維新、県内に３人擁立　みんなの党から２氏移籍

　日本維新の会は十七日の公認発表で、県内では千葉２、５、９区の三つの選挙区に候補を擁立した。うち二人はみんなの党からの移籍組となった。

　みんなの党から移籍したのは２区の中田敏博氏と、５区の木村長人氏。ともに新人で、公認内定していた党には離党届を提出していた。移籍については「国会で一番やりたいことは地方分権。維新の会は首長経験のある人がやっている」（木村氏）などとしている。二人の他、９区には元県議の西田譲氏が公認された。

　みんなの党や「国民の生活が第一」と合わせ、県内では全十三選挙区のうち、少なくとも十一選挙区で第三極候補の出馬が固まった。うち七選挙区は二大政党の争いに第三極がからむ構図となる。