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2012年10月13日
スイングとデイトレ目線
ユーロ・ドル相場の日足チャート分析シリーズを始めてからしばらくたちましたが、多くの方からの支持を得いているようです。このシリーズを始めたきっかけは、日足チャートならブログでほぼライブ感覚で記事を書けると思ったからです。過去のデータを元にした解説はたくさん書いてきたので、どうにかして現在の相場状況の解説をするにはどうしたら良いかと考えた末に思いついたのがユーロ・ドル日足チャートの分析シリーズです。この事はシリーズ最初の記事に書いてあります。
実はシリーズを始めた理由はもう一つあります。単純に9月7日の大きな陽線が出た時に、これからユーロ・ドルの日足チャートからの解説が易しくなるだろうと思っていたからでした。
9月7日の陽線が出た時点で、画像中で他のロウソクよりも目立って大きいものだったのが分かると思います。これは7月から昨日までのユーロ・ドル相場ですが、9月7日の陽線がどういう状況で出たのかを見ればだいたい予測できます。
一連の流れ
まず、7月24日の安値は今のところ今年の最安値となっています。この後の一連のロウソクの動きを見てください。その後は一時的に激しくミドルライン付近で大きく上下しますが、σ+2の毛抜きロウソクが仮天井のような形になって、その後で結局ミドルライン付近で落ち着いています。ミドルラインが支持線のようになっている箇所です。毛抜き天井を抜いた後は、ややレンジ場(青丸)ですが、この毛抜きのレベルが今度は新しい支持線となっていて、抵抗線と支持線が逆転したポイントになっていますね。画像中の黄色の水平線がそのレベルです。
9月7日の陽線はそういった過程を経て出たもので、ここから私は大きく上昇して日足チャートでも明らかな上昇トレンドとなると予測しました。つまり、このロウソクがモメンタムの入ったロウソクと解釈し、これが理由でシリーズを始めたのです。シリーズを始める絶好のチャンスだと思いました。レンジ場のような状況でシリーズを始めても解説の意味がないなら書く理由がないですからね。ちょうど最近のようなユーロ・ドル相場だと分析も難しく、解説するのも少ないです。
このシリーズの昨日までの解説の中の予測がどうだったかちょっと思い出してみてください。レンジ場になるだろうという私の予測は実際の相場よりもちょっと早すぎた感じですが、それも日足チャートならわずか3,4本くらいです。3,4日のズレは大きいような印象もありますが、概ねそれ程大きな誤差ではなかったと思います。つい先日に大胆に予測した下限の誤差なども、スイングの視点で約20pips、デイトレードで約6pipsでした。ほぼ誤差なしだったのも2つくらいあります。ラッキーといえばそうかも知れませんが、私は割りと典型的な動きがあるならこうだろうと予測しているだけです。典型的に動かないならどうせ誰も予測できないはずですし、確率高めを重視するなら典型的な動きに注目するだけでもOKです。
この上昇トレンドのリトレースメントの下限も結局ミドルライン辺りですし、これも典型的な動きになっています。そしてリトレースメントの後のレンジ場もそうです。ここ最近のシリーズ中に書いているように、日足チャートでもレンジ場が見られているので、スイングトレードの目線でポジションを取るのが不可能になってきています。数日もポジションを放置できませんね。過去記事に一度書いたのですが、日によってはトレンドがはっきりせず、順張りでいつものように手堅くデイトレードしているつもりでも何故かトレンドが続かずに小さく終わってしまう、或いは負けてしまう事があります。それは日足チャートでレンジ場に入ったような状況です。
さて、そろそろ本題に入りたいと思います。^^; 基本的にスイングの目線で方向感が分からないような時はデイトレードに切り替えてトレードした方が効率がよく、例えば4時間足や1時間足チャートでエントリーを判断します。日足チャートはより全体的に大きな動きが見えている時でないと利用する意味がありません。マルチタイムフレーム分析シリーズで書いたように、相場が動く大きさによって見る時間軸も変えた方が良いのです。ただし、日足チャートで方向感が分からなくなってデイトレードの目線に変えるといっても、日足チャートでレンジ場に入ったら注意が必要です。単に方向感がややなくなった状況とレンジ場(スクイーズ)は同じではありません。方向感がやや分からなくなった状況は殆どがスクイーズに入る前です。一旦ボリバンの幅が小さくなり始めてスクイーズに入りそうな時は、方向感が分からなくなるというよりも、ほぼ明確に方向感なしとなっているはずです。ミドルラインが水平になってきた時がそうです。上の画像でも日足チャートのミドルラインが水平になりそうな感じですね。これは日足チャートで久しぶりに見られる状況です。
まとめ
書くと当然でつまらないのですが、スイングトレードができるような状況ならスイングの目線で日足チャートを見る方が良く、そうでないならデイトレードを考える方がトレードの効率が良いのです。これを更に応用すると(既に気づいていると思いますが)、デイトレードが難しい時はスキャルピングの目線に変えればトレードの効率が良くなります。単に好みでトレードスタイルを選択するというどこかで聞いた浅はかな考えよりも、過去記事に書いたように相場の動きにあわせてトレードスタイルを変える方がより賢く、現在の価格の動きに注目してやるプライスアクショントレードを知っていれば、こういった柔軟な対応ができるのです。
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実はシリーズを始めた理由はもう一つあります。単純に9月7日の大きな陽線が出た時に、これからユーロ・ドルの日足チャートからの解説が易しくなるだろうと思っていたからでした。
9月7日の陽線が出た時点で、画像中で他のロウソクよりも目立って大きいものだったのが分かると思います。これは7月から昨日までのユーロ・ドル相場ですが、9月7日の陽線がどういう状況で出たのかを見ればだいたい予測できます。
