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事件
踏切の男性に駆け寄る姿目撃 60歳女性、助けようとして犠牲に
男性は約1時間後、搬送先の病院で死亡が確認。中村さんは腰を骨折した疑いで搬送され、事故直後は意識があったが容体が急変し、約4時間20分後に死亡した。
JR東日本や同署によると、現場はJR本庄駅から約500メートルで遮断機と警報機がある踏切。非常停止ボタンもあるが、ボタンは押されていなかった。
周辺は住宅や店舗などが立ち並ぶ。近くのドラッグストアで働く女性(24)は「高齢者の手押し車や、自転車の行き来が多く危ないと思っていた。まさか事故が起こるとは」と話した。
事故後、現場を通ったという本庄市諏訪町の女性(69)も「事故にあった女性が担架に乗せられ、毛布でくるまれているのが見えた。救急隊が声を掛けると、そのときは手を振って応えていた」と表情をこわばらせ、近くで居酒屋を経営する女性は「ショックで胸が痛む」と話した。
高崎線は高崎-籠原間で運転を見合わせ上下線8本が運休。6本に最大で約1時間遅れが出て乗客約1万人に影響が出た。
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