「夢の扉+」で紹介された情報
(オープニング)
農業の救世主!トラクターを無人で動かせ
TPPをめぐり日本の農業は今大きな岐路に立っている。加えて高齢者や後継者不足で日本の農業人口は最近10年間で約3割減少し、人手不足が深刻化している。人手不足に強い農業を目指している北海道大学の野口伸教授は、究極は農作業の無人化。北海道・帯広市で研究に成果が披露された。地元の農業関係者の熱い視線の先には無人トラクターがあった。成果を見た農業関係者からは実用化に向けて研究を加速してほしいなどの声があがっていた。
無人トラクターを熱心に眺めていた外山隆祥さんは帯広市で農業を営んでいる。大学卒業後、突然農業を継ぐことになり、祖父・徳男さんと母・聖子さんと働いている。父・勝則さんが他界し、農業を続けるためには外山さんが中心となって3人で力を合わせるしかなかった。1日15時間以上も働かなくてはいけない広大な土地を管理している。無人トラクターはまさに希望の光だった。
無人トラクター開発は農林水産省からの委託事業として平成26年度の実用化を目指し、野口伸教授は精力的に動いている。北海道大学農学部へ進学した野口さんは、気が遠くなりそうなくらい広大な土地で朝から晩まで懸命に働き続ける一家の姿が心に強く響いた。農業・食品産業技術総合研究機構の行本修さんに弟子入りを志願し、埼玉と北海道行き来する生活が始まった。野口の右腕として働いた北海道大学の石井准教授はたまに意見が合わなかったりすると喧嘩みたいに議論をしたと当時を振り返る。
野口の耳に「無人トラクター?農業を甘く見るな」という声が入ってきた。さらにトラクターを即位する光学測量装置が高額だったため、実用化にはほど遠いものだった。ししかし、夢を諦めず野口教授は1997年に渡米し、衝撃の光景に出会った。
- 情報タイプ:企業 施設タイプ:教育・医療サービス・宗教 URL:http://www.hokudai.ac.jp/ 住所:北海道札幌市北区北8条西5
- ・夢の扉+ 2011年12月11日(日)18:30〜19:00 TBS
農業の救世主!トラクターを無人で動かせ
アメリカに農業留学をした野口教授は自動化した農業機械などを使っての合理化された農業に圧倒された。2000年北海道大学に戻った野口教授はGPS衛生を使った無人トラクターの開発に挑戦した。農業機械に関連する死亡事故は年間200件にも及びぶ、無人となればなおさら。無人トラクターは前方に障害物があるとセンサーが反応し停止する。人が飛び出してきても同様。
北海道・上士町で農家を営む水留良一さんがぜひ無人トラクターの実験に畑を使ってほしいと申し出があった。昨年の11月上士別町で無人トラクターの自走デモンストレーションが行われた。日本の農業を大きく変えるかもしれない可能性に読売新聞などのマスコミが注目した。水留良一さんは日本の農業の切り札のひとるになると思ううと話す。しかし、野口教授のまえに大きな壁が立ちはだかっていた。
- 情報タイプ:商品 会社名:読売新聞社 商品種:新聞 URL:http://www.yomiuri.co.jp/
- ・夢の扉+ 2011年12月11日(日)18:30〜19:00 TBS
農業の救世主!トラクターを無人で動かせ
(エンディング)
番組公式アプリの紹介。
- 情報タイプ:番組HP 会社名:該当なし サービス種:インターネットサービス
- ・夢の扉+ 2011年12月11日(日)18:30〜19:00 TBS
(番組宣伝)