Ognacの雑感

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減反政策

以前のネタ(食料自給率)に関連して、あちこち見ていると、減反政策が目に入りました。
改めて、減反政策の解説を読むと、「食料過多を調整するため、生産量を抑制要請し、代償として対価を支払う」ことらしい。
休田にすると、復活させるのに相当量の工数を要するらしい。農家の本音は減反したくないらしい。
自給率の低さを問題視する一方で(実態には懐疑的なんですが)、減反も進めています。 矛盾感もしますがそれはさておき。
減反しないで、生産を継続して、余剰米を輸出に回し、食料輸出事業に転換したらどうだろう。農家も国もよくなるのでは。
妙案だとと思って、ググッてみると、同じテーマで多くの記事がアップされていました。誰も同じことを考えるんだなぁ。
ここ
 米の関税率は778%です。単純に考えれば 外米の実価格は1/8の価格になります。関税0にしたとして、売れるかどうか。
ジャポニカ米で国産に近かったら分かりませんが。一般の外米の味を考慮したら、国産米の1/8だとしても敬遠します。
上記の(検索結果の)記事は、手厳しい意見が多いようですね。
減反政策の本音が、農家の保護が主目的なのか、農作物が国内に流通せず輸出に回るのを抑制するためなのか、実態が不明です。
最近は、農業会社の設立が容易になったので、企業努力が反映され、効率化が追及されるでしょうね。
重農業とは違って、農業の工業化(へんな言い回しですが)が進む気がします。
既存の農家との調整などの、農業政策が益々難しくなるのは、理解できます。どの路線が正解なのかは、解りません。各立場の意見それぞれが、尤もに聞こえるので迷うのですが、
第一次産業の有り方が変貌する時期の気がします。

投稿日時 : 2010年11月16日 0:44

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