング、最初のFLTよりはスムーズになってきた.Complexとダジャレを言ってみたGust Chockも、1回やってみたら憶えられた。
RWY4R@Fから上がる。1000ft到達でFuel PumpをOFF、Cowlingをcloseにする。106ktでグングン上っていく。1500ftでレベルオフすると、クルージングが150ktに到達。やはり速い、そして早い。
平日の夕方、South Prqactice Area、WheelersのCTAFでアナウンスをしたら、まだTWRがやっていた!他の在空機はナシと返ってくる。去年の今頃はこのWheelerのTWRがナニ言っているのか分からなかったが、今ではちゃんと応答できているから不思議だ。
Steep turnとPower Off Stallを数回こなす。Steep TurnもC172より簡単だ。地平線の見え方に気をつければ、計器のクロスチェックをC172の半分くらいの回数でいけそうだ。高度のズレも少ない、Multiだからか?
Power Off Stall、あとはもう手順だけしっかり頭に入れて、スムーズに、手早く操作できればOKだと思う。
Power On Stallに入る。これは離陸直後のStallを想定しているので、FLAPsはUPのまま、Gearも出さずにやる。アイドル近くまでパワーを落としてピッチを10°くらいで維持、85ktに減速してそこからマニホで22inchまで上げる。それより上だと相当の高仰角でないとストールしないらしい。パワーを加えたらピッチを上げStallに持ち込む。リカバリーはピッチダウンとパワーアップ。これも数回やってみた。
そのあと、KALAELOA(JRF)でTGL。前回と同じQuarryから1500維持のままCross Over Mid FieldでRWY4RのRight Down Windに入る。Over Mid Fieldに差し掛かったところでGear Down、スピードを落とす。Down windでFLAPs10、BaseでFLAPs20、FinalでFull FLAPs。C172と違ってFLAPsのスイッチにノッチがない、つまり好きな位置でFLAPsを止められる!10°下ろすのに3カウント。念のため、Visual Check(10°と20°にステッカーが貼ってある)もする。
1回目はFull Stop、RWY上でENGが片方死んだ場合のAbortをSimulateする。
フルパワーにしてGround rollを開始後数秒でMr.Jが右ENGのMixtureをCUTギリギリまで戻し「Abort!」をコールする。すると左ENGだけが残っているから機体が右に行こうとする。すぐさまパワーを落としてフレブレーキでAbortする。同時に機体の向きも修正する。これを3回やった。
自分は以前、C172に乗っているときにスロットル操作が急だと言われたことがある。離陸時のフルパワーにするときは前に押し込み、アイドル時には引くのだが、他人が見ているとその操作に力が入りすぎているらしい。
「C172ではそれでもいいけど、High PowerやComplexではスムーズな操作が必要」
と言われたため、BE95では特にスロットル操作は「ゆっくり」やっている。でも、スムースとゆっくりは違うらしい。ここは本当にすばやくでよかったようだ。
そのままTGLを3本続けた。若干の左からのCross Wind Compornentがある。C172ならCrabだが、Mr.JがWing Lowというのでそれで修正したら、見事にWing Lowが決まった。LDGは1回フレアが強すぎてドシン系になりかけたが、まあOKだ。そしてHNLに戻った。
結構長く飛んでいるようで、それでも1.4Hrsだった。IFRのトレーニングしている方がよっぽど長く掛かるようだ。
■今日のポイント:スロットル操作のメリハリ
スムーズとゆっくりは違う。あまりゆっくりと操作しても時間が掛かるだけで、手順が後手後手になるだけだった。スロットルを壊さない程度にメリハリのある操作が必要なようだ。
これまでに飛行時間:218.7Hrs
Type of A/C: BE95A
Duration of FLT:1.4hrs
Route of FLT: PHNL-PHJR-PHNL
Normal T/O:6
Normal LDG:6
Maneuvering: Power Off Stall, Steep Turn
Multiの2日目。
スクールに入ると、クラブオーナーのMr.M、ディスパッチのMr.NとMr.C、そしてイントラのMr.Jがなにやら話していた。どうやらProp PitchとManiholdの関係についてらしい。
Mr.Cが話しかけてきて、
「マルチはどう?」
「イイねえー。複雑さはあるけど楽しいよ。LDGなんかPiperよりも簡単かも」
「Beachの飛行機って全部LDGがしやすいと思うよ。Travel Air、Balon、Bonanza、どれも扱いやすいしLDGは難しくない。」
なるほど、どうりで初めてなのにソコソコのLDGができたハズだ。
今日は前回のメニューである、STEEP TURN、 POWER OFF STALLに加えて、POWER ON STALLもやることになった。
マニューバもそうだけど、機体に早く慣れたいという気持ちのほうが強い。まだLDG CHK LISTがスムーズにできない。
基本的にはGUMPでOKだ。ただし、若干のオマケガ付いてくる。
・GAS:FuelSelector Main,Fuel Booster Pump ON
・Undercarriage:Gears Down、Green light、one in the mirror、one in the dog house
・Mixture:Full Rich
・Prop:Full FWD
このGear関連のCHK、Green lightは説明不要と思うが、残り2つは初めて知った。
Mirrorとは、左ENGの内側、つまり左席から見えるENGのカウルに魚眼レンズのようなミラー(交差点で見かける婉曲タイプのアレ、それの手の平サイズ)が付いていて、そこにNose Gearが映っている。ミラーでvisual CHKすることが可能というわけだ。
Dog Houseとは、コックピットの真ん中の下の方に四角いBOXがあって、実はそいつがGearのインジケーターになっている。機械的なもので3つすべてのGearが降りないとDN表示にならないらしい。その形状が犬小屋に似ているから、Dog Houseとクラブオーナーが名付けたそうだ。
ここで出てくるスイッチはFuel Boosterだけだが、実はこのスイッチがこんな配置になっている。
慣れないと、どのスイッチなのか一瞬戸惑ってしまう。
それでも、プリフライト、ENG Start、タキシング、最初のFLTよりはスムーズになってきた.Complexとダジャレを言ってみたGust Chockも、1回やってみたら憶えられた。
RWY4R@Fから上がる。1000ft到達でFuel PumpをOFF、Cowlingをcloseにする。106ktでグングン上っていく。1500ftでレベルオフすると、クルージングが150ktに到達。やはり速い、そして早い。
平日の夕方、South Prqactice Area、WheelersのCTAFでアナウンスをしたら、まだTWRがやっていた!他の在空機はナシと返ってくる。去年の今頃はこのWheelerのTWRがナニ言っているのか分からなかったが、今ではちゃんと応答できているから不思議だ。
Steep turnとPower Off Stallを数回こなす。Steep TurnもC172より簡単だ。地平線の見え方に気をつければ、計器のクロスチェックをC172の半分くらいの回数でいけそうだ。高度のズレも少ない、Multiだからか?
Power Off Stall、あとはもう手順だけしっかり頭に入れて、スムーズに、手早く操作できればOKだと思う。
Power On Stallに入る。これは離陸直後のStallを想定しているので、FLAPsはUPのまま、Gearも出さずにやる。アイドル近くまでパワーを落としてピッチを10°くらいで維持、85ktに減速してそこからマニホで22inchまで上げる。それより上だと相当の高仰角でないとストールしないらしい。パワーを加えたらピッチを上げStallに持ち込む。リカバリーはピッチダウンとパワーアップ。これも数回やってみた。
そのあと、KALAELOA(JRF)でTGL。前回と同じQuarryから1500維持のままCross Over Mid FieldでRWY4RのRight Down Windに入る。Over Mid Fieldに差し掛かったところでGear Down、スピードを落とす。Down windでFLAPs10、BaseでFLAPs20、FinalでFull FLAPs。C172と違ってFLAPsのスイッチにノッチがない、つまり好きな位置でFLAPsを止められる!10°下ろすのに3カウント。念のため、Visual Check(10°と20°にステッカーが貼ってある)もする。
1回目はFull Stop、RWY上でENGが片方死んだ場合のAbortをSimulateする。
フルパワーにしてGround rollを開始後数秒でMr.Jが右ENGのMixtureをCUTギリギリまで戻し「Abort!」をコールする。すると左ENGだけが残っているから機体が右に行こうとする。すぐさまパワーを落としてフレブレーキでAbortする。同時に機体の向きも修正する。これを3回やった。
自分は以前、C172に乗っているときにスロットル操作が急だと言われたことがある。離陸時のフルパワーにするときは前に押し込み、アイドル時には引くのだが、他人が見ているとその操作に力が入りすぎているらしい。
「C172ではそれでもいいけど、High PowerやComplexではスムーズな操作が必要」
と言われたため、BE95では特にスロットル操作は「ゆっくり」やっている。でも、スムースとゆっくりは違うらしい。ここは本当にすばやくでよかったようだ。
そのままTGLを3本続けた。若干の左からのCross Wind Compornentがある。C172ならCrabだが、Mr.JがWing Lowというのでそれで修正したら、見事にWing Lowが決まった。LDGは1回フレアが強すぎてドシン系になりかけたが、まあOKだ。そしてHNLに戻った。
結構長く飛んでいるようで、それでも1.4Hrsだった。IFRのトレーニングしている方がよっぽど長く掛かるようだ。
■今日のポイント:スロットル操作のメリハリ
スムーズとゆっくりは違う。あまりゆっくりと操作しても時間が掛かるだけで、手順が後手後手になるだけだった。スロットルを壊さない程度にメリハリのある操作が必要なようだ。
これまでに飛行時間:218.7Hrs
"Positve climb, Negative RWY, Gear Up!"-Multiengine Training #1
4/10/10
Type of A/C: BE95A
Duration of FLT:1.3hrs
