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[★3日目(植物)]
壁が全て硝子で作られた、四角い小さな部屋。
床には柔らかな茶色の土が一面に敷き詰められ、その中央に豪華な椅子が一脚あった。
その椅子に座っているのは一人の少女。
白い肌を全て外気に晒して、少女の両腕は皮紐で肘掛に固定されていた。
胸には無数の機械が貼り付けられ、口元は皮紐を何重にも巻かれて喋ることができない。
「入りますよ」
そう言って、一人の白衣を着た女がガラスの扉を開けて部屋に入ってきた。
「調子はどうですか?」
手に持っていたトレーを椅子の側に置いて、女は少女の下腹部をゴリゴリと押した。
女に腹を押されて苦しそうに眉間に皺を寄せる少女。
「まだ腐ってはいないようですね。では…食事にしましょうか」
感触を確かめ終えると、女は少女の口を覆う皮紐を外した。
そして、トレーに乗せて持ってきた小皿のスープをスプーンで混ぜた。
「今日のは今まで以上に豪華ですよ」
皮紐の下に隠されていた少女の口へと、スープをスプーンで運び与える。
すると、少女は餓えた獣の様にスープを貪った。
「良い子ですね。さぁ、もう少し飲みましょうね」
女の手によって食事をしていく少女。
スープを飲み終えると、女は再び少女の口元を皮紐で覆った。
「では、次はコチラの食事をしましょうね」
そう言って、女は少女の開かれた両足の付け根へと更に残ったスープを垂らした。
生暖かいスープをかけられて、少女は小さく震えた。
「どれくらい成長しましたか?見せてくださいね」
女は少女の両足をM字に大きく開かせて、白衣のポケットから皮紐をだして椅子の脚に固定した。
「随分と成長しましたね」
晒された少女の秘所を見て女は嬉しそうに言った。
女が見たソコには、秘所から伸びる3本の緑色の蔓があった。
3本の蔓のうち、1本の先端には赤く大きな蕾が付いている。
「では、今日の餌を与えましょうね」
そうして、女はトレーに乗せていた小瓶を手に取り、蓋を開けると中身を自身の指先にとった。
白色をした粘着質の液体を少女のアナルへと丁寧に塗りこんでいく女。
先程のスープと液体が女の指で少女のアナルの中に塗られていく。
女の指が中で動く度に少女は体をビクビクと震えさせた。
「今日はいつもより多めにあげますね」
大量の液体を少女のアナルの中へと塗り終えると、次に胸へと液体を塗りこんでいく。
胸に貼り付けられた機械の間を丁寧に塗り終える頃、少女の息は荒く熱を持つ様になっていた。
「これもあげますね」
ポケットから出した歪な形をした小型の2個の機械とリモコン。
女は2個のソレを少女のアナルへと入れていった。
少女のアナルはすんなりと2個の機械を呑み込んでしまい、あっという間に2個の機械は少女の中へと収まった。
「さあ、花を咲かせましょうね」
そう言って、リモコンの電源ボタンを女は押した。
その途端、少女の中に入れられた機械が小刻みに振動し、ぶつかり合って少女に刺激を与えた。
動き始めたのは中の機械だけではなく、胸に貼り付けられた機械も小刻みに振動し始めた。
「ぅうっ、ぅう……ぅぁあ…」
皮紐の下で小さく声を上げる少女。
塗りこまれた液体で敏感になった体をビクビクと震わせて、少女は機械のされるままになっている。
「そろそろ、肥料が垂れて来ましたね」
今の少女には強すぎる刺激で、蔓の生えた秘所から蜜を垂れ流し始める少女。
その蜜を糧に蔓は成長を始めた。
「蔓が伸びていますね。それに蕾がどんどん緩んでいく」
蜜を垂らし震える少女など気にもせずに、女は蔓と蕾の成長だけをじっと見ていた。
「んっ、うぅ…んんーーッ!!」
少女が天井を仰いで一際大きく声を上げると、体を大きく震わせて意識を失った。
「あら。もうお終いですか」
少女の最後の一声。
その瞬間に出された大量の蜜を吸って、蔓は急速に成長した。
そして、蕾は大きな赤い花を開かせた。
「ふふふ。この蕾から種がとれたら、次はどの実験体に埋め込みましょうか」
愛しそうに赤い花びらを指で撫でると、女は少女の下腹部に接吻をした。
「もっともっと、頑張って下さいね?H-102ちゃん」
そして、声に出さずに少女の固体名を呟いた。
3日前。
何処からか連れてこられた少女は、この部屋で女の実験体となった。
それは、胎に品種改造された種を宿す実験。
3日後の現在。
少女は無事に種を芽吹かせ花を咲かせた。
そして、これからも蔓を育て、花を咲かし続けるだろう。
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