2012年11月19日
「これ、嫌いなの?」と大人が意外に思う、小中学生の嫌いな料理
2012年11月19日06:40
今調査は2011年1月下旬から2月上旬にかけて、日本スポーツ振興センターが調査対象校に調査用紙を配布し、回収の上集計を行ったもので、回答形式は無記名。有効回答数は小学生5433人、中学生4928人、保護者1万0014人、学級担当2397人。
すでに【小中学生が学校給食で嫌いなメニューをグラフ化してみる】で示しているが、学校給食で嫌いな料理としては野菜類や魚介類などが上位に挙げられている。
↑ 学校給食で嫌いな料理(自由回答、3つまで)(小学校)(無い人は無回答で良い)(再録)
それでは学校給食以外も含め、食事全体として小中学生はどのような料理が嫌いなのだろうか。やはり学校給食と同様、野菜や魚介類がトップに……という想像が頭をよぎるが、小学生の場合、結果としては「レバー料理」が「一番嫌いな料理」の座についている。
↑ 嫌いな料理(3つまで)(小学生)
「レバー料理」が学校給食で出る機会はさほどなく、出たとしても「まれに」程度の頻度ということもあり、結果として学校給食では「嫌いなもの」とわざわざ抽出するほどのものでもない。しかし自宅での食事や外食まで含めて「嫌いな料理」と尋ねられれば、何度となく自分の目の前に並べられる可能性がある「レバー料理」が挙げられるという次第。独得の歯触り、香り、味わい、生臭さが敬遠されるのだろう。男子よりも女子の方が拒絶反応が強いのも印象的。
第2位の「うなぎ」も意外といえば意外。大人ならむしろ「好きな料理」で第2位に入っていそうなものだが、子供から見れば苦手な対象となりやすい。「レバー料理」同様、歯触りや食感などが敬遠されてそうだ(女子から強く嫌がられているあたりも、「レバー料理」と似ている)。
第3位以降は「サラダ」「つけもの」「焼き魚」「煮魚」など、ようやく学校給食で嫌われていた料理が出てくる。見方を変えれば、「レバー料理」「うなぎ」は学校給食でもっとも嫌いな料理陣以上に嫌われていることになる。
中学生でも傾向に大きな変化は無い。
↑ 嫌いな料理(3つまで)(中学生)
小中学生共に縦軸の幅を揃えており、比較をしやすくしてあるが、上位陣の嫌われ度が増しているのが分かる。「レバー料理」は大体10ポイント、「うなぎ」
でも数ポイントかさ上げされている。成長過程で好き嫌いがはっきり出てくるというところだろうか。
また、小中学生に共通して言えることだが、「野菜系は男子、魚肉系は女子に、一層嫌われている」「非レトルト・非インスタント系の料理が嫌われている場合が多い」。普段からレトルト・インスタント系食品・料理に慣れてしまったので、そうでない料理を嫌うようになったのか、それとも好まれる料理が積極的にインスタント化されるので、必然的に嫌われる料理はインスタント化されにくいのか、どちらなのかは今データだけでは分からない。
もっともこれらの料理の少なからずは、大人からも敬遠されがちなもの。保護者が目の前で美味しそうに食べるのを繰り返しているうちに、子供も真似をして食べ、好き嫌いも変化してくるかもしれない。「好き嫌いなく」と子供にさとす前に、保護者自身が嫌いなものにチャレンジすべきだろう。
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