Route of FLT: PHNL-PHJR-PHNL
Normal T/O:6
Normal LDG:6
Maneuvering: Power Off Stall, Steep Turn
ひとまずドラママンガのようなIFRのステージが終了した。早速IFRのFLT PLNをファイルして、雲の上でも飛んでみたい。
しかし、それはまだちょっとお預けになりそうだ。
というのも、次のステージに向けて早速スタートを切ることになったからだ。
次、こないだ1回だけ飛んだPiper Arrow 2、あるいはシングルのコマーシャルも次だ。けど、そのどちらでもない。
今回狙うのはPrivateのMulti、つまり「自家用多発」だ。
スクールからはマルチ・コマーシャルも選択肢として紹介されたが、まずはプライベートのマルチをとっておきたかった。というのも、FAAプライベート・シングルは日本の自家用操縦士陸上単発のライセンスに切り替え可能(法規の学科試験のみ受験)なことは、ご承知な方も多いと思うが、聞いた話では、FAAのマルチも同様に日本の自家用陸上双発に切り替えられるらしい。Instrument RatingとCommercialについては日本で実技科目が一部免除になるらしいが、基本的に試験を学科・実技ともに受ける必要があるらしい。
それに、PrivateのMultiなら長くても20時間弱で取れそうだ。Commercialについて、シングルとマルチのどちらを先にやるかは、そのアトで考えればいい。
ということで、TSAの許可も下りて、Multiのトレーニングに入ることにした。ただし、Multiを習うにはMultiを教えることができるイントラ、MEI(Multi Engine Instructor、か?)が必要になる。IFRを教えてくれたMr.MはMEIを持っていない。そこで、今回はMEIをもつMr.Jに頼むことにした。ちなみにこのMr.Jは、Taroくんのイントラでもある。
そしてこれから飛ばすことになるのが、BE95 Travel Airだ。


なんと1960年製造。みんなが言うには、この機体は飛ばしやすいらしい。うえださんが教えてくれたところでは、Vmc(Minimum Control)の85ktでの扱いを間違えると危ないらしく、Flat Spinに入ることがあるらしい。
まず、機体のドアの開け方、プリフライトのやり方からMr.Jに手取り足取り教えてもらう。
この機体の最初の難関が、Gust Chockだ。C172の場合、Chockはヨークに単純に差し込んで固定するだけだ。しかしBE95の場合は、
①ラダー・ロックを外す。

②スロットル・ロックを外す

③ヨークを固定するピンを抜く
と非常にメンドクサい作りになっている。最初はまず覚えられないし、コックピットの外から体を突っ込むようにしないとまず外せない。
「コレ、ホントにComplex(複雑)だな」
とダジャレを言ってみた。
「それが最初の難関だよ」とMr.J。
外観のプリフライトの方法は基本的にC172と同じだが、エンジンは2つ、Fuel Tankが全部で4つある。リトラクタブなのでギア周りの点検ではランプに寝転がってベイを覗き込む。
いよいよコックピットに入り込む。Piperと同じで、右席側から乗り込む。狭い・・・チェックリストに沿いながらスイッチの確認をしていく。BE95はCarb方式のENGなので、ENG StartのときはMixtureはRichになる。だからENGがかけ易いのかと思ったら、そうでもないらしい。そして、Carb Heatもほとんど使うことはないのだそうだ。

「・・・ってナニ?・・・ドコ?」
という感じでスイッチを確認しながらチェックリストをすすめていく。まだスイッチの位置が頭に入っていないから手がスムーズに動かない。
そして、いよいよENGをかける。BE95はマグネトーにキーを採用していない。つまり、キーはドアの開け閉めにしか使わない。コックピット左側にあるトグルスイッチを、バッテリー、オルタネーター、マグネトーとONにしていき、ボタン上になったスタータースイッチを長押しすると、クランクが始まる。これを左右やる。
BE95もPiper同様に右席にブレーキが付いていない、ブレーキに関しては、完全に任されてしまう。
まだまだそれぞれのセグメントでの設定値は頭に入っていないが、今日のFLTで掴んだだいたいのところは、
・離陸時:2900rpm/29inch
・上昇時:2500rpm/25inch
・巡航時:2200rpm/22inch
・降下時:1900rpm/19inch
飛ばす上でのコツというかポイントは、
・Vrは85kt、これはAir Speed Indicatorに赤線が張ってある。
・Vyは106kt、100ktのところに青線があり、これに5kt加えるようなイメージで。
・着陸時、青線をしたまらないようにアプローチする。
ここらへんがしっかり頭に入れば、慣れるのも早いかも、と期待したい。
今日のメニューは、基本的にはイントロ・フライト。RF3でSPAに向かう。コールサインが言いにくい。
「N791T」いつもはCesssnaで始まるが、今日はTravel Air、ややこしいので間違いのないようにBeach Travel Air と言っている。Cessnaのときは12F、46J、540、4MM等々スグに切り替えができたが、なんとなくまだ口が追いつかない。それと、ATCから呼ばれても自分が呼ばれたのがわからなかったものもあった。
それと、GPSにGARMIN G430を搭載している。12FのはG400(今までソレが430だと思っていた)らしいが、G430ではCOM1とNAV1を制御できるようになっている。初めて見たとき、
「なんだCOM/NAVは1つかよー」
と思ったのだが、少し安心した。
RF3でクリアランスをとり、ENGをまわす。当初はCOM2で交信していたが、ここでG430に(表示部が)組み込まれたCOM1で交信してみる。
なんかノイズがうるさい・・・ずっとノイズを拾いっているようだ。誰かが送信しているときはキレイに聞こえているが、それ以外はずっと「ガー!」となっている。
(後日確認したら、スケルチボタンがONになっていたためだった。)
さすがにコレはツライ、Mr.JがG430をOFFにした。
「結局1radioか・・・」
気を取り直してタキシング、なかなか動かない。ブレーキを踏んでいる足に力が入りすぎているかも。けど一旦タキシングを始めると、力が抜け始めた。
RTWY4R@Eから上がる。Mixture Full RIch、Prop Full FWD、PWR MAX!
「85ktになったら徐々に、優しくヨークを引くんだ。」
Airbornした。どんどん加速していく。
「Positive Climb、Negative RWYでGear Up」
抵抗がなくなり120ktに到達、Vyの106ktにすべくピッチアップ。そしてスグに1400ftに到達、速い、そして早い。
シングルとの根本的な違い、それはまず速いということ。そしてC172みたいにいきなりパワー抜いてFLAP使ってFWD SLIPだとかって芸当はあまり通用しないようだ。
とにかく先手を打つコト、しっかりとプランニングして飛ばすことが大事なようだ。
SPA上空ではSteep TurnとPower Off Stallをそれぞれ複数回やってみる。Stallの手順としては、Gear Down、Full Flap Down、で90ktで500fpmのShort Finaに見立てた降下を開始し、200ft下の高度に到達したらヨークを引いてストールに持ち込む、というもの。赤線85ktを下回って少し経つと、けたたましいブザーでストール・ウォーニングが鳴る。リカバリーはノーズダウン+フルパワー、Gear Up、 Flap Upという手順。
それぞれ複数回やったところで、KALAELOA(JRF)でTGLをすることになった。Horbor viewからQuarryのレポート、ここまではC172ともかわらない。ただし、JRF TWRが言ってきたのは、
”Maint, 1500、 Cross over Mid Field at 1500 to Right Down wind RWY4R”
だった。RWYを超えてから徐々に高度を調整し、800ftでDown windに入る。そこでGear Down、Flapを徐々に20まで降ろす。このときのAir Speedが105ktを下回らないことが重要。
105kt付近を維持してそのままFinalに入る。当然Round Out時のRWYの見え方は全然違う、スピードも速い。C172のときが通常Flap20で75kt、30なら65ktあたりでRound outに入るから、それと比べるとホントに速いと思う。
ところが、Round Outから絶えるような感じ(少しずつフレアに入る感じ?)で待っていると、「トン」という感じで接地した。「え?これで接地?」という感じだった。むしろPiperよりも簡単に降ろせた。
FLAPsをUPし、MixtureとPropのFull FWDを確認したら、再びPWR MAX、85ktでローテーション!105ktで上がっていきDown windで22inch、Gear Down、 Flaps Down、Finalへ・・・Fuel BoosterはたぶんずっとONだったと思う。それを3週ほど練習して、それまでにはイイ感じでPatternを回れるようになってきた。
そして久々のVFR ProcedureでHNLに戻る。HNLでのLDGも「トン」だった。
とても長く飛んだような気がしたが、Hobbsを見てみるとたったの1.3Hrs。内容の濃いFLTだったということか。
機体のセキュアリングに入る、レイのComplexなChockの取り付けにトライ、コツを掴めばなんてことはなかった。FLTそのものも、まずはコンフィギュレーションさえ自分のモノにしてしまうことが第1歩だと感じだ。さて、飛んでみた感想は・・・
「マルチは面白い!」
次回はPower OnのStallも入れるらしい。ますます楽しみだ。
これまでに飛行時間:217.3Hrs
Type of A/C: BE95A
Duration of FLT:1.3hrs
Route of FLT: PHNL-PHJR-PHNL
Normal T/O:6
Normal LDG:6
Maneuvering: Power Off Stall, Steep Turn
ひとまず
しかし、それはまだちょっとお預けになりそうだ。
というのも、次のステージに向けて早速スタートを切ることになったからだ。
次、こないだ1回だけ飛んだPiper Arrow 2、あるいはシングルのコマーシャルも次だ。けど、そのどちらでもない。
今回狙うのはPrivateのMulti、つまり「自家用多発」だ。
