ライフ免許更新時講習、民間企業が落札 全国初、安全協会が競り負け+(1/2ページ)(2012.11.24 23:57

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免許更新時講習、民間企業が落札 全国初、安全協会が競り負け

2012.11.24 23:57 (1/2ページ)

 40年にわたって大阪府警が財団法人「大阪府交通安全協会」に委託し続けてきた運転免許証の更新時講習を、来年度は神戸市のコンサルタント会社「ブレインワークス」が一般競争入札で落札、受託した。警察庁によると、埼玉、栃木両県で自動車教習所などが講習の一部を受託した例はあるが、自動車教習と無関係の民間企業がすべてを請け負うのは初めてという。

 府警によると、更新時講習は昭和47年に始まり、府内では年間100万人以上が受講している。府警は講習業務を平成23年度分まで同協会に随意契約で委託していたが、24年度分以降は透明性の確保という政府方針を受け、全国的に一般競争入札が導入された。

 初の入札となった24年度分は、府警は2地区に分けて入札を実施したが、いずれも同協会しか入札に参加せず、約5億3300万円で落札した。今年8月の25年度分の入札では参入を促すため5地区に細分化した結果、ブレイン社が参加したという。結局、5地区ともブレイン社が同協会に競り勝ち、計約4億8千万円で落札した。

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