3部会で集中議論 双葉町復興まちづくり委
双葉町復興まちづくり委員会は16日、埼玉県加須市の旧騎西高で開かれ、生活再建、ふるさと再建、きずなの3部会に分かれ、テーマごとに集中して議論することを決めた。
生活再建は仮の町を含め当面の生活拠点の在り方など、ふるさと再建は町への帰還に向けて必要な条件や町内の復旧・復興など、きずなは文化やコミュニティーの維持などについてそれぞれ協議する。
委員会では、福島市、東京都、新潟県柏崎市、加須市の4会場で8月19日から開かれ、町民が意見を出し合った「町7000人の復興会議」について中間報告があった。延べ143人が参加し、1168件の意見が寄せられた。意見の内訳は自然など町の生活に関する内容が354件で最も多かった。次いで避難生活に関する内容が157件、仮の町を含め住みたい場所に関する内容が124件と続いた。
次回委員会は11月に開かれる予定。委員会は年度内に復興まちづくり計画をまとめる。
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