スクールからはマルチ・コマーシャルも選択肢として紹介されたが、まずはプライベートのマルチをとっておきたかった。というのも、FAAプライベート・シングルは日本の自家用操縦士陸上単発のライセンスに切り替え可能(法規の学科試験のみ受験)なことは、ご承知な方も多いと思うが、聞いた話では、FAAのマルチも同様に日本の自家用陸上双発に切り替えられるらしい。Instrument RatingとCommercialについては日本で実技科目が一部免除になるらしいが、基本的に試験を学科・実技ともに受ける必要があるらしい。
それに、PrivateのMultiなら長くても20時間弱で取れそうだ。Commercialについて、シングルとマルチのどちらを先にやるかは、そのアトで考えればいい。
ということで、TSAの許可も下りて、Multiのトレーニングに入ることにした。ただし、Multiを習うにはMultiを教えることができるイントラ、MEI(Multi Engine Instructor、か?)が必要になる。IFRを教えてくれたMr.MはMEIを持っていない。そこで、今回はMEIをもつMr.Jに頼むことにした。ちなみにこのMr.Jは、Taroくんのイントラでもある。
そしてこれから飛ばすことになるのが、BE95 Travel Airだ。
なんと1960年製造。みんなが言うには、この機体は飛ばしやすいらしい。うえださんが教えてくれたところでは、Vmc(Minimum Control)の85ktでの扱いを間違えると危ないらしく、Flat Spinに入ることがあるらしい。
まず、機体のドアの開け方、プリフライトのやり方からMr.Jに手取り足取り教えてもらう。
この機体の最初の難関が、Gust Chockだ。C172の場合、Chockはヨークに単純に差し込んで固定するだけだ。しかしBE95の場合は、
①ラダー・ロックを外す。
②スロットル・ロックを外す
③ヨークを固定するピンを抜く
と非常にメンドクサい作りになっている。最初はまず覚えられないし、コックピットの外から体を突っ込むようにしないとまず外せない。
「コレ、ホントにComplex(複雑)だな」
とダジャレを言ってみた。
「それが最初の難関だよ」とMr.J。
外観のプリフライトの方法は基本的にC172と同じだが、エンジンは2つ、Fuel Tankが全部で4つある。リトラクタブなのでギア周りの点検ではランプに寝転がってベイを覗き込む。
いよいよコックピットに入り込む。Piperと同じで、右席側から乗り込む。狭い・・・チェックリストに沿いながらスイッチの確認をしていく。BE95はCarb方式のENGなので、ENG StartのときはMixtureはRichになる。だからENGがかけ易いのかと思ったら、そうでもないらしい。そして、Carb Heatもほとんど使うことはないのだそうだ。
「・・・ってナニ?・・・ドコ?」
という感じでスイッチを確認しながらチェックリストをすすめていく。まだスイッチの位置が頭に入っていないから手がスムーズに動かない。
そして、いよいよENGをかける。BE95はマグネトーにキーを採用していない。つまり、キーはドアの開け閉めにしか使わない。コックピット左側にあるトグルスイッチを、バッテリー、オルタネーター、マグネトーとONにしていき、ボタン上になったスタータースイッチを長押しすると、クランクが始まる。これを左右やる。
BE95もPiper同様に右席にブレーキが付いていない、ブレーキに関しては、完全に任されてしまう。
まだまだそれぞれのセグメントでの設定値は頭に入っていないが、今日のFLTで掴んだだいたいのところは、
・離陸時:2900rpm/29inch
・上昇時:2500rpm/25inch
・巡航時:2200rpm/22inch
・降下時:1900rpm/19inch
飛ばす上でのコツというかポイントは、
・Vrは85kt、これはAir Speed Indicatorに赤線が張ってある。
・Vyは106kt、100ktのところに青線があり、これに5kt加えるようなイメージで。
・着陸時、青線をしたまらないようにアプローチする。
ここらへんがしっかり頭に入れば、慣れるのも早いかも、と期待したい。
今日のメニューは、基本的にはイントロ・フライト。RF3でSPAに向かう。コールサインが言いにくい。
「N791T」いつもはCesssnaで始まるが、今日はTravel Air、ややこしいので間違いのないようにBeach Travel Air と言っている。Cessnaのときは12F、46J、540、4MM等々スグに切り替えができたが、なんとなくまだ口が追いつかない。それと、ATCから呼ばれても自分が呼ばれたのがわからなかったものもあった。
それと、GPSにGARMIN G430を搭載している。12FのはG400(今までソレが430だと思っていた)らしいが、G430ではCOM1とNAV1を制御できるようになっている。初めて見たとき、
「なんだCOM/NAVは1つかよー」
と思ったのだが、少し安心した。
RF3でクリアランスをとり、ENGをまわす。当初はCOM2で交信していたが、ここでG430に(表示部が)組み込まれたCOM1で交信してみる。
なんかノイズがうるさい・・・ずっとノイズを拾いっているようだ。誰かが送信しているときはキレイに聞こえているが、それ以外はずっと「ガー!」となっている。
(後日確認したら、スケルチボタンがONになっていたためだった。)
さすがにコレはツライ、Mr.JがG430をOFFにした。
「結局1radioか・・・」
気を取り直してタキシング、なかなか動かない。ブレーキを踏んでいる足に力が入りすぎているかも。けど一旦タキシングを始めると、力が抜け始めた。
RTWY4R@Eから上がる。Mixture Full RIch、Prop Full FWD、PWR MAX!
「85ktになったら徐々に、優しくヨークを引くんだ。」
Airbornした。どんどん加速していく。
「Positive Climb、Negative RWYでGear Up」
抵抗がなくなり120ktに到達、Vyの106ktにすべくピッチアップ。そしてスグに1400ftに到達、速い、そして早い。
シングルとの根本的な違い、それはまず速いということ。そしてC172みたいにいきなりパワー抜いてFLAP使ってFWD SLIPだとかって芸当はあまり通用しないようだ。
とにかく先手を打つコト、しっかりとプランニングして飛ばすことが大事なようだ。
SPA上空ではSteep TurnとPower Off Stallをそれぞれ複数回やってみる。Stallの手順としては、Gear Down、Full Flap Down、で90ktで500fpmのShort Finaに見立てた降下を開始し、200ft下の高度に到達したらヨークを引いてストールに持ち込む、というもの。赤線85ktを下回って少し経つと、けたたましいブザーでストール・ウォーニングが鳴る。リカバリーはノーズダウン+フルパワー、Gear Up、 Flap Upという手順。
それぞれ複数回やったところで、KALAELOA(JRF)でTGLをすることになった。Horbor viewからQuarryのレポート、ここまではC172ともかわらない。ただし、JRF TWRが言ってきたのは、
”Maint, 1500、 Cross over Mid Field at 1500 to Right Down wind RWY4R”
だった。RWYを超えてから徐々に高度を調整し、800ftでDown windに入る。そこでGear Down、Flapを徐々に20まで降ろす。このときのAir Speedが105ktを下回らないことが重要。
105kt付近を維持してそのままFinalに入る。当然Round Out時のRWYの見え方は全然違う、スピードも速い。C172のときが通常Flap20で75kt、30なら65ktあたりでRound outに入るから、それと比べるとホントに速いと思う。
ところが、Round Outから絶えるような感じ(少しずつフレアに入る感じ?)で待っていると、「トン」という感じで接地した。「え?これで接地?」という感じだった。むしろPiperよりも簡単に降ろせた。
FLAPsをUPし、MixtureとPropのFull FWDを確認したら、再びPWR MAX、85ktでローテーション!105ktで上がっていきDown windで22inch、Gear Down、 Flaps Down、Finalへ・・・Fuel BoosterはたぶんずっとONだったと思う。それを3週ほど練習して、それまでにはイイ感じでPatternを回れるようになってきた。
そして久々のVFR ProcedureでHNLに戻る。HNLでのLDGも「トン」だった。
とても長く飛んだような気がしたが、Hobbsを見てみるとたったの1.3Hrs。内容の濃いFLTだったということか。
機体のセキュアリングに入る、レイのComplexなChockの取り付けにトライ、コツを掴めばなんてことはなかった。FLTそのものも、まずはコンフィギュレーションさえ自分のモノにしてしまうことが第1歩だと感じだ。さて、飛んでみた感想は・・・
「マルチは面白い!」
次回はPower OnのStallも入れるらしい。ますます楽しみだ。
これまでに飛行時間:217.3Hrs
"After 2 weeks pressured days"
4/8/10
Duration of FLT:1.7hrs
Route of FLT: PHNL-(△GECKO Holding, PHJR)-PHNL
Instrument APP:
VOR DME RWY4R, JRF
ILS RWY4R×2, HNL
Hood:1.4hrs
Normal T/O:2
Normal LDG:2
Maneuvering:Unusual Atitude Recovery×2(Normal,Partial Panel)
RMKS:FAA Instrument CHECK RIDE
待った。とにかく待たされた。
先々週の木曜日、Gusting30ktの予報が出る中、ひとまずOralだけ終わらせてFLTは延期し続けてきた。
それというのも、いくら風に自信があるハワイのローカルパイロットとはいえ、総重量600kgちょいのC172でG30ktという情報を知りながら離陸するのは、あまりにもクレイジーすぎる。怪我をせず、機体の安全も保証されるならチャレンジしてみるのもいかもしれないど、パイロットとして考えてはいけない要素の1つ、それがMacho、つまり「そんな風はなんてことはない、オレならできる!」と根拠のない自信をみせること。
その翌週、機体にエラーがでたり、RWY4RとILSがクローズだったり、Examinerが時間どおりに現れなかったり、飛ぼうと思った目の前でAAのB6がRWY22から上がり始めたりと、もうほとんどマンガ状態だったが、それでもついに、この日を迎えることができた。
CHK RIDEだ。
Hoodつけるから関係ないけど、天気はイイ。風も10kt程度。早めに飛行場についてPreflightを始める。
ヨークにアプローチチャートを挟むクリップを取り付け、チャートを挟もうと思ったとき、そのチャートの端の文字に目が止まった。
"PAC, FEB11 2010 to APR 8 2010"
「えっと、今日は何日だっけ?8日?
