長岡京市人口8万人回復 住宅開発で転入増
長岡京市の人口が今月、8万人台を回復した。昨年8月に大台を割り込んだが、市内の住宅開発による転入増で15カ月ぶりに返り咲いた。市は「このままキープしていきたい」と希望している。
同市の人口は昨年5月に念願の8万人を初めて突破した。6、7月は大台を維持していたが、8月に割り込んで以降、7万9千人台で一進一退を繰り返してきた。
10月に同市長岡の分譲マンションや神足の分譲住宅地で入居が始まったほか、婚姻に伴う転入もあり、11月に再び8万人を突破。市のホームページは11月1日時点の人口を8万43人と表示している。
京都府による10月1日時点の推計人口では京都市を除くと宇治市、亀岡市、舞鶴市の順に人口が多い。今後再び8万人を割り込む可能性もあるが、市民課は「市内中心部でマンションの分譲が予定されており、来年4月以降は8万人台で安定するのではないか」と見ている。
【 2012年11月23日 11時20分 】