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【サッカー】森崎兄弟「やっと恩返しできた」2012年11月25日 紙面から ◇J1第33節 広島4−1C大阪ベンチから優勝を知らされるとMF森崎浩はピッチの上に大の字に倒れ込んだ。「もう、何も考えられなかった。みんな泣いていたけど、泣いてもいいのかと思った」。一方、双子のMF森崎和は「苦しかったことが多かったから、ユースからお世話になったサンフレッチェにやっと恩返しができた」と胸をなで下ろしていた。 共に年代別で代表入りし、広島でもルーキー時代から主力としてチームを支えてきた。だが、チームは2度のJ2降格、そして兄の和幸は09年から3度にわたりオーバートレーニング症候群で苦しむ。弟の浩司も度重なるケガとバーンアウト症候群に悩まされ、今季のスタートも試合からは離れていた。「もうサッカーを辞めようと思ったこともあった」と口をそろえる。 「家族やクラブの支えでサッカーを続けることができた。辞めないでよかった」と森崎和は万感を込めた。「リーグのタイトルを獲ったら、ナビスコ、天皇杯のタイトルも欲しくなった。応援してくれた人たちの信頼を取り戻すことができたのがうれしい」。心の底から森崎兄弟は笑みを浮かべていた。 PR情報
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