それと、8日の何時まで有効なんだっけ?」
おもむろにPCS(本土ではAF/Dと呼ばれているもの)を取り出す。
"EFFECTIVE 0901Z 11 FEB 2010 TO 0901Z 08 APR 2010"
Hawaiian Atandard Time(HST)はUTC-10だから、HNL時間で2301 07 APRか・・・
「って、コレ、期限切れじゃん!」
さて、ココで考える。アプローチチャートの中身はPCSの中身と同じ、チャートのほうはFAAのwebサイトからダウンロードしたものを印刷している。ハワイという離島ゆえなのか、通常PCSは次号が前号の終了前に到着することはない。よって、「入手できませんでした」という言い訳はできる。
しかし、ホントにまだ売っていないかどうかはわからないし、インターネットで内容を確認することはできる。それに、IFRはEnrouteにせよApproachにせよ、Currentのチャートを使うのが鉄則。前回のrevisonでは、KONA(KOA)のアプローチが変更になっていた。今日のCHK RIDEではKALAELOA(JRF)とHNLでのアプローチをする。JRFのVORDME4Rは半年前に変わったばかり、HNLもまず変わらないだろう、でも、その根拠はドコに?
あまりつまらないコトでFailするわけにはいかない。飛行場から20分かけて自宅に戻ることにした。そして大急ぎでFAAのサイトからVORDME4RとILS4RのチャートをDLして印刷、飛行場にトンボ返り。
ランプに戻ると、ExaminerのMr.Mはすでにそこにいた。予定より10分遅れたことを詫びたら、その前日の午前中の予定を忘れていたことを謝られた。
TWRに電話をかけ、GECKOでのHolding、VORDME4R(JRF)、ILS4R(HNL)をリクエストする。ソコから先、いよいよCHK RIDE本番の始まりだ。
特に緊張することもない。いつもどおりやるだけだ。そして前回までのFLTで注意されてきた点を、どこまで局限できるかだ。
クリアランスはいつものとおり。
Cleared to GECKO via RV、cross CKH R240 at or above 2500、 maint5000、HDG155、118.3、xxxx
RWY4Rから上がる、Right Turn155に回ろうとすると、いきなりMr.Mが声をかける。
「アレをやり過ごしてからにしよう」
右を見たら、コリジョンコースではなかったけど、ヘリがAir Serviceの高度100ftくらいのところで、ホバリングしている。意外に離陸時に周囲が見えてないことがわかった。これは今後の参考になる。
HoodをつけてHCF APPにコンタクト、GECKO Holdingのintentionの確認後、
”12F,Able to proceed GECKO?”
”Negative, rq RV for GECKO”
12FはGPSを搭載しているが、あくまでもSituational Awareness(SA)用だ。Navigationの目的で使用することはできない。
”12F,HDG250、intercept HNL R230 to GECKO”
ココで「!」が頭の中で出現、
”CONFIRM, HNL R230 to GECKO?”
HCFがスグにR240に訂正してきた。
ここまで、すべて順調。予定どおり、GECKOからTeardropでHolding Patternに入り、インバウンドの1hit目でEstablished Holding Pattern over GECKOをコール。
このアト、HCFが聞いてくるのは、Holding後のインテンション(アプローチ)と、そのターミネート(Full Stop? TGL?)の方法だ。Mr.Mが交信し、VORDME4R@JRF→Missed→ILS4R@HNL×2をリクエストする。ここまできたら、HCFはしばらく話しかけてこないハズだ。そこがアプローチ・ブリーフィングのチャンスだ。
Holdingのインバウンドは1周目が1分30秒、2周目で55秒、3周目以降は1分±1秒だった。Wind Aloftによれば、3000ftでは東の風10kt程度。それでもアウトバウンドは30秒強といったところだった。Holdingをしながらアプローチ・ブリーフィングをこなす。Holdingという邪魔されない環境で、ブリーフをコンプリートすることができた。Holdingもあらかた終わってよさそうなところで、Unusual Attitude Recoveryをやることになった。Patternの中でどうやってやるつもりなのかと思っていたが、HCFにコンタクトして、3000ft~2000ftの高度帯を要求していた。フレーズはなんだったか聞き取れなかった。MrMにコントロールを渡し、目を瞑って下を向く。「You have airplane」のコールでリカバリー、別に難しくはない。
もう1回やるという。そして、なんとAIとDGに目隠し用シールを貼り付けた。以前うえださんが言っていたPartialでのリカバリーだ。
「うわー、やってねーよ、コレ。(イントラの)Mr.Mもなんも言わなかったし。」
でも、Wing LevelはTurn Coordinatorで、ピッチはVSIとAltimeterで確認すればイイだけ。反射的にWingをlevelに、同時にVSIを見ると2000ft/min???一瞬見たことのない表示に戸惑ったが、すかさずノーズダウン。安定させるのに少々手間取ったが、なんとかリカバリー。
「では、準備ができたら、準備ができたと思ったときにだけ、Departing PatternとVORDME4Rをリクエストしよう。」
ということになった。ここで忘れてはいけないのがJRFのATIS。これを確認してHCFにDepart Holding patternとVORDME4Rをリクエストする。
Climb InsructionはHDG210、Climb 4000、 back to this fq。ほどなくしてJRF TWRにコンタクト、ここでまたMr.MがTWRにリクエストをする。VORDME4Rは、通常VDPでlookupするが、今回はMAPまでMinimumを維持させて、Circlingさせるつもりのようだ。HPKNSを1700ftで通過後、Minimumの560ftまで降ろす。
「VDP!」をコールするが、
「Field not insight」と返ってくる。そのままMAPまで飛び続ける。
「コーストガードの建物に直行しているので、10度右に振ろう。」
「MAP!」とコール。
「Field Insight」
スレッショールドの真横という感じだった。ここからCirclingしてRWY4RへTGLした。悪くない。
HDG210で上昇を続け、再びHCFにコンタクト。ILS4Rをリクエストする。まずはLLZオンリーだ。早めにブリーフィングを始めるが、やはり無線交信でカットされる。そうこうする内に、アプローチクリアランスが出てしまう。それも、高度2000ftで。それでも、そのアトは”Contact TWR’までは話しかけてこないはずだからブリーフィングを続ける。なんとかコンプリート。
そしてDMEがOUTになる。やはりILSの110.5MHz特有の問題らしい。そして、このLLZのアプローチでは、再びAIとDGが隠された。
さて、PERLYをどうやって特定するか。

1つは1500ftでGSをインターセプトしている地点がPERLYだが、これはLLZオンリーなのでGSに頼らない前提となる。もう1つの方法は、Mr.Mに教えてもらってチャートをよく見て初めて気付いたのだが、PERLYは実はCKHのR260とILSの交点でもあったのだ。NAV2をCKHにあわせて260をHITしたところがPERLYだ。Mr.MはNAV2のMODEスイッチをいじっていた。すると、いつもはNAV2のスタンバイ周波数表示の部位に、CLHからのradialが数字で表示されているではないか!
そんな機能があったの?知らんかった!
次、MAP。
1つはMiddle Marker。けど、今まで12Fはおろかハワイの機体でマーカーの音を聴いたことがない。ライトも点灯するらしいけど、今の今まで見たことがない。
最終手段はもう1つあって、Timed Approachだ。

PERLYから4NMの地点がMAP、90ktで約2’40”かかる。アプローチスピードは85ktで、計算するとPERLYから2’50”後の地点がMAPとなる。そして、DMEは生き返ったりOUTになったりで、PERLYでstopwatchをスタートさせるに至らなかった。そこでDME再度復活、2.4DMEの表示。よし、これでMAPからMissed Approachができる!
”12F、turn right 090、 Start climb out”
最終的にはTWRに促されてのMissed Approachだった。それはそれでOK。Hoodの隙間から見えたところでは、RWY8Rの手前で、Cross RWYをさせたくなかったようだ。
頭の中にあるのは東風→Paralell RWYの4L側へ流されるかも→右への修正過多?という感じだった。くわえて、挙動が不審なコンパス。それでもなんとか形になったようだ。
ここで目隠しシールが剥がされる。
LastはILS4RでFull Stop、今度はGSに沿って降りて、1500でHitしたところがPERLY、Minimumの209ft到達点がMAPだ。
若干疲れたのか、アプローチが安定しない。針を追い気味。でも4L側に出るよりマシか。
HCFがTraffic infoとContatct TWRを同時に送ってきたため、Mr.MがContact TWRまで応答する。このあと、周波数はTWRに合わせたが、自分でContact TWRをコールしなかったためか、一瞬思考が止まった気がした。むしろスローモーションになったというべきか。
「アレ?まだTWRにコンタクトしてないよな?」
と思いながら念のためTWRを呼ぶと、Cleared to Landがコールされた。アブナイアブナイ。
Altimeterが220ftに近づき「Minimum!」とコールしようとする前に、Mr.Mが「Field Insight」をコール、若干右にオフセットだが、十分許容範囲。Wind CHKが聞こえてきて050@11kt。けどビジュアルでのShort Finalは、あきらかにそれ以上のコレクションを要するCrabだった。念のため、右WingLowで降りた。Air Serviceまでタクシーしてランプイン、LDGとENG Shut OffのCHK LISTをこなす。Mixture Idle Cut off、Master Off、Key Pull Out。「フーッ!」と軽く息をつく。これで終わった。そして、
「はいお疲れさん、じゃ、機体のセキュアリングをして、あとは中で話そう。」
とだけ言われた。
PrivateのCHK RIDEのときは、ENG Shut Downの直後に「おめでとう、合格だ!」といわれたのに、今回は違う?やはりDMEが原因か?それともILSがヘタクソだった?
