国際汚染最悪の中国蘭州、大気観測結果を公表へ2012.11.25 21:36

  • [PR]

国際

  • メッセ
  • 印刷

汚染最悪の中国蘭州、大気観測結果を公表へ

2012.11.25 21:36 中国

 中国で大気汚染が最悪とされる甘粛省蘭州市は、汚染物質の微小粒子状物質「PM2・5」など6項目について12月から正式に観測を始め、結果を公表すると明らかにした。新華社が25日伝えた。

 蘭州は石油化学工場が集中し、世界保健機関(WHO)が昨年発表した調査結果によると、中国の都市で大気汚染が最悪だった。中国では「大気汚染で蘭州は昼間も夜のように暗く、米国の衛星も撮影できない」などと皮肉られている。

 市政府は大気汚染対策費として今後3年間に700億元(約9200億円)を計上。汚染原因となっている130の工場を市外に移転させるほか、ボイラーなどの燃料を石炭から天然ガスに切り替えるなどして環境改善に取り組むとアピールしている。(共同)

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2012 The Sankei Shimbun & Sankei Digital