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政治
【衆院選】じゃんけん発言はメッセージ 「それくらい理解しないと」橋下氏が反論
2012.11.24 21:37
[衆院選]
日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長は24日、みんなの党との選挙区調整を「最後はじゃんけんで決めたらいい」と述べた自身の発言に、批判が相次いでいることについて「言葉のセンスがない」と一蹴(いっしゅう)した。遊説先の松山市内で記者団に答えた。
橋下氏は「じゃんけんは理屈でなく、まとまろうという強烈なメッセージだ」「それぐらいのことを理解できない人が国家運営にあたっているというのは、不安で恐ろしい」と、こきおろした。
じゃんけん発言をめぐっては、みんなの渡辺喜美代表が、同日の都内での街頭演説で「そんなばかなことが許されるのか。じゃんけんで決められるほど、いいかげんな候補者を選んでいない」と激怒した。
民主党の安住淳幹事長代行も福岡市内で記者団に対し、「そこまで有権者を愚弄しては政党不信を助長させてしまう。野合を重ねる姿勢にいずれ厳しい審判が下る」と批判。自民党の石破茂幹事長は佐賀市での講演で、「こんな話は聞いたことがない」と、あきれてみせた。
一方、橋下氏は、次期衆院選の候補者擁立数がこの日発表した5次公認でまだ計142人で、目標に掲げてきた過半数の241人到達が厳しい情勢になっていることついて、「自己資金でこれだけ集まったのはすごいこと」と自賛。「みんなの党と合わせれば200を超える。同じ考えを持つ新しい勢力が、これだけ集まれば十分だ」と述べた。
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