2012.11.24 05:05

26年ぶり「レッツゴーヤング」一夜限りの復活(2/2ページ)

出場者全員で「ムーンライト・カーニバル」を熱唱し、ステージと客席が昭和50年代にタイムスリップした=東京・渋谷(撮影・荒木孝雄)

出場者全員で「ムーンライト・カーニバル」を熱唱し、ステージと客席が昭和50年代にタイムスリップした=東京・渋谷(撮影・荒木孝雄)【拡大】

 ピンク・レディー、松田聖子(50)ら一時代を築いたアイドルが多数出演した人気番組が帰ってきた。今年3月にNHK BSプレミアムの特番で26年ぶりに一夜限りの復活を果たしたが、コンサートを行うのは初めてだ。

 80年代に司会としてコンビを組んだ太川と石川が当時のままに進行し、城みちる(55)、大場久美子(52)、柏原芳恵(47)ら13組が全23曲を歌い踊った。

 コンサートは当時の公開収録会場だったNHKホールで行われ、番組のオープニング曲「ムーンライト・カーニバル」を全員で熱唱する豪華パフォーマンスで幕開け。

 太川はヒット曲「Lui-Lui」を爽やかなダンスで披露し、石川は変わらぬ美声で「まちぶせ」を熱唱。柏原がミニスカドレスで「ハロー・グッバイ」をキュートに歌うと、ペンライトを手にした当時のアイドル親衛隊たちは野太いエールを送り続けた。

 大盛り上がりの初コンサートに太川は「やっぱり、ここのホールは盛り上がるね。今後、このコンサートが2回、3回と続いていけば」とレギュラー化を熱望。石川も「出演者も、お客さんもみんなキラキラ輝いていて、とてもうれしそう!」と大感激した。

 コンサートの模様は、来年1月12日午後10時からBSスカパー!、同2月17日(時間未定)にCSの歌謡ポップスチャンネルで放送される。

レッツゴーヤング

 人気音楽番組「ステージ101」の後番組として1974年4月にスタートし、86年4月までNHKで毎週日曜午後6時から放送したアイドル番組。「レッツヤン」の愛称で親しまれ、ピンク・レディー、キャンディーズ、田原俊彦(51)、松田聖子ら70~80年代アイドルが多数出演し、公開収録で歌やトークを繰り広げた。77年に番組内で結成したユニット「サンデーズ」が人気を博し、司会の太川、石川をはじめ、田原、聖子らが1、2年ごとに交代でメンバーとなり、番組終了まで脈々と存続した。

(紙面から)