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維新 みんなに合流呼びかけ11月23日 17時7分
日本維新の会の橋下代表代行は23日、みんなの党の渡辺代表らに対し、衆議院選挙に向けて、第3極が結集することが大事だとして、両党の合流を呼びかけました。
みんなの党側は、政策の一致などが前提で、石原前東京都知事以外の旧・太陽の党のメンバーとは一緒に行動できないとしています。
日本維新の会とみんなの党は先週、来月の衆議院選挙に向けて、10項目の基本政策で合意し、小選挙区の候補者調整に入りましたが、その後、維新の会に石原前東京都知事が率いる太陽の党が合流し、両党の調整は思うように進んでいません。
こうしたなか、23日、維新の会の橋下代表代行はみんなの党の渡辺代表と江田幹事長に電話をかけ、「日本のためには、第3極が結集することが大事だ。選挙区の調整は解決できる問題で、みんなの党にも合流してもらいたい」と、維新の会への合流を呼びかけました。
これを受けて渡辺氏と江田氏が協議した結果、合流は、維新の会とみんなの党の双方が解党したうえで対等な立場で行うことや、消費増税の凍結、“脱原発”の実現、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の速やかな交渉参加などの政策で一致することが前提だという認識で一致しました。
さらにこうした政策を一致させるには、石原氏以外の旧・太陽の党のメンバーとは一緒に行動できないとしていて、こうした考えを、渡辺氏から橋下氏に伝えることにしています。
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