２４日奈良県田原本町で自転車に乗った女性がひき逃げされ重傷を負った事件で、警察は奈良県警の職員の女を逮捕しました。

ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは奈良県警中吉野警察署の会計係の職員桶谷敏子容疑者（５４）です。
桶谷容疑者は２４日午後６時半ごろ、田原本町で自転車に乗っていた女性に車で追突して、その場から逃走した疑いがもたれています。
女性は足の骨を折る重傷です。
桶谷容疑者は２５日朝になって警察に出頭し、容疑を認めたため逮捕されました。
警察によりますと桶谷容疑者は当初は「ガードレールに当たった」と説明し、事故後は車を修理に出していたということです。
調べに対し、桶谷容疑者は「道を間違えてわき見をしていて衝突した気が動転して逃げてしまった」と話しています。

北朝鮮による拉致被害者の家族らが、大阪府八尾市で被害者全員の奪還を訴える集会を開きました。

集会には、北朝鮮に拉致された有本恵子さんの両親のほか横田めぐみさんの両親も遠く新潟から駆けつけ、さらに政府がまだ拉致被害者と認定していない「特定失踪者」の家族も参加しました。

パネルディスカッションでは、４年ぶりに行われ民主党政権のもとでは初めてとなる事務レベルでの日朝交渉の行方などについて意見を交わしました。

【横田滋さん】
「（協議を）進展させれば日本は人道的支援ができると言っている。１０年間進展がなかったが今度は少し変わってくるのでは」
【有本明弘さん】
「（民主党政権は）選挙したら負けると世界に宣言しているのと一緒。（北朝鮮が）こんな話に乗るわけがない」
【有本嘉代子さん】
「１日１日、年齢を重ねる。元気に生存している間にもう一度顔が見たい」

家族らは拉致問題に熱心に取り組む国会議員が増えることが解決につながるとして、衆議院選挙の争点にすべきだと訴えました。

阪神・淡路大震災から復興した街の姿を発信する「神戸マラソン」が開かれ、約２万人のランナーたちが神戸の街を駆け抜けました。

２５日午前９時、約２万人のランナーが声援を受けて一斉にスタートしました。

阪神・淡路大震災から復興した街の姿を全国に発信しようと始まったこの「神戸マラソン」、ランナーたちは復興した神戸を駆け抜けていきます。

ランナーたちは震災の復興シンボルである鉄人２８号の横を通過、明石海峡大橋の袂で折り返してゴールのポートアイランドを目指しました。

ランナーの出場料の一部は東日本大震災で被災した人たちへ寄付されるということです。

兵庫県香美町では、熱〜いカニすきぞうすいの早食い大会が行なわれました。

毎年、香美町の観光協会がカニの名産地をＰＲしようと開いていて、一杯の雑炊を食べる早さを観光客３０人が５組に分かれて競います。

本場の新鮮なカニを使った雑炊ですが、参加者たちは熱さや時間と必死に戦います。

【参加者】
「熱くて味わうどころじゃなかった」
「舌の皮がペロっとめくれました」
「熱かったけど、自分のできる限りは頑張りました」

中には、雑炊を１分足らずで平らげる人もいて、各組の優勝者にはカニすきセットが贈られていました。

兵庫県丹波市では、強い粘りが特徴の山の芋の出荷が始まっています。

山の芋は粘土質の土で寒暖の差が激しい地域が栽培に適しています。
和菓子のつなぎに使われるほか、とろろご飯やすまし汁の具としても人気があり、こちらでは去年並みの８０トンの収穫が見込まれています。
重さや形ごとに分けられた山の芋は傷つかないようにおがくずを入れて箱詰めされ、年末までに京阪神や関東などに出荷されます。

２５日夕方、奈良県田原本町で自転車で帰宅していた女性が、車に追突され大けがをしました。
車は逃走しています。

２５日午後６時半ごろ奈良県田原本町の町道で、仕事から自転車で帰宅していた５１歳の女性が携帯電話で通話をするために道路の左端で停まっていたところ後ろから来た車に追突され、車はそのまま逃走しました。
女性は、左脚の太ももの骨を折る重傷です。

【通りかかった人は】
「助けてと言って手を伸ばされました。痛かったんでしょうね。寝転がって」

警察の調べよりますと、逃げた車は白か灰色のワンボックスタイプだったということです。

警察はひき逃げ事件として現場に落ちていたミラーの部品などから逃げた車の特定を進める方針です。

滋賀県の琵琶湖には、シベリアから渡ってきた冬の使者、コハクチョウが姿を見せ、冬の訪れを告げています。

滋賀県長浜市の琵琶湖や近くの池では、コハクチョウが水草をついばんだり大きな羽を広げたりと優雅な姿を見せています。

ガンカモ科のコハクチョウは、毎年、冬を越すために、２千キロ以上も離れたシベリアから琵琶湖にやってきます。

今年は、１０月９日に１羽の飛来が確認されて以来、日に日に数が増えて、１１月２５日までに１００羽以上訪れています。

水辺では真っ白な親鳥と灰色がかった子供の鳥が仲良く行動を共にしています。

コハクチョウは、来年の３月ごろ北の空に帰っていくということです。