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姉貴の部屋を片付けた

姉貴の部屋があまりにも散らかっているので、
弟として片付けてあげることにした。
なぜなら姉貴は自分のスペースを散らかしつくすと、
共有スペースまで散らかし始める習性があるからだ。

弟「姉貴!片付けてやるから手伝え!」
姉「えー、めんどいー」
弟「じゃぁ手伝わなくていいからどけ!」
姉「やーだねー」

寝転がってる姉貴を部屋の端まで押し転がしてどけることに。
弟「どけー、どけー」
姉「あっ、いま触った!おっぱい触った!
ははーん、それが目当てか~。回りくどいにゃ~!ほれー!ほれほれ!」
ふ~、やわらかかったー……。
十数回ほどもふもふされながらも、ようやく姉貴を端っこへ除けて片付けまくる。

次第に床に散乱していたものが片付いてすっきりしてきたと思ったら、
上から姉貴のタンクトップが降ってきた。
姉「邪魔してやる、うりゃ、うりゃ、うりゃ」
次から次へと着ている物を脱いでは放り投げ、せっかく片付いてきた部屋を散らかす姉貴。
とりあえず全部脱ぎ散らかさせて、
散らかったタンクトップやらぱんつやらをまとめて洗濯機へ放り込んでやった。

姉「くそ、弾切れか。こうなったら最後の手段だ」
自らの陰毛をちぎっては投げ、ちぎっては投げで、部屋を散らかす姉貴。
ぶちっ、「痛ぇー!」、ぽいっ…。
ぶちっ、「痛ぇー!」、ぽいっ…。
引き抜くたびに少し涙目になってこちらを伺う姉貴を、ただただ見守ること数分。
散らばった陰毛の中心にたたずみ、ぽろぽろ涙をこぼす姉貴の無条件降伏。
姉貴「わかった、降参だ、この辺がものすごく痛い。
だから片付けていい、お前の好きなように片付けろ……」

部屋の隅で全裸のまま正座する姉貴をよそに、
フルパワーで片付けまくってやった。
今日、初めて姉貴に勝った気がした。

やめて

姉貴が僕の歯ブラシでバイブ洗ってた。

弟「もーー!やめてよーー!」

姉「あ、見つかった……。大丈夫!どうせハミガキ付けるからその味しかしないって!」

弟「味って何だよ!」

姉貴の人類絶滅計画

姉貴が部屋に飛び込んできてこんなことを言い出した。

○○(弟の名)!○○(弟の名)!
いまインターネット見てたらすげぇことわかった。
なんと人類は7年前に絶滅しかけてた。ビビって泣くなよ。
7万年前、人類は厳しい環境のせいで絶滅寸前の2000人にまで減少したらしい……。
ゾゾゾー!鳥肌鳥肌!
んで、ここからはあたしの思いついたこと。
これは平成の話なんだけど、いま流行りの硫化水素で自殺を試みた男が、
その意識の途切れる瞬間に宇宙の声を聞き、次の瞬間に7万年前の地球へタイムスリップする。
つまり人口が2000人だった頃の、人類が絶滅寸前だった頃の地球へ。
そして男はタイムスリップの直前に聞いた宇宙の声を思い出すわけ。
「人類を絶滅させよ」っていう宇宙の声を。
そのとき、地球に残された最後の2000人を絶滅させるための、たった一人の男の戦いが始まった。
……っていう漫画描いて賞金を貰う。

弟「すげぇ!姉貴のくせにちょっと面白そうだよ!」

姉貴「だろーっ?でもじゃぁ、あたしのこの巨乳とならどっちが?」(たゆんたゆん)

弟「ヤッパリコッチガイイダヨネ!!」(もふもふ)

素直に答えたらいっぱいボコられて僕だけ絶滅させられそうになった。
もうちょっとで宇宙の声が聞こえてしまうところだった。

はなげ

昼寝してるお姉ちゃんの鼻からはなげが出ていたので、
抜いてあげようと思い引っ張ったら、それは実は鼻毛ではなくて
黒いナイロン糸の先に「○ーくんありがとう」って書かれた小さな紙切れが結び付けられたものだった。
「どういたしまして」って書き加えて鼻の穴へ戻した。

姉貴の寝言

隣で眠ってる姉貴が寝言で、
「やめてくれ、あたしから弁護士の資格を奪ったら何が残る!?」って涙を流してた。
いや、もともと持ってないだろ弁護士の資格……。

夢のせいとはいえ、姉貴が泣いてるのなんて滅多に見られないので
泣いてる姉貴の顔を覗き込んで眺めていたら、急に目を覚ましたのか
涙を浮かべたままパッとまぶたを開いた姉貴に、
「あぁぁぁ……よかった。あたしにはまだ弟がいた!」って抱きつかれた。

なぜかちょっとジーンと来てしまったけど、
姉貴はもともと弁護士の資格なんて持ってないぞ。
目を覚ませ。

僕にがっちり抱きついたまま再び眠りに落ちた姉貴は
今度の夢の中でもまた、持ってもいない医師免許を剥奪されてしまったようで
僕のTシャツにたっぷり涙をこぼしていた。

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