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橋下氏 みんなの党に“吸収”提案 選挙区調整は「じゃんけん」

AKB48じゃんけん大会決勝で仁藤萌乃を破った島崎遥香
今年のAKB48じゃんけん大会決勝で仁藤萌乃(左)をチョキで破った島崎遥香
Photo By スポニチ

 日本維新の会の橋下徹代表代行は23日、テレビ朝日の報道番組で、みんなの党の渡辺喜美代表に対し、衆院選挙に向け「国のことを思うなら、自分たちの勢力、ポジションに関係なく、一緒になろう。一つのグループになるよう大英断を下してほしい」と日本維新に吸収合併される形での合流を電話で要請したことを明らかにした。

 さらに、同日現在「維新」と「みんな」で競合している8都道府県18選挙区について、橋下氏は「選挙区調整は、最後はじゃんけんで決めていい。一つのグループになるなら意地でもやる。僕も代表代行の立場にこだわっていない」と呼び掛けたという。

 ボールを投げられた渡辺氏は、遊説先の大分県中津市で記者団に対し、候補者調整に関し、公開討論会の開催を橋下氏に逆提案していると説明した。脱原発と消費税対応を挙げ「2大テーマで一致がなければ合流はない」と否定的な見解を示し、さらに「みんなの党が解党することはあり得ない」と明言した。

 移動した北九州市でも「旧たちあがれ日本系の方々と一緒だと合流は難しい。別れてというなら話は別だが」。夜に戻った都内でも記者団に維新に合流しない理由として、太陽の党との合流の結果「日本維新の政策に原発ゼロなどが反映されてない」と指摘。「基本的に合流しようと言われてものめる話ではない」などと移動する先々で“吸収合併”を否定するなど、終始不機嫌モードだった。

 ≪岡田氏「ひどい…」≫橋下氏が候補者を「じゃんけんで決めてもいい」と発言したことについて、民主党の岡田克也副総理は埼玉県所沢市で記者団の質問に「政策はちゃんぽん、候補者はじゃんけん。ちょっとひどいのでは。驚きだ」と批判した。また、自民党の石破茂幹事長は鳥取市内で「主権者である国民に真面目に向き合う態度か」と疑問を呈した。

[ 2012年11月24日 06:00 ]

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