“天才”お笑いコンビ「ダウンタウン」の周辺で異変が起きている。司会を務める人気音楽番組「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」(フジテレビ系)の年内打ち切りが決まり、放送予定は11月26日を含め、残り3回のスペシャル企画だけになる。また同じくフジで2人が司会と審査員のバラエティー番組「爆笑 大日本アカン警察」も、打ち切りが有力視されている。ダウンタウン人気に陰りか、それとも他に理由が? 裏事情に迫った。
20年以上にわたってお笑い界のトップを走り続けてきたダウンタウンの出演番組が、相次いで終了する。1994年から18年間も続いていた看板番組「HEY!HEY!HEY!」は年内で打ち切られ、今年4月に同局で始まった松本人志(49)出演の「おもしろ言葉ゲーム OMOJAN」はわずか半年で終了した。
「それだけじゃありません。昨年レギュラー化された『アカン警察』も打ち切りが検討されているようです。視聴率は10%程度をウロウロしていますからね。年内ということはありませんが、近いうちに終わるというのが大方の見方です」(お笑い関係者)
打ち切りが決定もしくは噂になっているのはフジの番組ばかり。では他局はどうなのか?
「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」「ダウンタウンDX」を放送している日本テレビの関係者に聞くと…。
「ウチではそういう話は出ていませんね。『ガキ』の特番は今年も大みそかに放送される予定といわれていますし、『DX』の方も数字は全然悪くない。それに『ガキ』の人気コーナーの一つ、『サイレント図書館』が海外でも人気になったため、企画のフォーマットを海外のテレビ局に売って、恩恵がありました。功労者でもありますから」
TBSではバラエティー番組「リンカーン」にレギュラー出演、「さまぁ~ず」や「キャイ~ン」といった人気コンビらと共演しているが、局関係者は「『リンカーン』が打ち切りなんてことは今のところ出ていないと思いますよ」と明かした。
現状で“ダウンタウン切り”に乗り出しているのはフジだけということ。
その理由は、本紙でも再三指摘している局全体の視聴率低迷ということに加え、意外な理由もあるようだ。
「フジは昨年、日テレに視聴率1位の座を奪われ、今年は巻き返しを図りました。6月の人事異動で、ドラマプロデューサーとして名をはせた大多亮氏が常務取締役に就任、番組編成で大きな力を持つようになったのです。その大多さんは、関西ノリが大っ嫌い(笑い)。そこでこれまで“聖域”だったダウンタウンにも手を付け、抜本的に改革しようとしているのです」(テレビ局関係者)
ダウンタウンからすれば、フジ特有の事情に巻き込まれてしまった形だが、そこまでの大幅改革は果たして実を結ぶのだろうか。
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