広島が初の年間優勝…残留争いの行方は最終節へ／J1第33節

　J1第33節が、24日に各地で行われた。

　首位に立つ広島は、C大阪をホームに迎えた。前半だけで高萩洋次郎や青山敏弘、佐藤寿人のゴールで3点のリードを得ると、後半にも石川大徳が追加点。C大阪の反撃を枝村匠馬の1点に抑え、4−1で快勝した。

　一方、2位の仙台もホームで新潟と対戦。しかし、17分に新潟のキム・ジンスに先制点を許すと同点に追いつけず、0−1で敗れた。

　この結果、首位の広島と2位につける仙台の勝ち点差が4に広がり、最終節を残して広島の初となる年間優勝が決まった。

　また、残留争いの決着は、14位のC大阪と15位の神戸、16位のG大阪、17位の新潟に降格の可能性を残して最終節に持ち越しとなった。

■J1第33節
仙台　0−1　新潟
名古屋　1−2　鹿島
G大阪　2−2　FC東京
広島　4−1　C大阪
鳥栖　3−1　浦和
札幌　0−2　横浜FM
大宮　2−0　磐田
柏　1−0　神戸
川崎　2−1　清水