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【芸能・社会】マンモスうれピーです!! 酒井法子 女優復帰会見2012年11月25日 紙面から
2009年11月に覚せい剤取締法違反の罪で懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けた元女優の酒井法子(41)が24日、東京都江東区の明治座森下スタジオで復帰会見した。執行猶予が明けたこの日、新所属事務所「オフィスニグンニイバ」と専属契約を結んで再出発した酒井は「長くつらい日々でしたが、今日という日を迎えられたことに感謝します」と神妙な面持ちであいさつ。二度と薬物には手を出さないことを誓った。 報道陣約200人が待ち受ける会場に、ワンピース姿で登場した酒井は、カメラのフラッシュを浴びながら一礼。復帰の喜びをかみしめるように笑顔をのぞかせた。 事件後から大学で学んでいる福祉が復帰を決意する契機となった。何かにすがりたい気持ちで入学したが「表現者としての役割のすばらしさを学ばせていただくこともあり、もう一度表現する側に立ちたいという気持ちが大きくなりました」と振り返った。 酒井に救いの手を差し伸べたのは、前所属事務所「サンミュージック」の元社員で、酒井と17年ほど前まで一緒に仕事をしていた現所属事務所の廣瀬洋二郎社長だった。女優・酒井法子をもう一花咲かせようと、古巣の相澤正久社長に相談したところ、「頼む」と将来を託されたという。 酒井は一時は引退も考えたそうだが、13歳の長男も「ママ、頑張りなよ」と後押ししてくれたという。「いろんな気持ちの中で一番は守るべきものが私にはあると痛感しました。これから先も息子とは、見えない大きな傷を一生かけて償っていかないといけない。そのために親として、人として『お母さん頑張っているんだな』と背中を見せてあげることが大切だと思います」。声を詰まらせながら目元をハンカチでぬぐった。 左足首や左の薬指にあったタトゥーも消し、身も心もリセットした。リポーターから今の気持ちを“のりピー語で”と注文されると、「いいんですか? もういい大人なので…」と恐縮しつつも「ファンの皆様、ありがっチュー。今日という日を迎えられてマンモスうれピーです!!」と恥ずかしそうに笑った。 一方で、再び覚せい剤に手を出す可能性について「本当に、みじんもそういう気持ちになることはございませんので、どうか信じていただけたら」と強調した酒井だが、禁断症状などに苦しまなかったため、心理カウンセリングなどは全く受けなかったという。 覚せい剤は再犯率が高いだけに、取材陣が「カウンセリングを受けなくて本当に大丈夫なのか?」と念を押したが「はい」と即答。「気持ちひとつ、意識ひとつでそういったもの(薬物)から離れていくことができると、自分自身の経験を通して思います」と話した。 復帰作の舞台「碧空の狂詩曲〜お市の方外伝〜」は来月15日から24日まで、東京・渋谷の文化総合センター大和田さくらホールで上演される。けいこは今月11日からスタート。これまで酒井は共演者を見守りながら、自分のセリフを覚えるのみだったが、この日の会見後から合同レッスンに加わった。所属事務所によると、映画出演や歌のオファーも届いているという。今後が注目される。 ★一問一答−執行猶予が明けた今の気持ちは 酒井法子 3年という月日を振り返り、本当にいろんな方々に支えていただいた。長くつらい日々でしたが今日という日を迎えられたことに心から感謝します。 −明けた瞬間(24日午前0時)はどう過ごしたのか 息子も遅くまで起きていてくれて…。今まで支えてくれた友達とお話をしながら、そのときを迎えました。 −あらためて、なぜ覚せい剤を使用してしまったのか …(10秒ほど沈黙)。ただ自分自身が甘い考えでバカだったとしか言いようがありません。 −(逮捕までの)逃走中の気持ちは ただただ怖くてああいう行動を取ってしまった。今考えてみて自分自身の認識の甘さを感じていますし、心から反省しています。 −薬に誘ったのは、元夫だった 起こしてしまったことは誰のせいでもなく、自分の過ちだと思っているので、彼を責めるつもりはありません。 −元夫と息子は会っているのか はい、定期的ではありませんが。子どもの気持ちを尊重して、彼が会いたいと思ったら会わせてあげたい。私は会っていません。 −執行猶予期間中、収入はゼロだったのか ある蓄えの中で生活していました。 −大学は経営破綻してしまったが、介護関係の資格を取るつもりは 時間がかかってしまうかもしれませんが、何かしら(学んだことを)形にしていければ。 −ファンへひと言 これから歩んでいく姿を見ていてください。しっかり歩いていきたいと思いますし、少しでも恩返しできるように頑張るので応援よろしくお願いします。 PR情報
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