一連の流れ
まず、7月24日の安値は今のところ今年の最安値となっています。この後の一連のロウソクの動きを見てください。その後は一時的に激しくミドルライン付近で大きく上下しますが、σ+2の毛抜きロウソクが仮天井のような形になって、その後で結局ミドルライン付近で落ち着いています。ミドルラインが支持線のようになっている箇所です。毛抜き天井を抜いた後は、ややレンジ場(青丸)ですが、この毛抜きのレベルが今度は新しい支持線となっていて、抵抗線と支持線が逆転したポイントになっていますね。画像中の黄色の水平線がそのレベルです。
9月7日の陽線はそういった過程を経て出たもので、ここから私は大きく上昇して日足チャートでも明らかな上昇トレンドとなると予測しました。つまり、このロウソクがモメンタムの入ったロウソクと解釈し、これが理由でシリーズを始めたのです。シリーズを始める絶好のチャンスだと思いました。レンジ場のような状況でシリーズを始めても解説の意味がないなら書く理由がないですからね。ちょうど最近のようなユーロ・ドル相場だと分析も難しく、解説するのも少ないです。
このシリーズの昨日までの解説の中の予測がどうだったかちょっと思い出してみてください。レンジ場になるだろうという私の予測は実際の相場よりもちょっと早すぎた感じですが、それも日足チャートならわずか3,4本くらいです。3,4日のズレは大きいような印象もありますが、概ねそれ程大きな誤差ではなかったと思います。つい先日に大胆に予測した下限の誤差なども、スイングの視点で約20pips、デイトレードで約6pipsでした。ほぼ誤差なしだったのも2つくらいあります。ラッキーといえばそうかも知れませんが、私は割りと典型的な動きがあるならこうだろうと予測しているだけです。典型的に動かないならどうせ誰も予測できないはずですし、確率高めを重視するなら典型的な動きに注目するだけでもOKです。
この上昇トレンドのリトレースメントの下限も結局ミドルライン辺りですし、これも典型的な動きになっています。そしてリトレースメントの後のレンジ場もそうです。ここ最近のシリーズ中に書いているように、日足チャートでもレンジ場が見られているので、スイングトレードの目線でポジションを取るのが不可能になってきています。数日もポジションを放置できませんね。過去記事に一度書いたのですが、日によってはトレンドがはっきりせず、順張りでいつものように手堅くデイトレードしているつもりでも何故かトレンドが続かずに小さく終わってしまう、或いは負けてしまう事があります。それは日足チャートでレンジ場に入ったような状況です。
さて、そろそろ本題に入りたいと思います。^^; 基本的にスイングの目線で方向感が分からないような時はデイトレードに切り替えてトレードした方が効率がよく、例えば4時間足や1時間足チャートでエントリーを判断します。日足チャートはより全体的に大きな動きが見えている時でないと利用する意味がありません。マルチタイムフレーム分析シリーズで書いたように、相場が動く大きさによって見る時間軸も変えた方が良いのです。ただし、日足チャートで方向感が分からなくなってデイトレードの目線に変えるといっても、日足チャートでレンジ場に入ったら注意が必要です。単に方向感がややなくなった状況とレンジ場(スクイーズ)は同じではありません。方向感がやや分からなくなった状況は殆どがスクイーズに入る前です。一旦ボリバンの幅が小さくなり始めてスクイーズに入りそうな時は、方向感が分からなくなるというよりも、ほぼ明確に方向感なしとなっているはずです。ミドルラインが水平になってきた時がそうです。上の画像でも日足チャートのミドルラインが水平になりそうな感じですね。これは日足チャートで久しぶりに見られる状況です。
まとめ
書くと当然でつまらないのですが、スイングトレードができるような状況ならスイングの目線で日足チャートを見る方が良く、そうでないならデイトレードを考える方がトレードの効率が良いのです。これを更に応用すると(既に気づいていると思いますが)、デイトレードが難しい時はスキャルピングの目線に変えればトレードの効率が良くなります。単に好みでトレードスタイルを選択するというどこかで聞いた浅はかな考えよりも、過去記事に書いたように相場の動きにあわせてトレードスタイルを変える方がより賢く、現在の価格の動きに注目してやるプライスアクショントレードを知っていれば、こういった柔軟な対応ができるのです。
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2012年10月12日
今日のユーロ・ドル日足チャート分析!10月12日
今日のお昼頃のユーロ・ドル相場です。昨日と同じく日足チャートで久しぶりにスクイーズになろうかという状況になっています。恐らくこの辺りからレンジ場になると考えて良いと思います。後はレンジ場の上下を見極める事です。
4時間足チャートです。こちらもやや方向感を失っています。買い目線・売り目線の目安であるミドルラインを基準にしても、スイングトレードとして数日放置ができなくなっています。
日足・4時間足チャート共に、スイングトレードができるような相場ではないことが分かると思います。リトレースメントからの押し目買いが終わるとだいたい落ち着いてきますので、その後の動きは読み難く、通常はレンジ場に入って行きます。こうなると方向感が分からなくなるので、手堅くやるなら様子見しかありません。リスクをとっての逆張りでもせいぜい2日の放置くらいが限界で、スイングトレードとしてはちょっとリスクが高すぎます。
こういう状況の中でスイングトレードをする意味はあまりない事に気づいていると思いますが、実はこれは別の意味であるヒントになっていて、これはマルチタイムフレーム分析や相場の状況に対応する分析のやり方に関わってきます。明日の記事でそのことについて解説したいと思います。
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