沖縄県の人口、12年後ピーク144万人 

将来の推計総人口

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2012年11月10日 09時55分

 南西地域産業活性化センターは9日までに、沖縄県の将来の人口について「2024年をピークに減少する」などとする推計結果を発表した。2012年10月現在、約141万人(県発表)となっている県内の総人口は、12年後の2024年には144万4600人に達し、その後は減少傾向に転じる見込み。2030年代に減少率が大きくなり、2050年には135万5300人まで落ち込むとしている。

 また、65歳以上の割合が全国に比べ、沖縄は早いペースで増加する。

 年齢別にみると、沖縄と全国の傾向はいずれも「少子高齢化」。「0~14歳」と「15~64歳」が減少し、「65歳以上」が増加する。10年時点と2050年時点の構成比の推移は、「0~14歳」17・8%↓14・1%(全国13・1%↓9・7%)、「15~64歳」64・8%↓51・9%(同63・8%↓51・5%)、「65歳以上」17・4%↓33・9%(同23・0%↓38・8%)。

 圏域別に2035年までの推移をみると、宮古は減少の一途。北部は2015年ごろ、八重山が2020年ごろ、南部が2025年ごろ、中部が2030年ごろまで増加し、その後減少に転じる。

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