＜Ｊ１＞広島、初の年間優勝…森保監督、就任１年目で達成

　サッカーのＪリーグ１部（Ｊ１）は２４日、第３３節の９試合が行われ、サンフレッチェ広島が初の年間優勝を果たした。

　２位のベガルタ仙台と勝ち点１差で首位に立ちホーム最終戦を迎えた広島は、セレッソ大阪に４−１で快勝。勝ち点を６１に伸ばした。仙台はアルビレックス新潟に０−１で惜敗。広島との差が「４」に広がり、優勝の可能性がなくなった。

　広島は１９９３年のＪリーグ開始年当初から所属した１０チームで唯一、年間タイトルがなかったが、Ｊリーグ２０年目の今季、ＯＢの森保一（もりやす・はじめ）監督が就任１年目で悲願の年間優勝に導いた。【中村有花】