自分ではベストを尽くせたと思っている。その結果Failなら、もう一度飛ぶだけだ。あれこれ考えても仕方がないので、機体のセキュアリングをして、クラブに戻った。
クラブに戻ると、ディスパッチのMr.CとMr.Mがなにやら話していたようだ。そのあいだにLOG BOOKにsafteyのサインを貰うため、たった今飛んだCHK RIDEのFLTのLOGを書く。話が終わったようで、Mr.Mがやってきて、こう言った。
「うん、イイFLTだった。おめでとう、合格だ。」
やった。やっと終わった。
デブリーフィングでは、イイ話をいろいろ聞かせてもらった。今回のFLT、褒められたところもいくつかあった。よかったのは、
・Direct GECKOをRVのRqとしたこと
・HNL R230をConfirmしたこと
・Holdingのインターセプト、1分間レグ
・アプローチブリーフィング
その他、全般的に問題なしだった。
反省点としては、やはりILSの針をチェイス気味になっているところ。CRS042であれば、±10°から始めて、Small Correctionで少しずつ幅を狭めていくような感じでコースに乗せるとイイらしい。
それから、左手でヨークを握る関係から、左にズレる傾向があるらしい。これは、ヨークをもったままチャートや計器を見ているときにその傾向が出ているようで、ヨークを握るプレッシャーを殆ど必要としない飛ばし方をするとよいらしい。これはMr.Mからは言われなかったが、そのためには、トリムとラダー(あればラダートリムも)なんだと思う。
そしてDMEがOUTになったら、もうそれは放っておいてPlan Bでアプローチを継続すること。復活を期してDMEのON・OFFを繰り返したのだが、
「Don’t fight with mulfactioned DME」
ということだった。
Timed Approachは、もはや時代遅れのアプローチだが、それがいまでも存在している。アプローチ名にDMEが入っていないけど、MAPやVDP、FAFをDMEで判定できるアプローチも多数ある。つまり、やろうと思えばDMEがなくてもILS4Rはアプローチできるのだ。今回のようにDMEがOUTになった場合に備えて、Mr.MはFAFで必ずストップウォッチを作動させているのだという。これはイイ勉強になった。
それから、「もしBase turnをしようとしたところでRWYが完全に見えなくなったら、どうすればイイ?」と聞くので
「Missed Approach?」と返したら、
MDAを維持したままField上空に戻り、そこからMissed Approachするとよいのだそうだ。その理由はよく分からなかったが、飛行場上空がProtectedなSpaceであるためらしい。また、MDAを維持している限り、再度RWY Insightの時点から降ろせるかもしれないからか?
ま、いずれにせよ、Mr.MとのOralやCHK RIDE中の会話は、ディスカッションという感じで楽しい。
最後のアドバイスとしては、「いきなり悪天候のIFRの200NM以上のXCに出るのではなく、VMCから慣らしていくように。」ということだった。
LOG BOOKにsafteyのサインを貰い、そしてFeeを払ってクラブをアトにした。
自分よりも先にIFRを取得したTaroくんは、たまにクラブ沿いの道路Lagoon Driveで叫ぶことがあるらしい。
(ENGまわすときのProp Clear!の声もTaroくんの場合はデカイ声で叫んでいる。)
そのTaroくんがCHK RIDE後にLagoon Driveから海に向かって叫んだかどうかは聞いていないが、このやり場のない2週間のプレッシャーを粉砕すべく、Lagoon Driveを車で走りながら、海に向かって、
「通ったどー!」
と叫んでみた。1回では足りず、3回叫んで見てスッキリした。
さて、次は、PiperのEndorsementとPrivate Multiだ。どれくらいで取れるだろうか。
それと、単独でIFRのXCを重ねないといけないな。
いよいよ雲の上に出ることができる。ますます楽しみだ。
それから、Oralの内容(覚えているだけ)はコチラ↓
今後のアプリカントの参考になれば幸いだ。
--------------------------------------
Rating Proficiency
・どうやってCurrentを維持するか?
→6ヶ月以内に6つのアプローチ、ホールディング(とVORトラッキング)をやって、それをログブックに記載
・6ヶ月以内にそれをやれない場合
→さらに6ヶ月以内に、セーフティを同乗させてやればいい
・12ヶ月以内にやれない場合
→Examiner等によるProficiency CHKを受ける。
・IFRに使える機体の条件
→計器のCHK、PITOT/STATIC、ALTIMATER、XPDRは24ヶ月毎、ELTは12ヶ月
・VORはどのようにCHKする?
→HNLの場合、111.0MHzのVOTを利用可能。OBS180でTO、ズレ4°以内であればOK。
・2°のズレがあった場合、例えばR110を飛ぶ場合、OBSは112にセットすべき?
→OBSは110のまま
・Air Wayの幅は?
→左右4NM
HNL-ITOのNAV LOG、FLT PLNを見て、
・PLNの高度は9000で、NAVLOGの最初のレグが5000になっているけど、その理由は?
→PALAY2DEPが5000を規定しているため、ATCから別の指示がない限りPALAYは5000で通過する。
・Cruising 9000ftを選んだ理由は?
→東向きの高度は1000の奇数倍、途中MRA7000ftがあり12,500ft以上では酸素マスクが必要になうるので、選択肢としては7000、9000、11000の3つ。7000ではリスキーだし11000では気温8℃の予想なので、9000を選んだ。
(高度選択に気象の要素が入っていないことを突っ込まれる。MRAはOff CourseのNAV SIGNALを捕まえるときの高度)
・LAVASでComm Failureになったらどうする?
→VMCならLNYに降りる。SQUAWK7600。
→IMCなら、CourseはAVEFで、ALTはMEAの最も高いものを選択する。最終的にITOでHoldする。
・Holdのアト、どうする?
→ETAになったらHolding Patternを出てアプローチ、そしてITOにLDGする。
・DAに到達したら、LDGしてもいいの?
→スレッショールドやマーキング等のRWYのエビデンスが見えていればLDGできる。
・アプローチライトだけだったら?
→・・・(FAR/AIMを見て、100ft avb RWYまで降りてイイと教えられる。)
・LDGに必要な2つのものは何?
→シーリングと・・・LDGクリアランス?
じゃ、3つ
・・・・visibility
その他個別の質問
・Take Off Minimum
・Alternate Minimum
・VDP
・Cruise Clearance
・VFR on top
・Void time
・Alternate Airportを決めるための条件
・Alternateが必要になる条件
計器関連
・AIのパワーソースは何?
→ENG DrivenのVacuum Pump
・C172Rには何個付いている?
→!!!(POHに書いてある、2個が正解)
・Anti Icingには何がある?
→Pitot heat
・他には?
→?
教えてもらったのは、デフロスターと、カウル内の機構。カウル内にエキゾーストの余熱を蓄える機構があるらしい。
・ウィングやストラットが凍り始めたら、すでにTailは凍っている。するとTailだけストールことがあるけど、リカバリー方法は?
→ノーズダウン?
(ノーズアップが正解)
・C172RはIcingが予想されているところで飛んでもいいの?
→ダメだと思います。
(絶対ダメです。)
・Staticが詰まったら、ALTIMETERはどうなる?
→詰まった高度で止まる。
・VSIは?
→ゼロ表示
・降下した場合Air Speedは?
→(Jeppesenを見て)通常よりも低く速く表示する。
→うえださんからのご指摘で、よくよくJeppesenを確認すると、詰まった高度より上で遅く、下で速く表示でした。
Staticが詰まったときの対処方法は?
→Alternate Static Sauceを使う
(VSIのグラスを割るのもOK)
----------------------------------------------
これまでに飛行時間:216.0Hrs
Duration of FLT:1.7hrs
Route of FLT: PHNL-(△GECKO Holding, PHJR)-PHNL
Instrument APP:
VOR DME RWY4R, JRF
ILS RWY4R×2, HNL
Hood:1.4hrs
Normal T/O:2
Normal LDG:2
Maneuvering:Unusual Atitude Recovery×2(Normal,Partial Panel)
RMKS:FAA Instrument CHECK RIDE
待った。とにかく待たされた。
先々週の木曜日、Gusting30ktの予報が出る中、ひとまずOralだけ終わらせてFLTは延期し続けてきた。
それというのも、いくら風に自信があるハワイのローカルパイロットとはいえ、総重量600kgちょいのC172でG30ktという情報を知りながら離陸するのは、あまりにもクレイジーすぎる。怪我をせず、機体の安全も保証されるならチャレンジしてみるのもいかもしれないど、パイロットとして考えてはいけない要素の1つ、それがMacho、つまり「そんな風はなんてことはない、オレならできる!」と根拠のない自信をみせること。
その翌週、機体にエラーがでたり、RWY4RとILSがクローズだったり、Examinerが時間どおりに現れなかったり、飛ぼうと思った目の前でAAのB6がRWY22から上がり始めたりと、もうほとんどマンガ状態だったが、それでもついに、この日を迎えることができた。
CHK RIDEだ。
Hoodつけるから関係ないけど、天気はイイ。風も10kt程度。早めに飛行場についてPreflightを始める。
ヨークにアプローチチャートを挟むクリップを取り付け、チャートを挟もうと思ったとき、そのチャートの端の文字に目が止まった。
"PAC, FEB11 2010 to APR 8 2010"
「えっと、今日は何日だっけ?8日?
それと、8日の何時まで有効なんだっけ?」
おもむろにPCS(本土ではAF/Dと呼ばれているもの)を取り出す。
"EFFECTIVE 0901Z 11 FEB 2010 TO 0901Z 08 APR 2010"
Hawaiian Atandard Time(HST)はUTC-10だから、HNL時間で2301 07 APRか・・・
「って、コレ、期限切れじゃん!」
さて、ココで考える。アプローチチャートの中身はPCSの中身と同じ、チャートのほうはFAAのwebサイトからダウンロードしたものを印刷している。ハワイという離島ゆえなのか、通常PCSは次号が前号の終了前に到着することはない。よって、「入手できませんでした」という言い訳はできる。
しかし、ホントにまだ売っていないかどうかはわからないし、インターネットで内容を確認することはできる。それに、IFRはEnrouteにせよApproachにせよ、Currentのチャートを使うのが鉄則。前回のrevisonでは、KONA(KOA)のアプローチが変更になっていた。今日のCHK RIDEではKALAELOA(JRF)とHNLでのアプローチをする。JRFのVORDME4Rは半年前に変わったばかり、HNLもまず変わらないだろう、でも、その根拠はドコに?
