言霊-日本の物語を語り継ぐ-

国譲り‐天若日子‐

国譲り‐天若日子‐「古事記 -712年献上 作者:太安万侶 -」

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むかし、むかし。まだ人の世でなく、神々の世であった頃。天界には、天照大御神(アマテラス)の治める高天原が、地上には、大国主神(オホクニヌシ)の治める豊葦原国がございました。 豊葦原国は、葦草が豊かに生い茂る国。みずみずしい稲が、五百年、千年と豊かに実りつづけるという、それはそれはすばらしい地でありました。

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昔々、まだ天地の境がない時代にイザナギとイザナミの夫婦の神様が豊葦原瑞穂國(日本)を修め、理(つく)り、しっかりと固めて行くお話。

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本サイト「言霊」について

このサイトは、神話や昔話などから古来日本人の暮らしや伝統を感じる中で日本の素晴らしさを再認識して頂きたいと立ち上げました。
古来日本人は、何を考えてどのような生活を送っていたのか?
その事を考えて頂き、これからの人生に役立てて頂ければ幸いでございます。
本サイトのタイトルを「言霊」と致しました由来は、先人の言葉が今もこの世に残り人々に語り継がれて何らかの影響を与えている。
つまり、先人の「言霊」は未だこの世に残っている。
そして、物語や神話にもこのような要素があると考え至り「言霊」というタイトルに致しました。