- [PR]
政治
【衆院選】第三極躍進なら政局流動化 「石原首相」の可能性も
衆院選後の「自公プラアルファス」の連立協議が難航すれば特別国会の年内召集ができず、野田佳彦首相のまま新年を迎えることになる。自公にとって「決められない政治」を来年に引きずる事態だけは避けたいところだ。
■ □ ■
民主党や自公両党が伸び悩み、維新が自民党に次いで比較第二党になるなど、第三極勢力が躍進したときは、政権の枠組みをめぐる主導権争いが激しくなり、政局は一気に流動化する。自民党が政権奪還を実現するため、維新の石原慎太郎代表を首相に担ぎ出す“奇策”も否定できない。
自民党が平成5年の選挙で過半数割れした際、新生党の小沢一郎代表幹事(現「国民の生活が第一」代表)が日本新党の細川護煕元首相を担ぎ、8党による「非自民」連立政権が誕生した。小沢氏がその再現を目指し、再び非自民の連立工作に向けて暗躍する可能性もある。(大谷次郎、岡田浩明)
関連トピックス
関連ニュース
- [PR]
- [PR]