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車にドアパンチ食らったら。

今日、車にドアパンチを受けた跡を発見した。
うっすらと傷とヘコミが付いていた。

こういうショックな日は一刻も早く心の安定を図るべきなので、
早速お姉ちゃんに泣きつくことにする。
するとお姉ちゃんは「お姉ちゃんがヘコミを直してあげるよ!」って
いきなり車へ駆け寄り、何をするかと思うやいなやヘコミ部分を吸い始めた。
なるほど!凹んだ部分を吸い出せば直る!このお姉ちゃんは、天才だ。

「ちゅーちゅーちゅー……っぷはぁ!
○ーくん、お姉ちゃん一人じゃ無理だよ!手伝って!」
おっけー!わかったよお姉ちゃん!
「ちゅーちゅーちゅー」
ちゅーちゅーちゅちゅー
「ちゅちゅちゅーちゅー」
ちゅっちゅっちゅちゅー
「ちゅちゅっ、ちゅっ、んはぁ……」
ちゅっちゅっちゅ、んっ……お、お姉ちゃん!途中から吸うところが違ってる!
唇じゃなくて車のヘコミを吸うんじゃないの?
「えへへ、まちがいまちがい」
もう……、お姉ちゃんってバカなの?
「あーっ!……お姉ちゃん今ので傷ついたよ。心が凹んだよ」
ご、ごめんお姉ちゃん。
「吸い出して」
え……なにを。
「お姉ちゃんの心のヘコミを」
こ、心のヘコミってどのへん……。
「このへんー!」
……ちゅっちゅっちゅt(ry

さてと。車は明日、カーコンビニ倶楽部へでも持って行こっと。

それでもボクはやってない

姉弟で仲良く図書館へ行こうと電車に乗ったら、
お姉ちゃんが「○ーくん、昨日の映画観た?」って訊ねてきた。
昨日は痴漢冤罪がテーマの『それでもボクはやってない』って映画がテレビで放送されていた。

「○ーくん、電車に乗るときは痴漢と間違われないようにしなきゃいけないんだよ」
と、お姉ちゃんに忠告を受けたので、どうすれば痴漢に間違われないのか悩んでいたら、
すかさずお姉ちゃんは僕の手を取り、
「この手をこうして…んしょ。この手も、こうすれば……大丈夫だよ」って、
おねえぱいこと両乳を、僕の手に鷲掴みさせた。

なるほど!
こうやって両手でおねえぱいを鷲掴みにしていれば痴漢のしようがない!
万が一痴漢の言いがかりをつけられ裁判になったとしても
“被告の両手はおねえぱいを鷲掴みにしており痴漢は不可能です”となる!

お姉ちゃんはさすがだなぁと感心しながら鷲掴んでいたのに、
次の駅で乗り込んできたサラリーマンに
「ち、痴漢だなッ!?そんな破廉恥なこと止めたまえ!」って怒られた。
お姉ちゃんが「○ーくんは痴漢じゃありません!私の弟です!」って怒り返したけど、
たぶんそのサラリーマンは悪くないと思う……。

そう、悪いのは電車を利用する人々の心に
疑心暗鬼の種を植え付けた、卑劣な本物の痴漢犯なのだ。
(よし。最後さえちゃんとしとけば感動的な文章になるはずだ)

あるある

友1「CDをケースに戻そうとしたら、他のCDが入ってると落ち込むよな」
皆 「あるある」
友2「カレーで肉だと思って食ったのに、噛んだら溶け残ったルーの塊だったりするよな」
皆 「あるあるるるー!(西田ひかる)」
弟 「お姉ちゃんとお風呂入ってバスタオルで体拭いてもらうとき、なぜかお姉ちゃんって自分の股間拭いた部分で弟の顔拭こうとするよね」
友1「ねぇよ」
友2「それはない」
弟 「えっ……」
友1「まず一緒に入らない」
友2「入らない」
弟 「……あ、用事思い出したので帰る。」

ドア:バタン!

姉「あ、○ーくんだ!おかえりー♪」
弟「お姉ちゃん!ねぇってよ!」
姉「……あるもん!!」

弟「ところでなんで自分の股間拭いた部分で弟の顔拭くの!?」
姉「そ、それは……ほ、保湿効果!?」

うそつけ!

グルメ

グルメな僕がお奨めするこの冬最強のメニュー。
それは、袖がパゴダスリーブになってるドレスを着たお姉ちゃんに
極上の海鮮あんかけ鍋をふるまい、
食べるのに夢中になってパゴダスリーブに付いて染み込んじゃった
あんかけをよこでちゅーちゅー吸う料理。
仲良し姉弟限定。
本当はパゴダスリーブって言いたかっただけ。

おみやげ

姉貴が福岡から帰ってきた。

姉貴「ただいまー」
弟  「あ、お帰り」
姉貴「ふー、疲れた疲れた」
弟  「お土産は?」
姉貴「ん?」
弟  「お土産約束したのに!」
姉貴「あ……ちょっと口貸せ」(強引にマウス・トゥ・マウス)
弟  「もごご……」
姉貴「げふっ」(げっぷ)
弟  「んーーーッッ!ごほごほ……なにすんだよ!」
姉貴「博多ラーメン味だったろ?」
弟  「うまかー!」

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