助産師チエのブログ

新しい命の誕生の場で、生まれたての赤ちゃんに癒されての毎日です。感じたこと、考えたことを気軽につづっていきます。

産むということ

2012-11-23 14:04:07 | Weblog
いつも思っていることですが、病院で産む人の多くは「産ませてもらう」感じで
来ているなと思います。もちろん、全員ではないですよ。
ただ、病院で産むことにした理由が小児科があるからとか、危険なことが
あっても先生がなんとかしてくれるから安心だとか。

勿論、妊娠がハイリスクになったとき、分娩中に危険なことが生じた時は
よりハイレベルの医療機関にかかれるようなシステムが必要で、母体搬送に
よって助かる命があります。
ただ、それ以前にとても大切なのは、妊娠中の管理を自分でするということ。

なるべく妊娠中の経過が悪化しないように(ハイリスク妊婦にならないように)
しないといけません。

「なるべく自然な出産がしたい」という希望をもつ人がいますが、それなら余計に
自分自身がしっかりと管理していかなくてはならないと思います。
危険なお産にならないように、なるべく薬を使わないで自然に産めるようにするには、
大切なことなのです。

助産院のお産は危険だと思っている人がまだまだ沢山います。
家で産むということも危険だと思われています。
私がだんなの実家で産みたいと言った時に、まずだんなの両親が「危険ではないか」と
心配していました。
助産院での出産は、妊娠中からしっかりと管理していくことを教えてくれて、
産もうとする皆さんががんばっているから周りが思うほど危険なことが多いわけではありません。
むしろ、自然に来た陣痛にまかせてお産をすること、その子のペースにあわせてでてきて
もらうことによって赤ちゃんの状態も良く、出血もそれほど多くなく出産できることが多いです。

※助産院で分娩予約をしたい人は、まず助産院で産める対象であるか確認しなくてはなりません。
 合併症を持っていたり、妊娠中に危険だと判断された時などは医師のいる医療機関で産まなくては
 ならなくなります。詳しくは、施設に問い合わせをしたほうがいいと思います。

病院で産むことになっても、病院を選択したとしても、自分でしっかりと産もうという気持ちを持つことは
大切だと思います。そうすることで、病院でのお産でも危険なお産にならないように導くことができるのでは
ないかと思います。

そんなことを思いながら、この妊娠期間を過ごしていました。

37週から正期産を迎え、いつでも生まれていいという時期になっても油断はできません。
こういうときに、突然浮腫みがでたり、血圧上がったり、異常が出現することもあるので
気を付けて過ごさないといけません。
お腹がとても大きくなり、動くのがとてもつらい今ですが、できるだけ家事をしたり、散歩したりして
動くようにしています。
一人目の時は、毎日2〜3時間歩いていたのに結局生まれたのは予定日の2日前でした。
やっぱり、思い通りにはなりませんね。陣痛がいつ始まるか?というのは、もう自然に来るのを待つしか
ないです。



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2 コメント

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頑張って (ミッキー)
2012-11-23 20:01:22
妊娠おめでとう(*^。^*)
ブログ見て妊娠までにいろんな苦労があったんですね
出産まであと少し
旦那さんの実家に戻ってるうちに周りの方に沢山甘えて体調整えて頑張ってくださいね


因みに私は4月6日に元気な男の子を出産しました。
残念ながら第一子が帝王切開だったので今回も先生と自然分娩の相談をし、帝王切開に決めて予定帝王切開でしたがいざ手術時子宮が薄すぎて中の赤ちゃんの髪の毛がスケスケに写っていたので自然分娩だったら子宮が持たなかったと術後先生に言われました(^-^;)


自然なスタイルで産むことが出来ること憧れます

下の子は同級生ですね♪
今から楽しみです

産まれたらまた連絡お待ちしています


ご存知ですか? (ほし)
2012-11-24 10:14:00
はじめまして。突然のコメントを失礼いたします。
実は、あなたのこの記事が別のブログに勝手に転載されています。連絡はありましたか?

http://d.hatena.ne.jp/jyosanin/20121123/1353686436

この記事について事実検証も取材もなく批判を繰り広げています。
(このブログの管理人さんは、助産院出産でお子さんを亡くした悲しい経験をしています。その件については、助産師側の過失も明らかにされ、裁判で決着がついているのですが、このように助産院の出産の危険性と非医療性について普及するブログをつづっています)
無断転載、魚拓を取るのは常套手段です。
上記のブログの読者からこのブログに人が流れてくるかと思いますので、出産前の大事な時期だと思いますが、何らかの対策を考えられるようでしたら早めに対処された方がよいかと思います。

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