2012年8月6日(エクステンションセンター)
コミュニティ振興学部砂金ゼミナールは、本学と茨城町との学官連携協定に基づき、2009年度から茨城町のまちづくりのお手伝いをしています。本年度は、昨年度に引き続き、「広報いばらき」誌上における政策提案のほか、茨城町の農産物PRのために開発したオリジナルメニュー「しじみチヂミ」を、7月8日に行われた「ひぬまあじさいまつり」にて販売しました。
お祭り本番に先立ち学生たちは、茨城町の職員の方々のお力をお借りしつつ、昨年度の売り上げや原価計算に基づいて販売単価を設定したり、原材料を手配したり、昨年度の反省を踏まえて味付けに改良を施したりと、約1か月にわたって議論と試行錯誤を積み重ねました。
いよいよ「ひぬまあじさいまつり」当日。前日まで続いた大雨も嘘のように晴れあがり、かといって暑過ぎもしない、絶好のお祭り日和です。学生たちは元気良く声を出しながら「しじみチヂミ」をPRし、辺りにはごま油の香ばしい香りが漂います。幸い午前10時の開店直後からたくさんのお客さんが来て下さり、午後2時には目標を上回る141枚を売り上げて完売することができました。
この体験を通じて、学生たちは一つの商品を作り上げ、販売することの責任と、何より地域の方々と直接触れ合いながら「地域貢献」に参画することの大変さとやりがいを学ぶことができました。砂金ゼミナールは、これからも様々なかたちで地域貢献に積極的に取り組んでいきたいと考えています。
(砂金先生からご報告いただきました)