あまりつまらないコトでFailするわけにはいかない。飛行場から20分かけて自宅に戻ることにした。そして大急ぎでFAAのサイトからVORDME4RとILS4RのチャートをDLして印刷、飛行場にトンボ返り。
ランプに戻ると、ExaminerのMr.Mはすでにそこにいた。予定より10分遅れたことを詫びたら、その前日の午前中の予定を忘れていたことを謝られた。
TWRに電話をかけ、GECKOでのHolding、VORDME4R(JRF)、ILS4R(HNL)をリクエストする。ソコから先、いよいよCHK RIDE本番の始まりだ。
特に緊張することもない。いつもどおりやるだけだ。そして前回までのFLTで注意されてきた点を、どこまで局限できるかだ。
クリアランスはいつものとおり。
Cleared to GECKO via RV、cross CKH R240 at or above 2500、 maint5000、HDG155、118.3、xxxx
RWY4Rから上がる、Right Turn155に回ろうとすると、いきなりMr.Mが声をかける。
「アレをやり過ごしてからにしよう」
右を見たら、コリジョンコースではなかったけど、ヘリがAir Serviceの高度100ftくらいのところで、ホバリングしている。意外に離陸時に周囲が見えてないことがわかった。これは今後の参考になる。
HoodをつけてHCF APPにコンタクト、GECKO Holdingのintentionの確認後、
”12F,Able to proceed GECKO?”
”Negative, rq RV for GECKO”
12FはGPSを搭載しているが、あくまでもSituational Awareness(SA)用だ。Navigationの目的で使用することはできない。
”12F,HDG250、intercept HNL R230 to GECKO”
ココで「!」が頭の中で出現、
”CONFIRM, HNL R230 to GECKO?”
HCFがスグにR240に訂正してきた。
ここまで、すべて順調。予定どおり、GECKOからTeardropでHolding Patternに入り、インバウンドの1hit目でEstablished Holding Pattern over GECKOをコール。
このアト、HCFが聞いてくるのは、Holding後のインテンション(アプローチ)と、そのターミネート(Full Stop? TGL?)の方法だ。Mr.Mが交信し、VORDME4R@JRF→Missed→ILS4R@HNL×2をリクエストする。ここまできたら、HCFはしばらく話しかけてこないハズだ。そこがアプローチ・ブリーフィングのチャンスだ。
Holdingのインバウンドは1周目が1分30秒、2周目で55秒、3周目以降は1分±1秒だった。Wind Aloftによれば、3000ftでは東の風10kt程度。それでもアウトバウンドは30秒強といったところだった。Holdingをしながらアプローチ・ブリーフィングをこなす。Holdingという邪魔されない環境で、ブリーフをコンプリートすることができた。Holdingもあらかた終わってよさそうなところで、Unusual Attitude Recoveryをやることになった。Patternの中でどうやってやるつもりなのかと思っていたが、HCFにコンタクトして、3000ft~2000ftの高度帯を要求していた。フレーズはなんだったか聞き取れなかった。MrMにコントロールを渡し、目を瞑って下を向く。「You have airplane」のコールでリカバリー、別に難しくはない。
もう1回やるという。そして、なんとAIとDGに目隠し用シールを貼り付けた。以前うえださんが言っていたPartialでのリカバリーだ。
「うわー、やってねーよ、コレ。(イントラの)Mr.Mもなんも言わなかったし。」
でも、Wing LevelはTurn Coordinatorで、ピッチはVSIとAltimeterで確認すればイイだけ。反射的にWingをlevelに、同時にVSIを見ると2000ft/min???一瞬見たことのない表示に戸惑ったが、すかさずノーズダウン。安定させるのに少々手間取ったが、なんとかリカバリー。
「では、準備ができたら、準備ができたと思ったときにだけ、Departing PatternとVORDME4Rをリクエストしよう。」
ということになった。ここで忘れてはいけないのがJRFのATIS。これを確認してHCFにDepart Holding patternとVORDME4Rをリクエストする。
Climb InsructionはHDG210、Climb 4000、 back to this fq。ほどなくしてJRF TWRにコンタクト、ここでまたMr.MがTWRにリクエストをする。VORDME4Rは、通常VDPでlookupするが、今回はMAPまでMinimumを維持させて、Circlingさせるつもりのようだ。HPKNSを1700ftで通過後、Minimumの560ftまで降ろす。
「VDP!」をコールするが、
「Field not insight」と返ってくる。そのままMAPまで飛び続ける。
「コーストガードの建物に直行しているので、10度右に振ろう。」
「MAP!」とコール。
「Field Insight」
スレッショールドの真横という感じだった。ここからCirclingしてRWY4RへTGLした。悪くない。
HDG210で上昇を続け、再びHCFにコンタクト。ILS4Rをリクエストする。まずはLLZオンリーだ。早めにブリーフィングを始めるが、やはり無線交信でカットされる。そうこうする内に、アプローチクリアランスが出てしまう。それも、高度2000ftで。それでも、そのアトは”Contact TWR’までは話しかけてこないはずだからブリーフィングを続ける。なんとかコンプリート。
そしてDMEがOUTになる。やはりILSの110.5MHz特有の問題らしい。そして、このLLZのアプローチでは、再びAIとDGが隠された。
さて、PERLYをどうやって特定するか。
1つは1500ftでGSをインターセプトしている地点がPERLYだが、これはLLZオンリーなのでGSに頼らない前提となる。もう1つの方法は、Mr.Mに教えてもらってチャートをよく見て初めて気付いたのだが、PERLYは実はCKHのR260とILSの交点でもあったのだ。NAV2をCKHにあわせて260をHITしたところがPERLYだ。Mr.MはNAV2のMODEスイッチをいじっていた。すると、いつもはNAV2のスタンバイ周波数表示の部位に、CLHからのradialが数字で表示されているではないか!
そんな機能があったの?知らんかった!
次、MAP。
1つはMiddle Marker。けど、今まで12Fはおろかハワイの機体でマーカーの音を聴いたことがない。ライトも点灯するらしいけど、今の今まで見たことがない。
最終手段はもう1つあって、Timed Approachだ。
PERLYから4NMの地点がMAP、90ktで約2’40”かかる。アプローチスピードは85ktで、計算するとPERLYから2’50”後の地点がMAPとなる。そして、DMEは生き返ったりOUTになったりで、PERLYでstopwatchをスタートさせるに至らなかった。そこでDME再度復活、2.4DMEの表示。よし、これでMAPからMissed Approachができる!
”12F、turn right 090、 Start climb out”
最終的にはTWRに促されてのMissed Approachだった。それはそれでOK。Hoodの隙間から見えたところでは、RWY8Rの手前で、Cross RWYをさせたくなかったようだ。
頭の中にあるのは東風→Paralell RWYの4L側へ流されるかも→右への修正過多?という感じだった。くわえて、挙動が不審なコンパス。それでもなんとか形になったようだ。
ここで目隠しシールが剥がされる。
LastはILS4RでFull Stop、今度はGSに沿って降りて、1500でHitしたところがPERLY、Minimumの209ft到達点がMAPだ。
若干疲れたのか、アプローチが安定しない。針を追い気味。でも4L側に出るよりマシか。
HCFがTraffic infoとContatct TWRを同時に送ってきたため、Mr.MがContact TWRまで応答する。このあと、周波数はTWRに合わせたが、自分でContact TWRをコールしなかったためか、一瞬思考が止まった気がした。むしろスローモーションになったというべきか。
「アレ?まだTWRにコンタクトしてないよな?」
と思いながら念のためTWRを呼ぶと、Cleared to Landがコールされた。アブナイアブナイ。
Altimeterが220ftに近づき「Minimum!」とコールしようとする前に、Mr.Mが「Field Insight」をコール、若干右にオフセットだが、十分許容範囲。Wind CHKが聞こえてきて050@11kt。けどビジュアルでのShort Finalは、あきらかにそれ以上のコレクションを要するCrabだった。念のため、右WingLowで降りた。Air Serviceまでタクシーしてランプイン、LDGとENG Shut OffのCHK LISTをこなす。Mixture Idle Cut off、Master Off、Key Pull Out。「フーッ!」と軽く息をつく。これで終わった。そして、
「はいお疲れさん、じゃ、機体のセキュアリングをして、あとは中で話そう。」
とだけ言われた。
PrivateのCHK RIDEのときは、ENG Shut Downの直後に「おめでとう、合格だ!」といわれたのに、今回は違う?やはりDMEが原因か?それともILSがヘタクソだった?
自分ではベストを尽くせたと思っている。その結果Failなら、もう一度飛ぶだけだ。あれこれ考えても仕方がないので、機体のセキュアリングをして、クラブに戻った。
クラブに戻ると、ディスパッチのMr.CとMr.Mがなにやら話していたようだ。そのあいだにLOG BOOKにsafteyのサインを貰うため、たった今飛んだCHK RIDEのFLTのLOGを書く。話が終わったようで、Mr.Mがやってきて、こう言った。
「うん、イイFLTだった。おめでとう、合格だ。」
やった。やっと終わった。
デブリーフィングでは、イイ話をいろいろ聞かせてもらった。今回のFLT、褒められたところもいくつかあった。よかったのは、
・Direct GECKOをRVのRqとしたこと
・HNL R230をConfirmしたこと
・Holdingのインターセプト、1分間レグ
・アプローチブリーフィング
その他、全般的に問題なしだった。
反省点としては、やはりILSの針をチェイス気味になっているところ。CRS042であれば、±10°から始めて、Small Correctionで少しずつ幅を狭めていくような感じでコースに乗せるとイイらしい。
それから、左手でヨークを握る関係から、左にズレる傾向があるらしい。これは、ヨークをもったままチャートや計器を見ているときにその傾向が出ているようで、ヨークを握るプレッシャーを殆ど必要としない飛ばし方をするとよいらしい。これはMr.Mからは言われなかったが、そのためには、トリムとラダー(あればラダートリムも)なんだと思う。
そしてDMEがOUTになったら、もうそれは放っておいてPlan Bでアプローチを継続すること。復活を期してDMEのON・OFFを繰り返したのだが、
「Don’t fight with mulfactioned DME」
ということだった。
Timed Approachは、もはや時代遅れのアプローチだが、それがいまでも存在している。アプローチ名にDMEが入っていないけど、MAPやVDP、FAFをDMEで判定できるアプローチも多数ある。つまり、やろうと思えばDMEがなくてもILS4Rはアプローチできるのだ。今回のようにDMEがOUTになった場合に備えて、Mr.MはFAFで必ずストップウォッチを作動させているのだという。これはイイ勉強になった。
それから、「もしBase turnをしようとしたところでRWYが完全に見えなくなったら、どうすればイイ?」と聞くので
「Missed Approach?」と返したら、
MDAを維持したままField上空に戻り、そこからMissed Approachするとよいのだそうだ。その理由はよく分からなかったが、飛行場上空がProtectedなSpaceであるためらしい。また、MDAを維持している限り、再度RWY Insightの時点から降ろせるかもしれないからか?
