棒術の形、裏の形 笠の下

このページでは、竹生島流棒術の裏の形 笠の下を、ご紹介します。

裏の形 笠の下

 裏の形では一挙動で間合いを詰め、太刀をを封じて受(うけ)の体を崩し急所を突く技となる。太刀との撃ち合いをゆるさない。実践の教えである。


1)
 遣手(やりて)は笠の下の構から、頭のうえを こえて、棒を顔の前に構える。
2)
 受(うけ)が太刀を打ち込む瞬間、左右足を進めて間合いを詰め、棒を小手裏(こてうら)に突 き入れる。
3)
 そのまま間合いを詰め、棒を廻して 相手の肩をねじりつぶし、体を崩す。
4)
 ねじった棒を喉に突き込む

 敵の体を崩すときは体を密着させ、腰に 重みをかけて相手を潰していく。

 笠の下(裏)で入身して小手裏に突き入 れた棒は、そのまま喉を突く。

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竹生島流棒術