【「製造者」の記載がない、その理由とは?】
【大元の日経でのタイアップ記事内容部分】
前回、「トップバリュお客さまサービス係」には、お客さまからの様々な声が寄せられるとお伝えしたが、そんな声の中には以下ようなものもある。「ラベル表示に販売者は書いてあるけど、製造者の記載がないけど何故?」
トップバリュ商品の多くは、開発はトップバリュが行い、製造に関しては委託しているものがほとんど。お客さまとしては、「何でどこの会社が製造しているのか教えてくれないの?」と不思議に思うのも無理のないこと。しかし、もちろんこれにはちゃんとした理由がある。
「もちろん製造者を表記すれば、お客さまの安心に繋がることは理解しています。でも実は、表記することによるデメリットも多いんです! そこはぜひお客さまにご理解いただきたい!!」
以前【プライベートブランド(PB)と製造元と】で触れたコンビニのプライベートブランドにおける製造元の話。もごもごもと語っていた「書いてないのもあるよなあ」ってのは、実はこのイオンのトップバリュだったわけで。
で、説明によると、
1.製造元に頼っているとプライベートブランドは育たない。販売者責任があるんだし。
2.製造元を書いてしまうと価格が上がるかもしれない。
とのこと。......えーと。他社のプライベートブランドはどうなのだろうかね、というツッコミはさておき。一見すると「凄いお客様本位の精神だだだ」と感心させられてしまいそうな感はあるのだけど、よくよく考えると多分に独善なのよね、これ。
法的に問題が無い限りは開示しようがしまいが、企業側の判断にお任せ。ただ、消費者がどのような観点で商品を見て、選んで、手にするかは消費者側の判断次第。「それしか選択肢が無い」のならともかく、他にもあるのなら、判断材料が多い方が、当方としてはありがたいな。単純なリスク計算の上で、開示情報が少ないってのは、「計算自身が出来ない」ってことで対象外になるだけの話だし。
(ソース:【ツイッター】)
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