ま、いずれにせよ、Mr.MとのOralやCHK RIDE中の会話は、ディスカッションという感じで楽しい。
最後のアドバイスとしては、「いきなり悪天候のIFRの200NM以上のXCに出るのではなく、VMCから慣らしていくように。」ということだった。
LOG BOOKにsafteyのサインを貰い、そしてFeeを払ってクラブをアトにした。
自分よりも先にIFRを取得したTaroくんは、たまにクラブ沿いの道路Lagoon Driveで叫ぶことがあるらしい。
(ENGまわすときのProp Clear!の声もTaroくんの場合はデカイ声で叫んでいる。)
そのTaroくんがCHK RIDE後にLagoon Driveから海に向かって叫んだかどうかは聞いていないが、このやり場のない2週間のプレッシャーを粉砕すべく、Lagoon Driveを車で走りながら、海に向かって、
「通ったどー!」
と叫んでみた。1回では足りず、3回叫んで見てスッキリした。
さて、次は、PiperのEndorsementとPrivate Multiだ。どれくらいで取れるだろうか。
それと、単独でIFRのXCを重ねないといけないな。
いよいよ雲の上に出ることができる。ますます楽しみだ。
それから、Oralの内容(覚えているだけ)はコチラ↓
今後のアプリカントの参考になれば幸いだ。
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Rating Proficiency
・どうやってCurrentを維持するか?
→6ヶ月以内に6つのアプローチ、ホールディング(とVORトラッキング)をやって、それをログブックに記載
・6ヶ月以内にそれをやれない場合
→さらに6ヶ月以内に、セーフティを同乗させてやればいい
・12ヶ月以内にやれない場合
→Examiner等によるProficiency CHKを受ける。
・IFRに使える機体の条件
→計器のCHK、PITOT/STATIC、ALTIMATER、XPDRは24ヶ月毎、ELTは12ヶ月
・VORはどのようにCHKする?
→HNLの場合、111.0MHzのVOTを利用可能。OBS180でTO、ズレ4°以内であればOK。
・2°のズレがあった場合、例えばR110を飛ぶ場合、OBSは112にセットすべき?
→OBSは110のまま
・Air Wayの幅は?
→左右4NM
HNL-ITOのNAV LOG、FLT PLNを見て、
・PLNの高度は9000で、NAVLOGの最初のレグが5000になっているけど、その理由は?
→PALAY2DEPが5000を規定しているため、ATCから別の指示がない限りPALAYは5000で通過する。
・Cruising 9000ftを選んだ理由は?
→東向きの高度は1000の奇数倍、途中MRA7000ftがあり12,500ft以上では酸素マスクが必要になうるので、選択肢としては7000、9000、11000の3つ。7000ではリスキーだし11000では気温8℃の予想なので、9000を選んだ。
(高度選択に気象の要素が入っていないことを突っ込まれる。MRAはOff CourseのNAV SIGNALを捕まえるときの高度)
・LAVASでComm Failureになったらどうする?
→VMCならLNYに降りる。SQUAWK7600。
→IMCなら、CourseはAVEFで、ALTはMEAの最も高いものを選択する。最終的にITOでHoldする。
・Holdのアト、どうする?
→ETAになったらHolding Patternを出てアプローチ、そしてITOにLDGする。
・DAに到達したら、LDGしてもいいの?
→スレッショールドやマーキング等のRWYのエビデンスが見えていればLDGできる。
・アプローチライトだけだったら?
→・・・(FAR/AIMを見て、100ft avb RWYまで降りてイイと教えられる。)
・LDGに必要な2つのものは何?
→シーリングと・・・LDGクリアランス?
じゃ、3つ
・・・・visibility
その他個別の質問
・Take Off Minimum
・Alternate Minimum
・VDP
・Cruise Clearance
・VFR on top
・Void time
・Alternate Airportを決めるための条件
・Alternateが必要になる条件
計器関連
・AIのパワーソースは何?
→ENG DrivenのVacuum Pump
・C172Rには何個付いている?
→!!!(POHに書いてある、2個が正解)
・Anti Icingには何がある?
→Pitot heat
・他には?
→?
教えてもらったのは、デフロスターと、カウル内の機構。カウル内にエキゾーストの余熱を蓄える機構があるらしい。
・ウィングやストラットが凍り始めたら、すでにTailは凍っている。するとTailだけストールことがあるけど、リカバリー方法は?
→ノーズダウン?
(ノーズアップが正解)
・C172RはIcingが予想されているところで飛んでもいいの?
→ダメだと思います。
(絶対ダメです。)
・Staticが詰まったら、ALTIMETERはどうなる?
→詰まった高度で止まる。
・VSIは?
→ゼロ表示
・降下した場合Air Speedは?
→(Jeppesenを見て)通常よりも
→うえださんからのご指摘で、よくよくJeppesenを確認すると、詰まった高度より上で遅く、下で速く表示でした。
Staticが詰まったときの対処方法は?
→Alternate Static Sauceを使う
(VSIのグラスを割るのもOK)
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これまでに飛行時間:216.0Hrs
"10 days blank"
4/5/10
Duration of FLT:2.0hrs
Route of FLT: PHNL-(△GECKO Holding, PHJR)-PHNL
Instrument APP:
ILS RWY4R×2, HNL
VOR DME RWY4R, JRF
Hood:1.8hrs
Night:1.0hrs
Normal T/O:1
Normal LDG:1
とにかく待たされている。
本来のCHK RIDEで飛ぶ予定の前日だったか、Mr.Mから電話がかかってきて「Examinerの都合がブッキングしたので予定を変更してやって欲しい。」ということで、その翌週に延期することにした。
それからかれこれ10日ほど経っただろうか・・・
未だにCHK RIDEで飛ぶに至っていない。
その週、HNLは驚異的な(大袈裟か)Gustに見舞われていた。実際の風はそれほどでもないが、Gust30ktとかMETARとTAFで言っている。正直、CHK RIDE用ということだけでなく、リアルで考えてみても、FLTはキャンセルという決断しか下せない。
それが、3日間続いた。
天気予報もその週はずっとG30MPHを予報していて、唯一金曜日だけは飛べそうな雰囲気。しかし、その金曜日は仕事の都合でどうしてもハズせない。
「予報を見る限り今週は飛べそうにないので、来週月曜日にします。」
そう伝えて気持ちを落ち着けてから本番に臨むことにした。
そして日曜日、さすがに1週間近く飛んでないから、ディスパッチのMr.Cにセーフティを頼んでアプローチとホールディングをすることにした。ところが、クラブオーナーから12FにFlat Tireの症状が出ていると連絡がくる。現場で見てみると、右のメインギアが僅かに空気が少ないような気がする・・・
風も出てきたし約束の時間にMr.Cがやってこない。「もう今日はイイや。」という気分になったイースターの日曜日の夕方だった。クラブオーナーには「翌日朝9時からCHK RIDEです、直せますか?」と聞いてみたら、「直すとも」と言ってくれた。
そうは言っても、イースター明けの月曜日朝9時までに機体が直っているとは思えなかった。予報を見ると、火曜日から木曜日あたりがさらに天候はよくなりそうな感じだった。Examinerに連絡して、早々に火曜日への延期を決めた。
仕事場にいた朝9時前、クラブオーナーから連絡があり「機体は直ったけど、なんで延期なの?」と。
なんと、ちゃんと時間に間に合うように修理してくれたのだった。これには感謝した、そして、以前12FのオルターネーターがLNYでOUTになったときにレスキューしてもらったときと同じ、「Teamwork」という言葉が返ってきた。
「修理してくれてありがとうございます。ただ、天候は明日の方がさらに良さそうなのと、もう10日間くらい練習してないので夕方にMr.Cと飛ぼうと思って延期にしました。」
長い前フリだったが、今回のLOGはこのMr.CとのCHK RIDE前の練習についてだ。
メニューは、
・△GECKOでHolding
・VORDME RWY4R@JRF
・ILS RWY4R@HNL、パーシャルパネルでLLZオンリー
・ILS RWY4R@HNL、Full Stop
これを流す。
DELではめずらしく離陸後のHDGが指定されなかった。離陸前にTWRに聞いたら、いつもどおりの155だった。夕方5時半、RWY4Rの正面に見える山は雲がかかっている。VFRでFWY4での出域は厳しそうな感じだ。
さて、10日間のブランク、どの程度操縦に影響しているか?
