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事件
西成暴走男を傷害罪などで起訴 大阪地検、殺人未遂は適用せず
2012.11.8 21:44
[暴行・傷害]
大阪市西成区で6月、ワゴン車が暴走し、6人が重軽傷を負った事件で、大阪地検は8日、運転していた無職の永田邦勝容疑者(32)について殺人未遂罪を適用せず、うち3人への傷害罪などに切り替えて起訴した。地検は認否を明らかにしていない。
大阪府警は自動車運転過失傷害や殺人未遂などの容疑で逮捕、送検。地検は「殺意を認定できる証拠がない」とする一方、わざと車をぶつけた故意があったとした。また、刑事責任能力の有無を調べるため、8月1日から11月2日まで鑑定留置。精神鑑定の結果などから、責任能力を問えると判断した。
起訴状によると、永田被告は6月26日午後1時35分ごろ、大阪市西成区の路上で乗用車を急発進させ、工員の男性(22)を時速50キロで背後からはねるなど、男女3人に軽傷を負わせたとしている。
永田被告の尿検査で覚醒剤が検出されており、府警は捜査を継続している。
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