ほとんど影響していなかった。自分の頭でプランニングしたとおりに体を動かしていく。△GECKOでHolding Patternに入り、Established PatternをReportし、予定のHolding時間、Holding後のリクエストをしてから、VORDME4Rのアプローチ・ブリーフを開始する。
5,6周回っただろうか、アプローチ・ブリーフィングも終わらせ、無線の切れ目をついてHCFにDepart Holding Patternをリクエスト、そのままアプローチ・クリアランス。JRF TWRにコンタクト後、△HPKNS(HNL R254 13.4DME)をReport、Missed Approachと繋いでいく。
ここまでまったく問題なし。高度を落とすこともなく機体も安定している。
徐々に日も暮れてきて、Hoodのすきまの風景も黒くなりつつある。JRFをMissed後、ILS RWY4R(ただしPartial Panel)へのRVを受ける。Partialは、自分で用意したポストイットをAIとDGに貼り付ける。
ここはコンパスとTurn Coordinatorが頼りだ。で、12Fはコンパスが新しくなって垂直カードのエラーが少ないタイプに変更されている。
で、コイツがクセモノだ。旋回しようとバンクすると、コンパスがカチカチと動く・・・この結果、PartialでのLLZはあまりキレイにはいかなかったようだ。そして、ILSのDMEがまたOUTになる。
GSをHITしてからはLLZのMinimum460ftを維持、さて、どうやってMAPを判定しようか・・・
本来のMAPはILSの2.1DME、DMEがOUTだと、これがわかりずらい。そうこう考えているうちにTWRからMissed Approachを急かす指示。そのままMissed Approachをする。
LLZではアプローチブリーフィングをするチャンスを作れなかった。
そこまでのビデオはこちら↓
Watch 04/05/10 FLT, IFR training at PHNL in èªåè»ã¨ä¹ãç© | View More Free Videos Online at Veoh.com
注)VEOHという動画サイトにUPしてます。専用プレーヤーをインストールすると全編視聴できますが、そうでない場合は最初の5分間だけ視聴可能です。ちなみに、プレーヤーをインストール後は、webブラウザから普通に視聴できます。
Trafficの関係で、しばらく飛行場から遠ざかるコースへRVされる。Hoodの隙間から見える空間は、完全に闇になった。島から南に離れるコースだから、町の明かりなんて見えない。これがイイトレーニングになる。そしてDMEは復活している。その表示は22DME、えらい遠ざかったな・・・
「たぶん今、モロカイの手前なんじゃねーか?」
Mr.Cはそういうが、そんなわけない。↓

GSのHITまでまだ距離がある、気を取り直してアプローチ・ブリーフィングをする。暗闇の中、グレアシールドの証明だけを頼りに、ただし概ね暗記している内容でブリーフを済ませる。
最後のILS、距離が近づけばやはりDMEがOUTになる。しかし、今回はILSなのでGSに沿ったMinimum209ftでLookupすればいい。そして209ftが近づき、
「Minimum!前見てイイか?」
「Field Insight!.....Good Job」
夜の闇にきらびやかに光るアプローチライトを正面に捕らえ、PAPIが赤赤白白だった。
そのままFull Stop。
10日間のブランクも解消した。なにもコワイものはない。
コワイのは、いくら練習でうまくいったとしても、本番は試験であり、試験を受けない限りそのプレッシャーからの呪縛が解けないことだった。
とにかく、飛ぶ前は適切な判断を、飛び上がってからはベストを尽くすだけだ。
後日談:
その翌日、NOTAMでRWY4RとILSがそれぞれ点検のためCLOSEとOUT OF SERVICE、
さらにその翌日、Examinerの勘違い+風向変化のせいで延期。
プレッシャーで頭がおかしくなりそうだ・・・。
これまでの飛行時間:214.3Hrs
Duration of FLT:2.0hrs
Route of FLT: PHNL-(△GECKO Holding, PHJR)-PHNL
Instrument APP:
ILS RWY4R×2, HNL
VOR DME RWY4R, JRF
Hood:1.8hrs
Night:1.0hrs
Normal T/O:1
Normal LDG:1
とにかく待たされている。
本来のCHK RIDEで飛ぶ予定の前日だったか、Mr.Mから電話がかかってきて「Examinerの都合がブッキングしたので予定を変更してやって欲しい。」ということで、その翌週に延期することにした。
それからかれこれ10日ほど経っただろうか・・・
未だにCHK RIDEで飛ぶに至っていない。
その週、HNLは驚異的な(大袈裟か)Gustに見舞われていた。実際の風はそれほどでもないが、Gust30ktとかMETARとTAFで言っている。正直、CHK RIDE用ということだけでなく、リアルで考えてみても、FLTはキャンセルという決断しか下せない。
それが、3日間続いた。
天気予報もその週はずっとG30MPHを予報していて、唯一金曜日だけは飛べそうな雰囲気。しかし、その金曜日は仕事の都合でどうしてもハズせない。
「予報を見る限り今週は飛べそうにないので、来週月曜日にします。」
そう伝えて気持ちを落ち着けてから本番に臨むことにした。
そして日曜日、さすがに1週間近く飛んでないから、ディスパッチのMr.Cにセーフティを頼んでアプローチとホールディングをすることにした。ところが、クラブオーナーから12FにFlat Tireの症状が出ていると連絡がくる。現場で見てみると、右のメインギアが僅かに空気が少ないような気がする・・・
風も出てきたし約束の時間にMr.Cがやってこない。「もう今日はイイや。」という気分になったイースターの日曜日の夕方だった。クラブオーナーには「翌日朝9時からCHK RIDEです、直せますか?」と聞いてみたら、「直すとも」と言ってくれた。
そうは言っても、イースター明けの月曜日朝9時までに機体が直っているとは思えなかった。予報を見ると、火曜日から木曜日あたりがさらに天候はよくなりそうな感じだった。Examinerに連絡して、早々に火曜日への延期を決めた。
仕事場にいた朝9時前、クラブオーナーから連絡があり「機体は直ったけど、なんで延期なの?」と。
なんと、ちゃんと時間に間に合うように修理してくれたのだった。これには感謝した、そして、以前12FのオルターネーターがLNYでOUTになったときにレスキューしてもらったときと同じ、「Teamwork」という言葉が返ってきた。
「修理してくれてありがとうございます。ただ、天候は明日の方がさらに良さそうなのと、もう10日間くらい練習してないので夕方にMr.Cと飛ぼうと思って延期にしました。」
長い前フリだったが、今回のLOGはこのMr.CとのCHK RIDE前の練習についてだ。
メニューは、
・△GECKOでHolding
・VORDME RWY4R@JRF
・ILS RWY4R@HNL、パーシャルパネルでLLZオンリー
・ILS RWY4R@HNL、Full Stop
これを流す。
DELではめずらしく離陸後のHDGが指定されなかった。離陸前にTWRに聞いたら、いつもどおりの155だった。夕方5時半、RWY4Rの正面に見える山は雲がかかっている。VFRでFWY4での出域は厳しそうな感じだ。
さて、10日間のブランク、どの程度操縦に影響しているか?
ほとんど影響していなかった。自分の頭でプランニングしたとおりに体を動かしていく。△GECKOでHolding Patternに入り、Established PatternをReportし、予定のHolding時間、Holding後のリクエストをしてから、VORDME4Rのアプローチ・ブリーフを開始する。
5,6周回っただろうか、アプローチ・ブリーフィングも終わらせ、無線の切れ目をついてHCFにDepart Holding Patternをリクエスト、そのままアプローチ・クリアランス。JRF TWRにコンタクト後、△HPKNS(HNL R254 13.4DME)をReport、Missed Approachと繋いでいく。
ここまでまったく問題なし。高度を落とすこともなく機体も安定している。
徐々に日も暮れてきて、Hoodのすきまの風景も黒くなりつつある。JRFをMissed後、ILS RWY4R(ただしPartial Panel)へのRVを受ける。Partialは、自分で用意したポストイットをAIとDGに貼り付ける。
ここはコンパスとTurn Coordinatorが頼りだ。で、12Fはコンパスが新しくなって垂直カードのエラーが少ないタイプに変更されている。
で、コイツがクセモノだ。旋回しようとバンクすると、コンパスがカチカチと動く・・・この結果、PartialでのLLZはあまりキレイにはいかなかったようだ。そして、ILSのDMEがまたOUTになる。
GSをHITしてからはLLZのMinimum460ftを維持、さて、どうやってMAPを判定しようか・・・
本来のMAPはILSの2.1DME、DMEがOUTだと、これがわかりずらい。そうこう考えているうちにTWRからMissed Approachを急かす指示。そのままMissed Approachをする。
LLZではアプローチブリーフィングをするチャンスを作れなかった。
そこまでのビデオはこちら↓
Watch 04/05/10 FLT, IFR training at PHNL in èªåè»ã¨ä¹ãç© | View More Free Videos Online at Veoh.com
注)VEOHという動画サイトにUPしてます。専用プレーヤーをインストールすると全編視聴できますが、そうでない場合は最初の5分間だけ視聴可能です。ちなみに、プレーヤーをインストール後は、webブラウザから普通に視聴できます。
Trafficの関係で、しばらく飛行場から遠ざかるコースへRVされる。Hoodの隙間から見える空間は、完全に闇になった。島から南に離れるコースだから、町の明かりなんて見えない。これがイイトレーニングになる。そしてDMEは復活している。その表示は22DME、えらい遠ざかったな・・・
「たぶん今、モロカイの手前なんじゃねーか?」
Mr.Cはそういうが、そんなわけない。↓
GSのHITまでまだ距離がある、気を取り直してアプローチ・ブリーフィングをする。暗闇の中、グレアシールドの証明だけを頼りに、ただし概ね暗記している内容でブリーフを済ませる。
最後のILS、距離が近づけばやはりDMEがOUTになる。しかし、今回はILSなのでGSに沿ったMinimum209ftでLookupすればいい。そして209ftが近づき、
「Minimum!前見てイイか?」
「Field Insight!.....Good Job」
夜の闇にきらびやかに光るアプローチライトを正面に捕らえ、PAPIが赤赤白白だった。
そのままFull Stop。
10日間のブランクも解消した。なにもコワイものはない。
コワイのは、いくら練習でうまくいったとしても、本番は試験であり、試験を受けない限りそのプレッシャーからの呪縛が解けないことだった。
とにかく、飛ぶ前は適切な判断を、飛び上がってからはベストを尽くすだけだ。
後日談:
その翌日、NOTAMでRWY4RとILSがそれぞれ点検のためCLOSEとOUT OF SERVICE、
さらにその翌日、Examinerの勘違い+風向変化のせいで延期。
プレッシャーで頭がおかしくなりそうだ・・・。
これまでの飛行時間:214.3Hrs